カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ ナーシク ⑤~

2010年09月15日 22時00分59秒 | 西インド / WEST INDIA
ナーシクには、たくさんの寺院があり、
オートリクシャーを借り切って、
そのうちの何箇所かを巡る事ができる。

 沐浴池の近くに徒歩で行ける寺院がいくつかあり、
そのうちのひとつの寺院(シーター系の寺院だったと思う)の前に、
オートリクシャーがたむろしている場所がある。

そこには料金が明記してあり、
クンブメーラの出発の寺院ゴーダウリー河の聖地
河の周りの寺院、シーター寺院などの名所を周遊し、
所要時間は約1時間、一人30Rs(約60円)だった。
行き先、順番は運転手任せである。

                           

そのうちのひとつ、ゴーダウリー河の近くの寺院は、
寺院と土産物屋と住居が一緒になったような場所だった。

どこまでが寺院なのかは微妙・・・と言うより、
おそらくは個人宅の一部分が寺院なのだろう。

寺院のすぐ裏側には生活の場となっていて、
一家の洗濯物が干してあり、
その家(寺?)の子供が遊んでいる。

 ブランコ遊びをしていた女の子が可愛かったので、
生活スペースまで進入して、ハチリ。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの人々】 ~ ナーシク① ~
【インドの人々】 ~ ナーシク② ~
【インドの人々】 ~ ナーシク③ ~
【インドの人々】 ~ ナーシク④ ~

【インドの寺院】 ~ カパレーシュワラ寺院~ (ナーシク)
【インドの寺院】 ~ ???寺院~ (ナーシク)

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【インドの人々】 ~ シルディ~

2010年09月14日 23時26分59秒 | 西インド / WEST INDIA
シルディ村のサイババ寺院の向かい側に、
乗り合いタクシーのたまり場がある。

この辺りでウロウロしていれば、
「シグナプール?」「ナーシク?」「コパルガオン?」等、
運転手から声がかかるので、目的の車に乗ればいい。
一応インドなので、事前に料金確認(交渉)はお忘れなく。

                         

さて、インドの路上にはいろんな物売りがいる。
上記のタクシーのたまり場で、
このおばちゃんが売っていたのは「レーズン」である。

適当な量がビニール袋にパッキングされていて、
1袋5Rs(約10円)。

適当な量・・・どこで詰めてるのか知らないが、
内容量とか原産地とか生産者とかはもちろん、
一切なにも表示されていない。

それでも、袋は10Cm四方ほどの大きさで、
ちゃんと熱処理でパッキングされていて、
輪ゴムやホチキスで留められているのではなかった。

1人で食べるには十分な量が入っている。
数人で食べても問題がない。
そして、日本で食べるレーズンより味が濃い気がした。

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【インドの人々】 ~ ナーシク ④~

2010年09月13日 19時31分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インド・マハラーシュトラ州のナーシク、
ゴーダウリー河の淵にひときわ目を引く、
ファッショナブルな集団がいた。

 着ている服は通常のサリーやパンジャビードレスとは、
デザインも色使いも違う。短いブラウスに巻きスカート、
ショールの様な布を頭から被っている。

両腕に2本している白いバングルも特徴的で、
首筋や腕には刺青を施している。

聞けばこのおばちゃん達はグジャラート州から来たそうだ。
マハラーシュトラ州北部は、グジャラート州と接している。
この人達も聖地巡礼に違いない。



実は私、グジャラート州にはまだ足を踏み入れたことがない。

グジャラート州はマハトマ・ガンディーの出身地で、
その研究をしている知人がいるのだが・・・。
知人がいるうちに訪ねたいものだ。
あと1年か!急がねば!

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの人々】 ~ ナーシク① ~
【インドの人々】 ~ ナーシク② ~
【インドの人々】 ~ ナーシク③ ~

【インドの寺院】 ~ カパレーシュワラ寺院~ (ナーシク)
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【インドの人々】 ~ ナーシク ③~

2010年09月12日 18時04分59秒 | 西インド / WEST INDIA
ここはゴーダワリー河とその支流が交わる所。
このような場所はヒンドゥー教では、
聖なる場所として崇められている。

河を眺めていると数人の少年達が近づいてきて、
何かを言っている。

同行のUさんに何かと思って聞けば、
  「河の中にコインを投げると、この子が取ってくる。」
との事だった。

私は相手にしなかったのだが、
好奇心旺盛のUさんがコインを2枚、河の中に投げ入れた。
川岸から5~7m位の場所である。

すると小僧が河の中へと入って行って、
見事に取って来たではないか。
 (とは言っても、浅い場所だけど・・・。)
               


