広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

津軽点描

2009-01-14 17:55:39 | 津軽のいろいろ
間が空きましたが、鶴田の道の駅弘前訪問時の風景を今回もご覧ください。

海沿いの風景が素晴らしい五能線は、弘前側のリンゴ畑の中を走る風景も捨てがたい。
弘前発の列車は川部駅で奥羽本線と別れ、五能線に入るやいなや、こんな風景が続く。
岩木山とリンゴ畑
いかにも「津軽」の風景。
最近は、縦長に仕立てた木を密植する「矮化栽培」が多いが、この辺りは昔ながらの横に枝を伸ばした木がまだ多く残っている感じがする。

所々に、リンゴの貯蔵庫や集荷場がある。

赤っぽく見える箱が積まれているが、拡大すると、
全部リンゴ! 
おそらく、落ちたり傷ついたりして、ジュースなどの加工用に回される果実だと思う。
今年は、傷んだリンゴが多く、ダブつき気味と聞いた覚えがあるが、この時期にこんなに野積みされいるのもそのためだろうか。

川部の次が藤崎。秋田支社標準、青森バージョンのリンゴの駅名板(上の写真)。
藤崎町は今日の日本のリンゴにとって重要な場所。町内にあった、農水省の果樹試験場(現在の弘前大学農学生命科学部附属農場)で「ふじ」が作り出されたのだ。日本一の富士山、当時人気の山本富士子、そして崎町の3つの「ふじ」が込められた品種名だ。
次の林崎は、周りをリンゴ畑に囲まれた無人駅。同じくリンゴ産地の板柳を過ぎると道の駅のある鶴泊。

道の駅で買物を済ませ、弘前に戻るが、最寄の鶴泊駅では1時間待たなければいけない。そこで、1つ手前の陸奥鶴田駅まで歩いて先回りし、ついでに鶴田町の中心部を見ることにする。事前の調べでは、道はそんなに複雑でなく、30分もあれば着きそう。
道の駅からは10分ほど国道を歩く。この区間が不安だったが、防風柵があったり、路肩に雪が積もったりで歩きやすくはないが、車の量があまり多くなく、天気もまあまあなので、心配はいらなかった。最初の信号を左折する。案内標識も出ている。
「胡桃館」という地名が珍しい
この標識、問題あり! 「鶴田駅Tsuruta Sta.」は間違い。
自治体名は「鶴田(つるた)町」だが、駅名は「“陸奥”鶴田(つる“”)」で一致していないのが現状。地元の人や、多くの他地域の人も理解はするだろうが、中には混乱する人もいるはず。案内標識にはやはり正式名称を記載するべきだと思う。ましてここは青森県管理とはいえ、国道なのだから。もっとも青森に限ったことでなく、こんな地元民感覚の標識は各地にある。

まもなく踏切を渡り後は町の中。駅への近道がありそうだが、「急がば回れ」大通りを歩くと、右折すれば駅に着きそうなバス通りとの交差点に出た。よくある寂れ気味の町の商店街といった感じだが、神社がある。角地なので2方向の参道があり、それぞれに鳥居があった。まだ初詣をしていなかったので、ここでお参りすることにした。「犬も歩けば棒に当たる」?

弘南バスのバス停は「鶴田神社前」だが、正式には「鶴田八幡宮」。「村社」とあるから村の鎮守の神様なのかもしれないが、社殿は小さ目ながら立派。
そして、鳥居に付けられた飾りがすごい。こんなの見たことがない。米俵や藁ののれんのようなのが付いているし、その上に絵が付いている。
特に正面の参道の鳥居の絵が不思議。

拡大 豆で描かれている?
米・豆・菜種など11種の種子で描く、200年以上前から鶴田に伝わる「弥生画」だそうだ。今年は弁財天がテーマで、1月末まで飾られるとのこと。

もう一方の鳥居は、牛の絵(大きさや藁の飾りは正面と同じ)。
緑が鮮やかで、牛がかわいらしい。

役場周辺や岩木川、温泉など見たい場所が近くにあるが、列車の時間が迫っているので、また今度。商店街を進み、右折すると妙にきれいな通りになって駅。寄り道しても約30分。吹雪や真夏は嫌だけど、こんな天候なら歩いてもまったく苦にならない。

