教育カウンセラーの独り言

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天木直人の公式ブログ「究極の密約会談となるに違いない安倍・トランプ首脳会談」

2017年01月26日 13時43分37秒 | 国際・政治
26Jan2017

究極の密約会談となるに違いない安倍・トランプ首脳会談

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 トランプ大統領が次々と大統領令に署名して、その言行一致ぶりを誇示している。

 選挙公約をここまですばやく実行するとは驚きだ。

 その中でも、私が最も驚いたのは、メキシコとの国境に壁をつくる大統領令に署名した事だ。

 考えても見るがいい。

 トランプ大統領は1月27日のメイ英国首相との首脳会談に次いで、1月31日にメキシコのペニャニエト大統領と首脳会談を行うと発表したばかりだ。

 それにもかかわらず、その首脳会談を待たずに、メキシコとの国境壁をつくることを決定したのだ。

 しかもメキシコ大統領の同意もないまま、その経費はメキシコに払わせると繰り返している。

 これを要するに、トランプ大統領との首脳会談は意味がないということだ。

 一方的にトランプ大統領の要求を飲まされるだけのセレモニーでしかないということだ。

 それにもかかわらず、安倍首相はトランプ大統領との首脳会談を急いでいる。

 ついにきょう1月26日の読売は一面トップで書いた。

 日米首脳会談は2月10日にワシントンで開かれる方向で最終調整に入ったと。

 見ているがいい。

 この安倍大臣とトランプ大統領のはじめての首脳会談は、日米外交史の中で、究極の密約会談となるに違いない。

 なぜか。

 トランプ大統領が安倍首相に伝える事はすでに報道で明らかになっている。

 トランプ大統領は貿易・金融・為替問題で米国の国益を日本に押しつけてくる。

 トランプ大統領は在日米軍経費を含む防衛予算を大幅に増やせと迫って来る。

 それに対して安倍首相は断れない。

 断ったらトランプ大統領に怒られる。

 飲むしかないのだ。

 しかし、その事を正直に国民に伝えれば、さすがのおとなしい国民も黙ってはいない。

 だからトランプ大統領との合意は本当のことを公表できないのだ。

 その結果、2月10日に行われる日米首脳会談は、メディアが垂れ流す表向きの合意の裏で、国民を欺く多くの密約が合意される事になる。

 明らかに日本にとって不利な日米首脳会談を、口実をつけて遅らせるのなら立派な外交だ。

 そのうちトランプ大統領は行き詰って政権を投げ出すかもしれないからだ。

 ところが、安倍首相は喜んで急いでいる。

 どう考えても、飛んで火に入る夏の虫だ。

 こんな首相を持つ日本国民は世界一不幸な国民だ(了)


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