 取って来たコインは返してくれるはずは無く、
少年の小遣いとなったのだった。

聖なる場所でこんな小遣い稼ぎをして良いのかどうかが、
気になったが・・・・

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの人々】 ~ ナーシク① ~
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【インドの寺院】 ~ カパレーシュワラ寺院~ (ナーシク)
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【インドの人々】 ~ シャニ・シグナプール~

2010年09月11日 18時53分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インド、マハラシュートラ州の北部にある、
シャニ・シグナプールと言う小さな町。

シャニ・ババと言う聖者がいたそうだが、
この町にはとても驚くような特色がある。

 皆さん、ちょっと考えてみてください。
     ノーヒントですので(笑)難しいかもしれません。

                        

この町の商店や住居には・・・・・
なんと! 玄関の扉がない

普通に考えれば、ありえないのだが、
この町には神様がいるから盗人など、
いるはずがいないとの事である。

さて、そんな町でも、とうもろこし売りがいた。

このように炭火焼、しかも直火である。
日本人的な発想だと、網くらい乗せて欲しいと思うのだが、
インドではどこでも100%直火焼きである。
                


このおっちゃんのようにフイゴを使用していることもあるが、
団扇で扇いで風を送っている人も多い。

このおばちゃんのように・・・・団扇・・・えぇっ

そっ・・そっ・・それは・・・チリトリだけど
(気を取り直して)
このように使えるものは何でも使うのがインド流。
気にしない、気にしない。
                


数分で焼きあがる。
とうもろしの皮で実をこすって炭を落としたら、
レモンとマサラをふりかけて出来上がり。

日本人的には醤油の方が合うと思っていたのだが、
このレモン&マサラもなかなかいいものだ。
                


1本10Rs(約20円)。
自分の好みの実を指定して、焼いてもらう事も可能。
既に焼けているものより焼きたてが美味しい。

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今日のカレー(No.174) ~さらじゅ~(北浦和)

2010年09月10日 20時28分59秒 | カレー / CURRY
伝統があり有名店にして人気店、麹町のアジャンタ
この店出身のシェフが開いた店は、これまた名の通った店ばかりである。

 私が特に贔屓にしているのは、東池袋の名店A・RAJ
以前の会社から近かった事もあるが、本当に良く通った。
そして通うには距離があったのであまり行けなかったが、
検見川のシタールのバターチキンも大好きだった。

同じ店出身であっても、それぞれのシェフの想い入れ、
感性や考え方の違いがあるので、個性がかなり現れる。

 船橋のサールナート高幡不動のアンジュナは、
残念ながら私にはピッタリこなかった。
それから、まだ行ってないけれど中野のたんどーる・・・・がある。

夏に帰国した際に数年ぶりに再会する事が叶った、
カレーの達人たあぼうさんにご案内をお願いしたのだった。

歴史的な猛暑の中、そしてお盆休みの貴重なお時間を頂きまして、
ありがとうございました。
次回はデリーをご案内させて頂ければ幸いです。

            

住 所:埼玉県さいたま市中央区新中里1-1-6
電 話:048-823-5505
最寄駅:JR京浜東北線 北浦和駅

<食したメニュー>
 
  ランチ ペアセット  840円  
   (カレー2種、ナンorライス、サラダ)
  小ビール315円、チャイ210円 
     
<店内の雰囲気>

4人×4席、2人×1席

 こじんまりとした店内に、レトロなインテリア。
ここ数十年・・・時間が止まっていたような雰囲気。
ずっと長い間・・・守り通して来た・・・そんな感じがする。
埼玉県ならではか・・・ 値段も安い。

<感想と評価>


               
暑さに溜まらず・・・ まずは小ビール。
丸まったパパドが付いてきた。


               
サラダは、レタスにトマトにブロッコリー。


               
カレーは、バターチキン(甘口・中辛、辛口)、
ドライキーマ(中辛、辛口)、ウェットキーマ(中辛、辛口)、
チキン(中辛、辛口)、北インド風野菜(甘口、中辛、辛口)、
南インド風野菜(中辛、辛口)、マトン(中辛、辛口)、
本日のカレー(ダルチキン)から、
バターチキンとドライキーマを選択。

