広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

横長サザエさん

2009-01-13 19:56:42 | その他もろもろ
国民的漫画・アニメの「サザエさん」。アニメは昨年、放送40周年を迎えた。
僕も子供の頃からアニメを見ていて、日曜の夜はもちろん、火曜19時からあった数年遅れの再放送も好きだったが、大学進学をきっかけに見なくなった。

というのも、学生時代を過ごした青森県ではフジテレビ系列局がないので、本放送はTBS系列局で翌週土曜の17時台の放送で、再放送も当然なく、見にくくなったため。秋田に戻ってくると、再放送はなくなっていて、絵のタッチが若干変わり(目鼻が大きくなった?)、サザエさんからは縁遠くなっていた。

しかしまた最近、見るようになった。
一部声優が変わったりして変化があるが、僕が“大人の視点”になったのか子供の時と違う見方をしていることもあり、なかなか面白い。

2009年最初、1月4日の第1話「初春ゆめかるた」は、イクラちゃんが字を読めないのをいいことに、ノリスケさんが磯野家をネタにしたデタラメなカルタを読み上げていたが、磯野家一家にバレてしまうという話で、面白かった。
この話の脚本は雪室俊一さんという60代後半のベテラン脚本家の作。原作で名無しだったノリスケ・タイ子夫妻の子供に、「イクラ」と命名し、今もイクラちゃん絡みの作品の脚本の多くを書いているそうだ。各回の1本目の作品をよく担当している気がする。
ちなみに「ひみつのアッコちゃん」の飼い猫の名「シッポナ」や呪文「テクマクマヤコン」を考え出し、原作が少ない「キテレツ大百科」の多くの脚本も手がけたのも雪室さん。
サザエさんの中で、僕が面白いと思うのは雪室作品が多い。キテレツも好きだった。

もう1人「いなかっぺ大将」や確か「天才バカボン」などを書いた城山昇さんというやはりベテラン脚本家の作品も多く、毎回、最低2本は雪室・城山両氏どちらかの作品、場合によっては、1人で2本書いていることこもある。サザエさんの長期に渡る安定した人気の秘密は、このベテランお2人の力かもしれない。ほかにも女性脚本家の作品もある。

それから、現在放送中のアニメの中で、セル画で作成されているのは「サザエさん」だけだという。他はすべて、この10年ほどでCG作成に移行したそうだ。

そんなサザエさんの1月4日放送分から、変化があった。
パソコンで録画した番組を再生しているところ
アナログ放送でも、上下に黒帯が入り画面サイズが16:9の横長になった。
地デジは少なくとも昨年春には既に横長だったが、アナログは昨年末まで左右カットの4:3だったのが統一されたことになる。
横長画面は、画面の幅いっぱいに登場人物が並ぶシーンはいいが、1人のアップシーンなどは、画面の左右に余白ができて、例えば波平さんが激怒していてもなんとなく間が抜けて見える。慣れの問題だと思うけれど。しかし、その余白にも例えば本棚の本や庭木の葉など手を抜かずに描かれていて、背景を描く人は、昔より仕事が増えているかもしれない。


僕は最近、テレビ(番組も受像機や地デジといったシステムも)への興味が低下している。昔ほどテレビが楽しくない。地デジにもあまり興味がない。そんな中、やっぱりサザエさんは安定しておもしろいが、我が家の4:3テレビで横長サザエさんを見ると、アナログ終了間近を実感させられてしまう。
変わるもの、変わらないもの、今後のサザエさんやテレビはどう変わっていくのだろう。
コメント
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