教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

僕は88歳、大学院修了へ

2007年02月03日 23時34分06秒 | 受験・学校

書道家88歳、大学院修了へ・論文は「茂吉と芭蕉」

僕は、88歳の大学院修了生。東京都中野区本町の書道家、元澤義治さんが来月、法政大学大学院・人文科学研究科(日本文学専攻)を修了する。同大学では「おそらく史上最高齢の快挙」だという。大正生まれの元澤さんは生粋の江戸っ子。戦前中央大学専門部で経済学を学び、太平洋戦争中の1942年、陸軍の東部第19部隊に入隊。自動車隊に配属されたが、「運転は下手で上官に殴られっばなし」で戦場へは送られなかった。復員後、空襲で焼け野原になった東京の街を見て、文学研究を夢見た。だが生命保険会社に入社後は関西などへも転勤を重ね、短歌を詠むのが精一杯の生活。退職後は幼い頃からの得意だった書道師範を続けていたが、「書家は俳句や和歌を書き写すだけでなく、深く内容を知るべき」だと82歳で一念発起。通信教育課程を選んで法政大学文学部の3年に編入。4年かけて卒業した後、86歳で大学院に入学した。週3回電車でキャンパスへ通い、コンパ.にも.たびたび参加して学生らと.交流していた。(読売新聞2月2日15時13分配信 ) 

教育問題の暗い事件のニュースが多い中、立春らしい明るい話題を書かせて頂きました。生涯学習の重要性と意義が唱えられる自らやれば年齢に関係なく学べるという「お手本」になられたと思います。目的と希望を持てば高齢者の方々でも研究が出来ると言う実績を見事作られました。高齢者社会の今日、学ぶと言う大切さを皆に教えられたと思います。勉強が嫌で登校拒否や高校を中退した皆さんも自分の歩むべき道を見つけることが出来ましたら、、きっと自分で学びたいものを見出せると思います。88歳の元澤さんが頑張られたのですから、青少年諸君も出来ない筈は有りません。自分の夢と希望を見つけ出して、自分の人生をまい進して下さい。元澤さんこれからも皆さんの希望の灯火「高齢者のみなさんの学ぶ東大」となって頑張って下さい。

  

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