よせばいいのに・・・甘口が定番のバターチキンを辛口で注文。(写真手前左側)
素直に普通の辛さにすれば良かったと後悔したが、
バターチキンではないキレのあるチキンカレーになってしまった。
タンドリーチキンがどっさりと入っているので、
甘口だったとしても香ばしい個性的なカレーであっただろう。

ドライキーマは変わった味。(写真手前右側)
何だかよく解らないけど・・カルダモンかな?
スターアニスかな? 際立った特徴がある。

たあぼうさんの注文したマトンカレー(写真奥左側)は、
ワイルドなマトンの匂いがする。南インド風野菜カレー(写真奥右側)は、
サンバルと言うより野菜のスープカレーと言う感じだった。
 
 評価は○(レトロで安い個性的な店。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

 ≪ 関連記事 ≫ 

今日のカレー(No.86) ~アジャンター~(麹町)
今日のカレー(No.62) ~A・RAJ~(東池袋)
新春(ぷちっ)ミールス大会 於A・RAJ
今日のカレー(No.62) ~A・RAJ~(東池袋)再訪
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今日のカレー(No.62) ~A・RAJ~(東池袋)【再開!】
今日のカレー(No.10) ~シタール~(検見川)
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今日のカレー(No.140) ~アンジュナ~(高幡不動)

   
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【インドの人々】 ~ ナーシク② ~

2010年09月09日 22時17分59秒 | 西インド / WEST INDIA
カパレーシュワラ寺院のアールティのために絵を描く女性。

周りには見物客が大勢つめかけていた。

 そのデザインの全てをフリーハンドで描く。
下書きもしていないのに、全く躊躇することなく地面に線を描き、
完璧な出来栄え、驚くほど抜群のテクニック。

 右手の4本の指の間から白い粉(米の粉)を落としながら、
あっという間に3本づつ線を描いたのには、腰を抜かした。
インド人にも器用で緻密な人があるもんだ。(感心、感心。)

 

描き終わると・・・あっという間に観客がいなくなった。
出来上がった絵には、もう興味はないのか!
写真を撮っているのは私だけだった・・・。

 そしてこの道路に描かれた美しい絵も、
御神輿を掲げた集団
が通るまでの命。
美しさは一瞬のものなのであった。ああぁ・・はかなきかな。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの人々】 ~ ナーシク① ~

【インドの寺院】 ~ カパレーシュワラ寺院~ (ナーシク)
【インドの寺院】 ~ ???寺院~ (ナーシク)

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【インドの人々】 ~ ナーシク① ~

2010年09月08日 19時28分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インドのマハラーシュトラ州のナーシクと言う町で出会ったのは・・・
なんとオカマであった。

 『ヒジュラー』・・・インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジアで、
男性でも女性でもない第三の性の事。
ヒンディー語やウルドゥー語で「半陰陽、両性具有者」を意味するが、
平たくオカマ全般をこう呼ぶ。

ヒジュラ―男でも女でもなく
セレナ ナンダ
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インドのオカマは経済的理由もあろうが、
性転換したりホルモン注射をする事は少ないので、
たいてい 女装したゴッツイ男の姿をしている。
女装していない同性愛者や両刀使いも結構いる。)

 ヒジュラーは普通の職業に就く事ができないため、
誕生日や結婚式やお祭りに呼ばれて、踊ったり歌ったりして、
集まった人々からお布施を集める。
この日はカパレーシュワラ寺院のアールティに駆けつけたようだ。

また、列車などに乗車して来てパンパンと手を叩き、
お布施をもらい生計を立てている。(女性車両に乗れるらしい。驚!)
 お金を渡さないとサリーをめくりあげて下半身を露出するらしく、
    それをされると不幸になるそうだ。

オカマに祝福される私。
もちろん不幸になりたくないので(笑)10Rs(約20円)渡した。
             


ふと見れば・・・左足の小指と薬指が欠損していた。ハンセン病かしら?
         
