昨日に続き、秋田市で行われた東北六魂祭から2題。
パレード会場でもある山王大通りの裁判所前
六魂祭直前に、裁判所の西側、秋田市文化会館寄りの一角に、大きな建造物が建った(上の写真右奥・普段は駐車場)。
中や前で作業中(手前は出演者の下見?)
青森市から参加する「ねぶた」が作られつつあった。
つまり、この建物は青森市内で見かける「ねぶた小屋」と同じである。大きさや色はよく似ている(本物はもっとしっかりした造り)。秋田魁新報では「テント」と表記。
ねぶたはパーツに分けて青森から運び、27日からここで組み立てや調整を行っていた。
立ち入りや見学は制限されていないようで(掲示などはなく、警備員も何も言わないし)一般市民やお散歩の保育園児がすぐ近くで見ていたので、混ぜてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9a/ec9454417f6497c4c4e893e1a59e0ada.jpg)
開幕前日には、
「山王大通り」の標識とあさひタクシーと完成したねぶた
スケール感が分からない写真ですが
2人の妖術使いが火と技を競い合う場面を表現した「鬼童丸(きどうまる)と袴垂保輔(はかまだれやすすけ)」。
これまでの六魂祭に参加したものよりも大型のフルサイズで、高さ5メートル、幅9メートル、奥行き7メートル、重さ4トン。
裁判所駐車場はこのまま「祭り展示会場」として、パレードに出ていない時は公開された。その製作段階から公開してくれていたことになる。
駐車場東側では、福島市の「福島わらじまつり」の長さ12メートル、重さ2トンの大わらじもクレーンで吊り下げて展示されたそうだが、これは開催日のみの展示で、事前には見られなかった。巨大なわらじなのは知っていたけれど、そんなに長いとは知らなかった。
実は、青森にいた4年間(とそれ以後)は一度も青森ねぶたを見ていません。30年近く前の小学生の時に1度見たきりで。
さて、初日のパレード開始に先立ち、会場上空で航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行が行われた。
ブルーインパルスは宮城の松島基地に所属し、津波被害を受けるなど、縁がある。東北六魂祭では福島、山形に続き3年連続・3度目の飛行。
秋田では、2013年の「海フェスタ」でも飛行が予定されたが、当日の松島の天候不良により中止になっている。
技の種類を「課目」と数えるそうだが、過去の六魂祭では12課目だったのが、今回は8課目。
秋田空港で給油すれば12課目披露できるのだが、秋田空港を管理する県の決まりで救難機以外の自衛隊機の着陸が認められず、松島基地から来て戻る(片道約170キロ)ための燃料を残さないといけないため。(松島から秋田へは10何分で飛んで来られるらしい)
テスト飛行は、本番前日の同じ時間である29日15時05分から。(悪天候の場合は当日の10時10分からとしていた)
披露時間は、報道によって25分間とか30分間とか15分間(はさすがに間違い?)とかまちまち。
テスト飛行では、6機のうち1機に不具合が発生し、5種目を終えた途中で終了したとのこと。
29日19時12分更新の産経ニュースでは「松島基地広報班は「トラブルの内容は公表できないが、軽微なもので、念のため予行飛行を途中で中止した。(略)」」としているが、30日付秋田魁新報では、「1機の燃料ポンプに不具合が生じ」としている。
課目は産経ニュースが詳しく、披露順に「(1)ワイドローパス(2)デルタ360度ターン(3)ポイントスターローパス(4)さくら(5)ビッグハート」(テスト飛行はここで打ち切り)「(7)720度ターン(8)サンライズ」だそう。
秋田市の西側を飛ぶことになり、時間的に逆光になるのが見づらいけれど、会場に行かなくても見えるから、多くの秋田市民が注目した。
大森山頂上の展望台にも人が集まったそうだし、千秋公園の御隅櫓も有料ながら人がたくさんいた。
僕は、千秋公園内某所へ。近隣の人など20人ほどが集まっていた。
時間通り、
西方向から登場!
会場では解説があって分かりやすいようだけど、ここではどこから現れて何をするのか分からず、気が抜けない。けっこう間(ま)も空く。来たと思ったら、カラスだったり…
この写真のみ、テスト飛行時
ブルーインパルスは煙で空に線を描くことを得意とするそうだが、テスト飛行も本番も霞か薄曇がかかって、特に本番のほうが雲が多くて、煙が少々引き立たなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/07/72324d3c46950ef7e914a1c82a3e9890.jpg)
ズーム&トリミング
風も強めで、煙は思ったより早く流されて消えてしまった。
6機が円を描く「さくら」。1周する前に最初の部分が消えてしまう感じ
「煙に色、着かねぇんだな」と話していたおじさんたちがいたが、カラースモークを使ったのは1998年までとのこと。コストやメンテナンスの点でやめたそうだ。
最後の課目「サンライズ」
5機+鳥が1羽写ってます
左のクレーンが秋田市役所、その少し右の塔が秋田放送(?)、さらに少し右の塔が秋田朝日放送だから、その間がパレード会場。
※中央の塔は、市役所裏の国交省秋田河川国道事務所。その手前の茶色い建物が秋田中央郵便局、その手前の白い建物が保戸野小。
ここで15時25分。この後、28分ころに6機揃って松島の方向(?)へ飛び去って行った。
ある程度離れた所のほうが、首が疲れにくいのはいいかもしれない。千秋公園上空まで飛んでくることもあったし、見応え充分。
ブルーインパルスだけを見に、各地を巡る人もいるそうだけど、その気持ちが分かった気がする。
※六魂祭に関する若干の続き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d6/3f79ff4c494c1078bc4b9eaed035a5dd.jpg)
六魂祭直前に、裁判所の西側、秋田市文化会館寄りの一角に、大きな建造物が建った(上の写真右奥・普段は駐車場)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ed/f8433614232a775d99936d4d0bf0db00.jpg)
青森市から参加する「ねぶた」が作られつつあった。
つまり、この建物は青森市内で見かける「ねぶた小屋」と同じである。大きさや色はよく似ている(本物はもっとしっかりした造り)。秋田魁新報では「テント」と表記。
ねぶたはパーツに分けて青森から運び、27日からここで組み立てや調整を行っていた。