陸奥鶴田の駅舎はまだ新しく、鶴が羽を広げた形のようで、頭の部分が赤い。内部は木をふんだんに使っており、待合スペースが広い。簡易委託のようだった。
手前左の植栽に鶴のオブジェが

とにかく「鶴」にこだわっている町で、車止めや側溝のフタ、駅前の街灯の飾りやオブジェなどが鶴の絵やデザインだった。ポストの上にも・・・
後ろが駅の入口
駅前の植栽の中のオブジェと同デザインで小さいものが乗っている。
旧東北郵政局が積極的なせいもあるかとは思うが、有名観光地でなく、この規模の町でポストの上にオブジェが置かれているのは珍しいと思う。

駅のホーム。

柵にもはばたく鶴。この手の柵に絵を描くのは10年ほど前の新駅(井川さくら)や国道などでよく見かけたが、最近はあまり見ない。流行らなくなったのか。
柵の外に駅の反対側への地下道の出入口が写っているが、名前が「丹頂地下道」。

かつては鶴が飛来したという鶴田町。現在は、町内の公園で飼育されているそうだ。
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横長サザエさん

2009-01-13 19:56:42 | その他もろもろ
国民的漫画・アニメの「サザエさん」。アニメは昨年、放送40周年を迎えた。
僕も子供の頃からアニメを見ていて、日曜の夜はもちろん、火曜19時からあった数年遅れの再放送も好きだったが、大学進学をきっかけに見なくなった。

というのも、学生時代を過ごした青森県ではフジテレビ系列局がないので、本放送はTBS系列局で翌週土曜の17時台の放送で、再放送も当然なく、見にくくなったため。秋田に戻ってくると、再放送はなくなっていて、絵のタッチが若干変わり(目鼻が大きくなった?)、サザエさんからは縁遠くなっていた。

しかしまた最近、見るようになった。
一部声優が変わったりして変化があるが、僕が“大人の視点”になったのか子供の時と違う見方をしていることもあり、なかなか面白い。

2009年最初、1月4日の第1話「初春ゆめかるた」は、イクラちゃんが字を読めないのをいいことに、ノリスケさんが磯野家をネタにしたデタラメなカルタを読み上げていたが、磯野家一家にバレてしまうという話で、面白かった。
この話の脚本は雪室俊一さんという60代後半のベテラン脚本家の作。原作で名無しだったノリスケ・タイ子夫妻の子供に、「イクラ」と命名し、今もイクラちゃん絡みの作品の脚本の多くを書いているそうだ。各回の1本目の作品をよく担当している気がする。
ちなみに「ひみつのアッコちゃん」の飼い猫の名「シッポナ」や呪文「テクマクマヤコン」を考え出し、原作が少ない「キテレツ大百科」の多くの脚本も手がけたのも雪室さん。
サザエさんの中で、僕が面白いと思うのは雪室作品が多い。キテレツも好きだった。

もう1人「いなかっぺ大将」や確か「天才バカボン」などを書いた城山昇さんというやはりベテラン脚本家の作品も多く、毎回、最低2本は雪室・城山両氏どちらかの作品、場合によっては、1人で2本書いていることこもある。サザエさんの長期に渡る安定した人気の秘密は、このベテランお2人の力かもしれない。ほかにも女性脚本家の作品もある。

それから、現在放送中のアニメの中で、セル画で作成されているのは「サザエさん」だけだという。他はすべて、この10年ほどでCG作成に移行したそうだ。

そんなサザエさんの1月4日放送分から、変化があった。
パソコンで録画した番組を再生しているところ
アナログ放送でも、上下に黒帯が入り画面サイズが16:9の横長になった。
地デジは少なくとも昨年春には既に横長だったが、アナログは昨年末まで左右カットの4:3だったのが統一されたことになる。
横長画面は、画面の幅いっぱいに登場人物が並ぶシーンはいいが、1人のアップシーンなどは、画面の左右に余白ができて、例えば波平さんが激怒していてもなんとなく間が抜けて見える。慣れの問題だと思うけれど。しかし、その余白にも例えば本棚の本や庭木の葉など手を抜かずに描かれていて、背景を描く人は、昔より仕事が増えているかもしれない。