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インド 第三の性を生きる―
素顔のモナ・アハメド

モナ アハメド,ダヤニタ シン
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【インドの寺院】 ~ カパレーシュワラ寺院~ (ナーシク)

2010年09月07日 20時31分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インド、マハラーシュトラ州の北部の町ナーシク
ヒンドゥー教最大の祭りクンブ・メーラが行われる、
4大聖地のうちのひとつの町。

沐浴が行われるラーム・クンドと言う大きな池がある。
ヒンドゥー教徒がバラナシでガンジス川に遺灰を沈めるのと同じく、
この池に遺灰を沈めると涅槃に行けると信じられている。

たまたまこの池に行った所、
夕方のアールティがあるそうだったので待っていた。

ガートの上にあるカパレーシュワラ寺院から、
神輿を沐浴ガートまで運んで来ると言う。

適当な時間になると、
ラッパや太鼓に先導されて神輿が運ばれて来た。
                 


ガートの手前の寺院までは、だいたい2・30m程か。
一瞬であったが、その場に居合わせた偶然に感謝した。
                 


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【インドの寺院】 ~ ???寺院~ (ナーシク)

2010年09月06日 20時15分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インドのマハラーシュトラ州にあるヒンドゥー教の聖地ナーシク。
州都ムンバイから北東に150Km、ゴーダワリー川の上流にある。

シルディ村から乗り合いタクシーで約2時間、
片道100Rs(約200円)。
バスでも片道96Rs(192円)とそう変わらないし、
停留場に停まらないだけ早いので、タクシーの方がいいかもしれない。

ただし・・ワンボックスカーに8人詰め込まれるので、
太ったインド人の谷間に窮屈な思いをする可能性が大きいのと、
8人揃わなかった場合は割り増し料金となる可能性もある。

サイババ詣でのついでに如何だろうか?

ヒンドゥー教最大の祭り「クンブ・メーラ」が行われる、
4箇所の聖地のうちの一つであるが、
インド人以外でハリドワール、アラハバードは知っていても、
ナーシク、ウッジャインまで知っている人はどの位いるであろう。

   豆知識  

  ちなみにクンブメーラは・・・アラハバード、ハリドワール、
  ウジャイン、ナーシクの四大聖地で、3年に1度行われる。
  今年ハリドワールで行われ、次回の開催は2015年ナーシクとの事。
   ( あっれっ・・計算があわないな・・。)

そのクンブメーラの出発点となるのが、この寺院だそうだ。
その割には小さいし・・・・
古く由緒ある寺院とも見えないのだが・・・。
 しかも・・・・寺院の名前すら失念してしまった。



中にあったガネーシャ神クリシュナ神の像が、
カラフルで綺麗だった。

通常は座位であるガネーシャ神が立位であったのと、
シヴァ神の息子とクリシュナ神との組合せも珍しかった。

                        

全く関係ないが・・・・ナーシクの近郊には、
かの有名なインドワイン「スーラ」のワイナリーがあるそうだ。

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【インドの寺院】 ~ シャニババ寺院~ (シャニ・シグナプール)

2010年09月05日 19時32分59秒 | 西インド / WEST INDIA
シルディに行ってみて知ったのだが、
ここから70Km程の所にシャニ・シグナプールと言う町がある。
地球の歩き方」はもちろん「ロンリー・プラネット」にも載っていない。

ここにはシャニババと言う聖者の寺院がある。
ヒンディー語で土曜日をシャニワールと言うが、
それはこのシャニババの日と言う事らしい。

 シルディに到着したのが、ちょうど土曜日だったので、
この日はサイババ詣でをせず、シャニ・シグナプールへ向かった。
乗り合いタクシーで往復90Rs(約180円)だった。

この寺院へは男性はシャワーを浴びた後、
上半身裸でオレンジ色のルンギーを纏って入場する。
ルンギーは駐車場の近所の商店で貸してくれるが、
そこでお供え物を購入する必要がある。

この買い物をする商店であるが、タクシーの運転手に指示される。
彼らにいくらか入るのだろう。
なお、タクシーの料金は後払い(シルディへ帰った時点で支払う)のため、
お参りが終わるまで待っていてくれる。

 ココナッツや花、ヤントラやお守り等が一式350Rs(約700円)、
ごま油だと言っていたオイルが100Rs(約200円)。
花などは神様に捧げられた後、返却されるので持ち帰る事ができる。
オイルはこの鉄柱にかけられる。
                 


ヤントラ(写真右側)とは、薄い銀や銅板で出来ており、
インドの寺院でエネルギーを注入されたお守りのような物。
心身が清めされ、不運を遠ざけることが出来るそうだ。
左側の黒い人形もお守りで、
玄関にぶら下げるように言われたので我が家にもぶら下げてみた。
                 


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【インド映画】~We Are Family~

2010年09月04日 16時31分59秒 | 映画 / MOVIE
 久々にカージョルの映画を観た。

アルジュン・ランパール観たさであったのだが、
完璧な母親を演じるカージョルに、大人になったなぁ・・・と思った。
もっともアジャイ・デーブガンと結婚し、
現在2人目の子供を妊娠中であるから、
当たり前と言えば当たり前だった。

