東野圭吾は1985年に作家デビューしたのだが、
1988年までの間に連載された短編7作品をまとめたもの。
初期の作品であるが、私はここ2年間で東野作品をほとんど
読んでおり、私にとっては初期ではなく後期の後期である。
ここにきてこの初期の作品を読んでみて、
(本人が未熟な作品と言っているのを後で知って)
確かにそう言われれば、そんな気もすると言った程度である。
中には未必の故意である物、
意図せずに行った事が別の作用を起こしてしまった物、
不条理と言えそうな物、
犯人にしか理解できない感覚であったり気持ちが、
動機になってなっている物などあり、
ふむふむ・・・なるほど・・・そうきたか・・・
みたいな感想を持った。
2012年にこの中の5作品がTVドラマ化された。
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