僕は最近、テレビ(番組も受像機や地デジといったシステムも)への興味が低下している。昔ほどテレビが楽しくない。地デジにもあまり興味がない。そんな中、やっぱりサザエさんは安定しておもしろいが、我が家の4:3テレビで横長サザエさんを見ると、アナログ終了間近を実感させられてしまう。
変わるもの、変わらないもの、今後のサザエさんやテレビはどう変わっていくのだろう。
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雪の動物園2

2009-01-12 11:13:40 | 動物・植物
前の記事の続きです。印象に残った動物をピックアップします。

アムールトラ。雪の動物園開催中は、土日は母と子2頭、成人の日と建国記念日のみ父が展示されている。
子トラは雪の中を元気に駆け回り、見守る母トラの姿も秋と変わらず、さすが寒い地域の動物だ。
ごろにゃあ

ユキヒョウ。秋は高い所でじっとしていたが、今回は活発に動き回り、下のオリのすぐ近くにも姿を現した。

明るい場所では、ネコのように瞳孔が細くならず、人間のように丸いまま小さくなる。


レッサーパンダ。ちょこちょこ動き回り、その仕草1つ1つがかわいい。




そしてチンパンジーのボンタさん。ガラス張りの屋内に2頭で展示。もう1頭が寝ていて退屈だったのか、愛想よく遊んでくれた。(強めに画質補正しています)

こんなに近くでチンパンジーを見たのは初めて。「チンパンジーの森」で自由に遊ぶ姿も楽しいが、こういうのもまた面白い。

ガラスに映りこんで写真が撮りづらいが、写真を撮るより、チンパンジーと遊ぶことに専念して楽しむ場所なのかも。

それにしても、昔は入園者にツバをかけたりしていたあのボンタがなんとなく分別がついたように見えるのは、「チンパンジーの森」ができて環境が良くなったせいか、彼が大人になったせいか。
楽しかったけど、ボンタさんより少し年下の自分としても、感慨深い心境になってしまった。

入園中は、時折雪が降る程度。ユキヒョウやオオカミの展示場のデッキから秋田市街が見渡せる。

横長の白いのが雄物川の河川敷。橋は秋田大橋。その向こうの市街地が霞んでいるのは雪が降っているのだろうか。

以前夕焼けが美しかった
、動物園前から浜田地区へ降りていく坂道。今日は荒れる冬の日本海が見えた。

海風をまともに受けるためか、雪がほとんど積もっていない。そして、海から「ごうごう」といううなりのような音が聞こえた。

できればもう1回は「雪の動物園」に行ってみたい。早い時間(11時開園)の方が解説などがあり、より面白いようだ。
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雪の動物園1

2009-01-11 22:58:24 | 動物・植物
11日朝の秋田市は7センチ程度とこの冬一番の本格的な積雪になった。最高気温は0度を少し上回った寒中らしい気候。
というわけで、前から機会をうかがっていた、秋田市大森山動物園の冬期開園「雪の動物園」へ(以前行った際の記事はこちら)。

大森山動物園は、春から秋にかけては無休で営業し、冬の11月末から3月は休園しているが、ここ数年は、冬期の一部の土日祝日のみ縮小営業をしている。開園時間は短く、入場料は安く設定されている。また、開園日(開園時間帯のみ?)は秋田駅から動物園行きの路線バスが運行されている。

入場料は300円だが、この機会に1200円の年間パスポートを購入して入場。
海沿いの山にあるので、風で雪が飛ばされているかと思ったが、秋田市中心部と同じくらいの積雪。通路の除雪作業が大変そう。今日は風もそれほど強くなく、寒さも街中と変わらない。午後遅い時間だったが、それなりにお客さんは来ていて、遊園地は休みだが売店などは営業している。