イケイケ女を演じさせたら右に出るものはいないカリーナ・カプールも、
キャリア・ウーマン姿が板についていたし、
バツイチで3人の子持ちの カメラマンのアルジュン・ランパール、
キャスティングとしてはバッチリであった。

   LOVE注入 

<ストーリー>

 原作は1998年ジュリア・ロバーツ主演の「Stepmom」(継母)
と言う映画である。もしご覧になった方がいらっしゃれば、
コメントしていただければ幸いである。


 オーストラリアに住むマヤ(カージョル)は、
離婚した夫アマン(アルジュン・ランパール)との間に生まれた、
3人の子供(長女13歳、長男11歳、次女6歳)の良い母親だった。

子供たちも時折会う父親アマンとの時間をとても楽しみにしていた。
  ( 離婚の原因は不明・・・。)
次女の誕生日にアマンがデザイナーの彼女シュレーヤー(カリーナ・カプール)を
連れて来た事から子供たちとバトルが始まる。

ところがマヤが末期癌を宣告された事から物語りは急変する。
アマンは子供たちの元へ戻り最期の時を共有しようとし、
マヤは自分がいなくなった時の事を考え、
シュレーヤーを迎え入れようとする。

子供たちを通して母親としての思いやり、
そして女としての心の動きが痛いほど解る・・・。
いつしか女同士の友情が芽生える。

 ロックする二人のツーショットが見所のひとつ。
            

 3人の子供たちも可愛かった。
母親、父親、継母となる女性との関係を表す、
それぞれの年齢なりの微妙な気持ちのユレも良く演じられていた。

 マヤにとってディワリ(秋に行われるインドの収穫祭) の夜に、
6人の心はひとつとなり、そして家族となった。

この後の最後のシーンは長女の結婚式に飛ぶが、
シュレーヤーはマヤの形見のバングルを贈り、
自分も母親になったと実感する。

 唐突にこの最後のシーンにもって行ったのは、
上映時間の都合だろうか・・・・。
約2時間とインド映画にしては短かったが。

 でも感動した・・・・。良かった・・・・・。
たくさんインド映画を観てきた訳ではないが、
「たとえ明日が来なくても」を想い出してしまった。

しかし・・・・『インド人に、喝っ!!』
まったくよ~っ、インド人はよ~っ。
どこまでマイペース(自己中心的)なんだよ~っ。
シリアスな場面や感動的な場面、
そこは涙でしょっ!ってシーンでも、
全くお構いなしに携帯電話で話したり、
友達同士の会話で盛り上がって笑ってたり・・・。
 

  『死ねっ!!!』  
    (  思わず・・・取り乱してしまいました。失礼しました。)


映画館はお茶の間ではなく、れっきとした公共の場である。
まぁインド人には「公共」などと言う意識はないだろうが・・。
映画館での携帯電話を使用禁止にして欲しい。
または、邪魔な人を好きなだけ殴っても良い、
と言う規則にして頂けるとありがたい。

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【インド映画】~ROCK ON~
【インド映画】~RAAJNEETI~
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【インド映画】~たとえ明日が来なくても~

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今日のカレー(No.159) ~ヴェジ・ハーブ・サーガ~(御徒町)【再訪】

2010年09月03日 18時28分59秒 | カレー / CURRY
先月、帰国した際・・・実は・・・・
ヴェジ・ハーブ・サーガに行ったのではなく、
オーナーに会うために近所の宝石屋を訪ねたのだった。

日本の夏はカレーの季節、いくつもの特集本が出版されており、
すっかり有名になったヴェジ・ハーブ・サーガも取材されていた。

カレーの心得
(エイムック 1979)


エイ出版社

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それほどお腹は空いていなかった(と思った)のだが、
出前を頼んでくれたので、ご馳走になってしまった。
上記の本でお勧めになっていた、
マンゴー・クルフィを ちゃっかりオーダー。

            

住 所:東京都台東区上野5-16-9 サンエイビルB1F
電 話:03(5818)4154
最寄駅:JR山手線等 御徒町駅

<食したメニュー>
 
  マサラドーサ、マンゴー・クルフィー(雑誌によると500円)

<感想と評価>


 ドーサの大きさにビックリ。
食べきれないのではないか・・・と言う不安があったが、
美味しいかったので完食してしまった。

サンバルは辛味を抑えてあるのか、
私の辛味センサーがインド人仕様になっているのか、
それほど辛く感じられなかったが、
ジャガイモの甘みとマッチしていた。

トマトチャツネは、トマトの自然な酸味が出ており、
ココナッツチャツネは甘すぎない。

マンゴーのクルフィーには何故か・・ストロベリー・ソースがかかっている。
 新しい発見!
マサラドーサの生地にクルフィーを付けて食べると、
クルフィの甘みに酸味が加わり、かなり旨い!

