屋久島へは鹿児島でプロペラ機に乗り換えて行った。
行きは鹿児島空港を飛び立った時には雨上がりだった。
滑走路は濡れて水たまりがあるが陽が差していた。
上空も晴れていた。
しかし屋久島が近づくにつれて雨が降り始め、
虹も出ていたが・・・
着陸時にはやっぱり雨だった。
というわけで、復路に期待しているものがあった。
それは近隣の種子島と馬毛島(まげじま)を見る事だった。
鹿児島と屋久島の間にあるのはこの2つの島だ。
種子島は屋久島から見えたが馬毛島は見えない。
種子島はなんといっても鉄砲が伝来した島である事は
社会科で習った。宇宙センターがありロケットの打ち上げがある時は、
屋久島の人々も春田海岸や田代海岸あたりに集まるそうだ。
馬毛島は無人島であるのでほとんど知られていないが、
航空自衛隊の飛行場を建設しているため知っている人もいるかも。
帰りの飛行機は右側の窓側の席を予約し、
スパイ大作戦のように空撮を試みたわけだ。
若干プロペラが邪魔になったが撮れた。
翼よ、あれが馬毛島だ。
位置関係は黄色の四角が鹿児島、青い四角が種子島、
赤い四角が馬毛島である。
馬毛島をアップで見る。
飛行場を造っているため真っ平に整地されている。
馬毛鹿がいるはずだがわずかに緑が残っている地帯にいるのだろうか。
無人島で定期航路はないため、
種子島から漁船などをチャーターして渡るのだが、
おそらく一般人は渡れないと思う。
島の東側には船を接岸するための桟橋が何本か見える。
さらに望遠で撮影してみる。
建物見える。右側の建物は建設作業員の宿舎だろう。