ざっと冬の動物たちを紹介します。次の記事で別の写真を載せる動物もいます。
 
カリフォルニアアシカ。メスのスミコさんは相変わらずおとなしいが、上の画像のオスのマヤは泳ぎ回ったかと思えば、水面に顔を出して外を眺めたり、スミコさんに「あぅあぅ」と声を掛けたりといつも以上に活発。
“カリフォルニア”アシカなので、温暖な土地の生き物のイメージがあるが、温帯の動物だし、昔は近縁のニホンアシカという種が存在したくらいなので、寒さに強いのか。

サル山では、エサやり体験が行われていたこともあって、ニホンザルたちも元気。


シンリンオオカミ。前来た時とは別の2頭が外に出ていた。雪の中をうろうろ。




前来た時はじっとしていたユキヒョウ。「雪豹」だけあって、活発。


千葉の「風太」の子供の「ユウタ」が来て話題のシセンレッサーパンダ。
今日はユウタは屋内展示で、外にはメスがいた。やはりユウタは頻繁に立っていたが、立たなくても雪の中を歩くレッサーパンダの仕草もかわいらしい。

雪が降ってきて体に付いても平気。


フンボルトペンギン。南極ではなく、日本の裏側の温帯に生息する種なので、夏でも元気だが、冬も立ったり泳いだりさまざま。
 
チンパンジーは屋内に。おそらく彼のボンタさんと思われる(以前の記事参照)個体が、ガラス越しにこちらに興味を示してくれた。後ろの高い位置にもう1頭寝ている。

ゾウやキリンなど寒さが苦手な動物は展示されないが、いつもと違う動物たちの姿が見られ、寒くても来た甲斐があった。屋内展示場などでは、風除けがされたり暖房されたりしていたのはうれしかった。
次の記事でも、もう少し紹介します
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弘前点描

2009-01-10 20:04:30 | 津軽のいろいろ
弘前に行った時のちょっとした話題をご紹介。

秋田から奥羽本線で20分ほど、秋田市を抜けると左手に広大な水田とその向こうに男鹿半島(の寒風山・真山・本山)が見える。八郎潟の次の鯉川の直前まで、所々集落にさえぎられるが、そうした光景が断続的に続く。
その最後の部分は、線路がやや上り坂で視点が高くなり、数百メートル先の田んぼの中に今まで見えなかった川のようなものが見える。

これは、かつて日本で2番目に大きかった湖、八郎潟の名残の東部承水路。水路の向こうは、かつての湖を干拓してできた、大潟村。鯉川の次、鹿渡(かど)まで水路と数百メートルの間隔で並走するが、林があり線路からは見づらい。したがって、この一瞬が、車窓から八郎潟の名残を見られるほぼ唯一のチャンス。


弘前駅に到着。以前の記事で取り上げた駅名標、弘前駅の少なくとも屋根のある部分は、秋田支社オリジナルのリンゴの絵入りでなく、JR東日本共通の首都圏と同じタイプのものだった(下写真・左)。
文字が上詰めで余白が多いせいか、ずいぶん長い感じがした。下にローマ字が小さく書かれていた。
そして、夏はにぎやかだった駅構内の装飾、今の時期は控えめで拍子抜け(下写真・右)。

手作りの模型のうち、左の旧図書館はそのままで、右にあった弘前城は待合室前に移動、変わりにD51の模型が置かれていた(未確認だが秋田駅にあるのと同タイプの土崎工場製と思われる)。そして、背景のダンボール製の岩木山が、以前は紅葉していたのに、今回はその上に雪が積もっている。

上からスプレーをかけたようだ。ということは、今年の秋は使い回しができないわけで、今後が楽しみ。
文字だけだが、夏に続いて電光掲示板の裏側を有効利用して新年のごあいさつ。

※1月8日に来月の「弘前城雪燈籠まつり」に向けて、駅員手作りの雪燈篭の模型が設置されたようだ。

改札を出て、駅ビル「アプリーズ」へ行く通路の一部が、1メートル四方ほど仕切られて、下に布が敷かれていた。

おそらく、雪や氷で雨どいがふさがり、融けた水が漏ってくる“すが漏り”(秋田弁かと思ったら建築用語らしい)のようだ。特に天井が高い部分だから、修理が大変そう。バブル期の斬新な構造の建物は、メンテナンスに難があることが多く苦労することが多いようだが、築4年の弘前駅舎はどうなのだろう。弘前駅舎は屋根が平らで秋田駅舎よりも雪が積もりやすい構造に見える。