 評価は◎(ぜひ!お試しください。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

 ≪ 関連記事 ≫ 

今日のカレー(No.159) ~ヴェジ・ハーブ・サーガ~(御徒町)

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クリシュナ聖誕祭

2010年09月02日 19時20分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
今日はクリシュナ神の生誕を祝う日で祝日だった。

「クリシュナ・ジャンマシュタミー」と言う。

クリシュナ神はウッタル・プラデーシュ州のアグラー近郊の、
マトゥラーと言う町で約3500年前に生まれたとされる。
(マトゥラーはデリーからも近く150Km程の場所にある。)

バガヴァタ ヴァーヒニ -
クリシュナの奇蹟

サティヤ サイ ババ,Sathya Sai Baba
サティヤ サイ出版協会

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ヒンドゥー教の寺院は、それぞれ祀る神様がシヴァ神であったり、
ハヌマーン神であったり、カーリー女神であったり、
ラクシュミー女神であったりして、異なるのだが、
クリシュナ神を祭る寺院では、電飾や花などで、
煌びやかな飾りつけがなされ、それはもう華やかであった。

こちらはイスコン寺院の様子。
会社の上司が熱心な信者なので連れて行っていただいた。
                




 ハレ・クリシュナ  ハレ・クリシュナ 
 クリシュナ クリシュナ  ハレ ハレ 
 ハレ・ラーマ  ハレ・ラーマ 
 ラーマ ラーマ  ハレ ハレ  

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【インドの寺院】 ~ サイババ寺院~ (シルディ)

2010年09月01日 22時03分59秒 | 西インド / WEST INDIA
日本で有名なのはバンガロール近郊のプッタパルティに住む
「サティア・サイババ」だが、
インドでは圧倒的に「シルディ・サイババ」の方が人気が高い。
本拠地はマハラーシュトラ州のシルディである。

シルディ村へは、最寄のコパルガオン駅から乗り合いリクシャー(約30分、25Rs)か、
ナーシク駅からバス(約2時間、98Rs)やタクシー(交渉100Rs)で行く。

シルディ村と言うので、小さなひなびた村に古い寺院があるのかと思いきや、
インド全土から信者が押し寄せる場所と言うことで、
けっこう開けていたのには驚いたと共に少々ガッカリした。
 ( 私が勝手にイメージしていたのが悪いのだが。)

寺院の敷地も広々としているし、メインゲートの前にはなんと、
近代的な大きなショッピングセンターも出来ていた。

                        

3年前に神様のカテゴリーで書いたことがあるが、
西インド・マハラーシュートラ州・オーランガバード
貧しい家庭の子供にシヴァ神の化身して生まれた。
その後、ムンバイ近郊のシルディ村に住んだため、
シルディ・サイババと呼ばれるが、本名は不明である。
          
【インドの聖者】 ~ シルディ・サイババ ~

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寺院の周りは壁に囲まれており、このようなゲートがある。
内部のサイババ本尊は撮影禁止になっており、
入場ゲート近くでカメラと携帯電話、履物を預ける。
                


寺院の内部は広く、中央部のサイババ本尊までは長蛇の列に並ばなければならない。
大きな待合室には列を仕切る金属の囲いがあり、所々に椅子がある。
途中にはトイレや親切な事に飲料の売店まである。
チャイが1Rs(約2円、市価の1/5程度)、
水は8Rs(約16円、市価は12Rs:約24円)と安価。

待合室の半分程から並んだが、サイババ本尊にたどり着くまで、
2時間はかかったので、相当な覚悟が必要だ。
それでもまだ早いほうらしい・・・・同行したサイババ信者談。

これは、サイババが料理をしたと言うかまど。
          


かまどのある建物のサイババにお参りをする人々。
見る事が叶わなかったがこの建物の中には、
サイババが使った炎が未だに燃えているそうだ。

本尊のある建物以外へは別のゲートから入ることができる。
          


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