立ち入りや見学は制限されていないようで(掲示などはなく、警備員も何も言わないし)一般市民やお散歩の保育園児がすぐ近くで見ていたので、混ぜてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fe/5415cf20def1e7610d2d3bd4a204fe71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9a/ec9454417f6497c4c4e893e1a59e0ada.jpg)
開幕前日には、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/13/2d96e5e599c91270c3682338888c98f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ce/945ecc4d985ad5e88b6700a1c8513567.jpg)
2人の妖術使いが火と技を競い合う場面を表現した「鬼童丸(きどうまる)と袴垂保輔(はかまだれやすすけ)」。
これまでの六魂祭に参加したものよりも大型のフルサイズで、高さ5メートル、幅9メートル、奥行き7メートル、重さ4トン。
裁判所駐車場はこのまま「祭り展示会場」として、パレードに出ていない時は公開された。その製作段階から公開してくれていたことになる。
駐車場東側では、福島市の「福島わらじまつり」の長さ12メートル、重さ2トンの大わらじもクレーンで吊り下げて展示されたそうだが、これは開催日のみの展示で、事前には見られなかった。巨大なわらじなのは知っていたけれど、そんなに長いとは知らなかった。
実は、青森にいた4年間(とそれ以後)は一度も青森ねぶたを見ていません。30年近く前の小学生の時に1度見たきりで。
さて、初日のパレード開始に先立ち、会場上空で航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行が行われた。
ブルーインパルスは宮城の松島基地に所属し、津波被害を受けるなど、縁がある。東北六魂祭では福島、山形に続き3年連続・3度目の飛行。
秋田では、2013年の「海フェスタ」でも飛行が予定されたが、当日の松島の天候不良により中止になっている。
技の種類を「課目」と数えるそうだが、過去の六魂祭では12課目だったのが、今回は8課目。
秋田空港で給油すれば12課目披露できるのだが、秋田空港を管理する県の決まりで救難機以外の自衛隊機の着陸が認められず、松島基地から来て戻る(片道約170キロ)ための燃料を残さないといけないため。(松島から秋田へは10何分で飛んで来られるらしい)
テスト飛行は、本番前日の同じ時間である29日15時05分から。(悪天候の場合は当日の10時10分からとしていた)
披露時間は、報道によって25分間とか30分間とか15分間(はさすがに間違い?)とかまちまち。
テスト飛行では、6機のうち1機に不具合が発生し、5種目を終えた途中で終了したとのこと。
29日19時12分更新の産経ニュースでは「松島基地広報班は「トラブルの内容は公表できないが、軽微なもので、念のため予行飛行を途中で中止した。(略)」」としているが、30日付秋田魁新報では、「1機の燃料ポンプに不具合が生じ」としている。
課目は産経ニュースが詳しく、披露順に「(1)ワイドローパス(2)デルタ360度ターン(3)ポイントスターローパス(4)さくら(5)ビッグハート」(テスト飛行はここで打ち切り)「(7)720度ターン(8)サンライズ」だそう。
秋田市の西側を飛ぶことになり、時間的に逆光になるのが見づらいけれど、会場に行かなくても見えるから、多くの秋田市民が注目した。
大森山頂上の展望台にも人が集まったそうだし、千秋公園の御隅櫓も有料ながら人がたくさんいた。
僕は、千秋公園内某所へ。近隣の人など20人ほどが集まっていた。
時間通り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e0/5388a0822b80de88bb2bb89c66ce528b.jpg)
会場では解説があって分かりやすいようだけど、ここではどこから現れて何をするのか分からず、気が抜けない。けっこう間(ま)も空く。来たと思ったら、カラスだったり…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/34/9cd5e31bb41c668a905a9b39d8059827.jpg)
ブルーインパルスは煙で空に線を描くことを得意とするそうだが、テスト飛行も本番も霞か薄曇がかかって、特に本番のほうが雲が多くて、煙が少々引き立たなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/07/72324d3c46950ef7e914a1c82a3e9890.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/aa/b1a160cc087d4fc020b16e17f4847341.jpg)
風も強めで、煙は思ったより早く流されて消えてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a8/a00f9c494655afc5e063644d99caaff2.jpg)
「煙に色、着かねぇんだな」と話していたおじさんたちがいたが、カラースモークを使ったのは1998年までとのこと。コストやメンテナンスの点でやめたそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2e/0b01a9482a275eb69340903fdf676a16.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/64/379aca1471bc03d0f87889b7b36fc566.jpg)
左のクレーンが秋田市役所、その少し右の塔が秋田放送(?)、さらに少し右の塔が秋田朝日放送だから、その間がパレード会場。
※中央の塔は、市役所裏の国交省秋田河川国道事務所。その手前の茶色い建物が秋田中央郵便局、その手前の白い建物が保戸野小。
ここで15時25分。この後、28分ころに6機揃って松島の方向(?)へ飛び去って行った。
ある程度離れた所のほうが、首が疲れにくいのはいいかもしれない。千秋公園上空まで飛んでくることもあったし、見応え充分。
ブルーインパルスだけを見に、各地を巡る人もいるそうだけど、その気持ちが分かった気がする。
※六魂祭に関する若干の続き