駅舎の西側からビルの間に岩木山が見える。これを見ると弘前に来たと思う。


10分間隔の運行が便利な土手町循環100円バスで弘前城址・弘前公園へ。
弘南バスの一般路線バスは、12月に初乗り160円に値上げされ、公園までは190円になったようだ。100円バスは据え置きだったので、半額近い料金で移動できるのはうれしいくて、つい乗ってしまう。
ただ、乗客が100円バスに流れて一般路線の経営が余計に苦しくなるかもしれないし、100円バスのない早朝に、大学病院(公園の1つ手前)へ通院するような乗客にとっては負担増になったりとちょっと気になる点もあるが、この規模の街でこれほど利便性の高い交通手段が存在しているのはありがたく、うれしい。秋田市にもほしい。

弘前公園は冬期間は有料区域に無料で入れるが、天守閣などは閉鎖される。前に積もった雪が硬くなったり凍ったりしている園内を歩く。秋田市の久保田城跡千秋公園よりもアップダウンは少ないが、面積はやや広い感じがし、結構疲れる。
記念撮影の定番、天守閣前の下乗橋。
花見シーズンは人がいっぱいになるが、今は時折地元の人が通るくらい。

本丸からの岩木山。これも定番の風景。

気温はプラスだが、下の蓮池や内堀は凍っていた。

弘前駅の反対側、「西濠」は見事な桜のトンネルになる。
雪道に冬の長い影

木は全部桜です
3か月少し後には暖かくなって、桜が咲き乱れるはず。
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あるじゃ2

2009-01-09 20:49:15 | 津軽のいろいろ
前の記事の続きです。こちらを先にご覧ください
弘前にいた時、鶴田町の名物というジャンボシュークリームをもらって食べたことがあるが、本当に大きかった記憶がある。
道の駅のびっくりパンとそのお店が関係あるのかと思ったが、シュークリームのお店は、現在はやめてしまったらしい。たまたまなのか、意図的なのか、大きいもの好きな地域性なのか? ※津軽の大きい物好きについて

前の記事最後の「びっくりあんドーナツ」の大きさは、こちら。
 
重ねてあるのはDVD(直径12センチ)。8センチのシングルCDではありません!
直径15センチはあるので、平べったく見えるが、厚さも一般的なあんドーナツ以上あるので、何十個分に相当するのだろう。かぶりつくわけにいかないので、半分にカット。
ありゃ。あんこが偏ってる。
大きい分“大味”ではないかと心配しながら試食。
パン屋さんによくあるパンタイプのあんドーナツで、油でギトギトしていなくて食べやすい。中のパン生地は、ふわふわだがどこかモチモチして少しサクサクするような、絶妙の食感。生地だけでもおいしい。米粉ではなく小麦粉だけが原料のようだ。
あんこは甘さ控えめの粒あん。写真で見るとあんこが少なそうだが、パンとのバランスがよく、とても食べやすく、おいしい。あんパン感覚で食事にもなりそう。なお、寒い所では皮がやや硬くなるようなので、室温でなじませてから食べた方がいい。
大味どころか、かなり好きなあんドーナツだ。この味、このサイズが280円はとてもお得。

ほかにも、そばがパンからあふれている焼きそばパンや長いソーセージパンなどがびっくりパンシリーズとして製造・販売されている。通常サイズのパンも豊富にあった。
栽培方法で地元JAの基準を満たした「つがるロマン(稲の品種名)」に与えられるブランド「鶴の輝き」の米粉を使ったパン(通常サイズ)もある。
その1つ「米粉バターロール」5個300円。
小麦粉も使っているが、ほんのりと甘みがあっておいしかった。

隣の建物のお土産のコーナーへ。青森のどこにでもあるお土産もあるにはあるが、入口を入ってすぐの所に、お菓子・ブドウ糖・麺などスチューベン関係のお土産がならんでいて圧巻。この規模の町・道の駅でこれほど多種類の地場産品にこだわった所はそんなにないと思う。
奥の農産加工品コーナーも、スチューベンのソフトクリームやシュークリーム、バイキング形式で餅菓子などがある。

