前回の続きでちょっとした青森土産。
全国的にはメジャーではないと思われるが、青森には「杏のしそ巻き? しそ巻き杏?(正式名称は不明)」というモノがある。種を取ったアンズを赤シソで四角く包んだ甘酸っぱい漬物。ご飯の友よりも、食後の口直しやお茶うけにふさわしい。求肥・あんこ入りの菓子「水戸の梅」に外見は似ているが、こっちは漬物。
津軽では、梅と杏の区別があいまいで、杏のことを「梅(八助梅)」と称することがあり、しそ巻きを買う時は要確認。
秋田市近辺では見かけないが、鹿角など秋田県北部にも存在するようだ。
我が家では、昔からお土産としてたまにもらっていたのでなじみがあった。梅干しほど酸っぱくなくて、種がなくて好きだった。
4月末のイトーヨーカドー弘前店では、地元産商品フェアみたいなのをやっていて、その1つとしてしそ巻き杏を試食させながら売っていた。
その日は、nanaco決済で5%引きかつ、ヨーカドーで時々やる漬物類全品3割引も適用され、なんと35%引き!
僕は試食販売が苦手だけど、これは逃せないと近づくと、3つも試食させられさせてくれた。ナガイモなどと和えてサラダ風にしてもいいそうだ。
同じメーカーのものが3種類くらいあって、甘さと容量が違うようだが「いちばん普通」だというのを購入。
いした あんず梅(め) 甘酸っぱい味
「あんず梅」と書いて「あんずめ」と読むそうだ。「“あんず梅”とは“杏”のことです。」との注記あり。
半年ほど持つ真空パック200グラム入り(=20個入っていた)。699円の35%引き。杏は南アフリカ産、赤シソは中国産。
【28日画像追加】
メーカーは弘前市の岩木地区にある「カネシメいした」。大手で青森県内ではスーパーでよく売られているらしい。
津軽には石田姓は比較的多いみたいだけど、「いしだ」ではなく濁らない「いした」さんが主流かな。
ホームページによれば、別に「あんずのしそ巻き」という商品名のがあったり、青森県産原料を使った製品があったり、直営店に行けば豊富に選べるそうだ。
イトーヨーカドー弘前店では、イタトマ側出入口の吹き抜け部分で、観光シーズンに特設のお土産売り場が設置される。そこで売っていたもの。
※この売り場でもnanaco割引は適用。普段から地階で売っているラグノオのお菓子などは1階にはなかった。

「津軽銘物 川口のあんぱん」というのがあった。
見るからに菓子パンのあんパンではなく、月餅みたいな平べったいお菓子だ。北海道の「月寒あんぱん」に似ている。
売り場には、どちらも5個入り750円ながら、パッケージデザインがまったく違う川口あんぱんが2種類陳列。見比べても、パッケージ以外の違いがさっぱり分からず、適当に片方を購入。
帰ってから調べると、あんこが白か黒かの違いのようだ。(だったら明記してほしい!)
川口あんぱんは元々は白あんで、偶然手に取ったほうが本来の白あんだった。
個包装の文字が白い。黒いあんこのほうは黒文字?
川口あんぱんは、北津軽郡板柳町にあるお菓子屋さんの製品。企業名は「川口あんぱん」だが、「信栄堂」というブランドもあるようだ。経営者が川口さん。
【27日補足】モーニング娘。のように、「信栄堂。」と「。(句点)」も入るのが正式らしく、個包装でもそうなっている。
「1880(明治13)年創始」「北海道産大手亡豆を使用した白餡きんつばの薄皮まんじゅう」としている。月寒あんぱんと比べると、こちらが少し先で、原材料はほぼ同じ。
表面は月餅風ではなくしわしわ
月寒あんぱんよりもあっさりして食べやすかった。
津軽では有名だそうだけど、知らなかった。次回は黒あんをぜひ。
【2020年5月20日追記】その後、2020年4月いっぱいで「川口あんぱん」が閉店してしまった。
陸奥新報の報道によれば「同社は1713(正徳3)年創業とされ、当初は主に米や雑貨を取り扱っていたという。看板商品のあんぱんは1880(明治13)年から製造を始めた。」。
北海道産小豆の高騰、消費税10%化による材料費のかかり増し、そして新型コロナウイルス感染症による経済停滞が理由とのこと。(以上追記)
最後に、イトーヨーカドー地下食品売り場で売っていた、青森産の乳製品で初めて知ったブランド。
萩原乳業よりも高価格志向。
斗南丘(となみがおか)牧場ののむヨーグルト 150ml 173円
下北半島のむつ市田名部にある牧場。りんご果汁入りのむヨーグルトなども製造している。
※余談だけど、「飲むヨーグルト」って大手を含むほとんど(すべて?)のメーカーが「“のむ”ヨーグルト」と「飲む」をひらがな書きしている。何か理由があるのだろうか?
※次の津軽の記事はこちら
※イトーヨーカドーに関してはこちらも
全国的にはメジャーではないと思われるが、青森には「杏のしそ巻き? しそ巻き杏?(正式名称は不明)」というモノがある。種を取ったアンズを赤シソで四角く包んだ甘酸っぱい漬物。ご飯の友よりも、食後の口直しやお茶うけにふさわしい。求肥・あんこ入りの菓子「水戸の梅」に外見は似ているが、こっちは漬物。
津軽では、梅と杏の区別があいまいで、杏のことを「梅(八助梅)」と称することがあり、しそ巻きを買う時は要確認。
秋田市近辺では見かけないが、鹿角など秋田県北部にも存在するようだ。
我が家では、昔からお土産としてたまにもらっていたのでなじみがあった。梅干しほど酸っぱくなくて、種がなくて好きだった。
4月末のイトーヨーカドー弘前店では、地元産商品フェアみたいなのをやっていて、その1つとしてしそ巻き杏を試食させながら売っていた。
その日は、nanaco決済で5%引きかつ、ヨーカドーで時々やる漬物類全品3割引も適用され、なんと35%引き!
僕は試食販売が苦手だけど、これは逃せないと近づくと、3つも試食
同じメーカーのものが3種類くらいあって、甘さと容量が違うようだが「いちばん普通」だというのを購入。

「あんず梅」と書いて「あんずめ」と読むそうだ。「“あんず梅”とは“杏”のことです。」との注記あり。
半年ほど持つ真空パック200グラム入り(=20個入っていた)。699円の35%引き。杏は南アフリカ産、赤シソは中国産。

メーカーは弘前市の岩木地区にある「カネシメいした」。大手で青森県内ではスーパーでよく売られているらしい。
津軽には石田姓は比較的多いみたいだけど、「いしだ」ではなく濁らない「いした」さんが主流かな。
ホームページによれば、別に「あんずのしそ巻き」という商品名のがあったり、青森県産原料を使った製品があったり、直営店に行けば豊富に選べるそうだ。
イトーヨーカドー弘前店では、イタトマ側出入口の吹き抜け部分で、観光シーズンに特設のお土産売り場が設置される。そこで売っていたもの。
※この売り場でもnanaco割引は適用。普段から地階で売っているラグノオのお菓子などは1階にはなかった。

「津軽銘物 川口のあんぱん」というのがあった。
見るからに菓子パンのあんパンではなく、月餅みたいな平べったいお菓子だ。北海道の「月寒あんぱん」に似ている。
売り場には、どちらも5個入り750円ながら、パッケージデザインがまったく違う川口あんぱんが2種類陳列。見比べても、パッケージ以外の違いがさっぱり分からず、適当に片方を購入。
帰ってから調べると、あんこが白か黒かの違いのようだ。(だったら明記してほしい!)
川口あんぱんは元々は白あんで、偶然手に取ったほうが本来の白あんだった。

川口あんぱんは、北津軽郡板柳町にあるお菓子屋さんの製品。企業名は「川口あんぱん」だが、「信栄堂」というブランドもあるようだ。経営者が川口さん。
【27日補足】モーニング娘。のように、「信栄堂。」と「。(句点)」も入るのが正式らしく、個包装でもそうなっている。
「1880(明治13)年創始」「北海道産大手亡豆を使用した白餡きんつばの薄皮まんじゅう」としている。月寒あんぱんと比べると、こちらが少し先で、原材料はほぼ同じ。


月寒あんぱんよりもあっさりして食べやすかった。
津軽では有名だそうだけど、知らなかった。次回は黒あんをぜひ。
【2020年5月20日追記】その後、2020年4月いっぱいで「川口あんぱん」が閉店してしまった。
陸奥新報の報道によれば「同社は1713(正徳3)年創業とされ、当初は主に米や雑貨を取り扱っていたという。看板商品のあんぱんは1880(明治13)年から製造を始めた。」。
北海道産小豆の高騰、消費税10%化による材料費のかかり増し、そして新型コロナウイルス感染症による経済停滞が理由とのこと。(以上追記)
最後に、イトーヨーカドー地下食品売り場で売っていた、青森産の乳製品で初めて知ったブランド。
萩原乳業よりも高価格志向。

下北半島のむつ市田名部にある牧場。りんご果汁入りのむヨーグルトなども製造している。
※余談だけど、「飲むヨーグルト」って大手を含むほとんど(すべて?)のメーカーが「“のむ”ヨーグルト」と「飲む」をひらがな書きしている。何か理由があるのだろうか?
※次の津軽の記事はこちら
※イトーヨーカドーに関してはこちらも