寒くて、さすがにスチューベンソフトを食べる気にならず、バイキングコーナーを物色。1個100円のおはぎと大福がメイン。栗あんおはぎや豆大福などもあったが、ここに来たからには「スチューベン大福」。
透明パックと餅のサイズが合わず、隙間ができ、しかもつぶしてしまい、散々な形になってしまったが、本来は平べったくなく、ぽっこりした形でした。白いのはカスタード大福。
 
ご覧の通り、皮にもあんにもスチューベンが練りこまれていて、ブドウ色。
事前に、食べた人の感想をネットで拾ってみると、「おいしい」という声が多いが、「ガムみたいな味」とか「ブドウ味の大福なんて食べる気がしない」といった否定的な意見もわりとあった。人の好みはそれぞれだけど、個人的には、酸っぱい生イチゴを甘いあんこと一緒にしたイチゴ大福が成立しているんだから、酸っぱくないブドウの大福の方がおいしいのではと期待していた。
食べてみると、予想通り。あんこの程よい甘さ・餅自体の米の味・ブドウの味が程よくマッチしている。人工的でない、本当のブドウの味だ。
 
ほかに買ったものは「スチューベンチョコサンドクッキー」(袋入5枚150円、箱入りもあり)。硬めのウエハースにブドウ味のチョコがはさんである。「スチューベンドリンク」(100ml、265円)。濃い! そのまま飲むより、お菓子の材料などにした方がいいかも。

最後に紹介するのは、これ。
メロンもろこしとスチューベンもろこし。(各160g、300円)
もろこしといえば、小豆の粉を固めた干菓子で秋田名物。青森で見かけたのは初めてで、しかも果物味のもろこしなんて聞いたことがなく、興味本位で購入。
袋にはメロンに「青森産メロン果汁使用」(近くに産地がある)、スチューベンには「小豆粉使用」とある。スチューベンは表示するまでもなく青森産だろうけれど、メロンだってもろこしである以上「小豆粉使用」だ。
原材料はメロンが「砂糖・小豆粉・メロン・洋酒」のほか香料・着色料が使われているが、スチューベンは「砂糖・小豆粉・スチューベンぶどう・香料」とシンプル。

一見、秋田では一般的な、抹茶味とプレーン味のもろこしに見える。果物味だとは秋田県人には信じられない。言われてみれば、スチューベンの方はかすかにブドウ色?

食べてみるとメロンはかすかにメロン味がするが、やや人工的な味かも。スチューベンはさらにほんのわずかだけブドウの味がした。小粒なので2~3粒まとめて食べてやっとブドウ味が分かる程度。
どちらも砂糖の甘みが強すぎると思う。もう少し控えれば、果物の味がはっきりする気がするのだけど、豆と果汁の味がケンカしてしまうのだろうか。
ただ、もろこしとしての味(小豆粉の味)はかなり正統派だ。それもそのはず、商品のバーコードから調べると、秋田県のメーカーが製造しているようだ。観光地のお土産では、企画・販売はその地元でも、製造を県外に委託していることがよくある。そのメーカーはこれと同じ型から作ったと思われる普通のもろこしやなまはげの顔のもろこしなど製造しているようで、もろこし製造の実績があるようだ。
それにしても、青森ではなじみの薄いもろこしを、しかも、本場秋田では考えもつかない、もろこしと果汁のコラボで販売するとは、なかなかやるものです。
一般にもろこしは硬くて食べにくいが、これは小粒でわりと食べやすく、ついパクパク食べてしまう。果物味で斬新なので話のタネに買ってもいいかもしれないが、あるじゃの他の製品がもっと魅力的なので、おすすめ順位としてはやや低い。

ここのおすすめはやっぱり、豆腐類・びっくりあんドーナツ・スチューベン大福。
パンや大福は例えば弘前市内のどこかとか「リゾートしらかみ」の車内販売でおやつとして売っても通用するような商品だと思う。

五能線の本数が少なく、駅が近いのに訪れにくい場所だが、また来るつもりだ。
次回以降、弘前周辺のちょっとした話題を取り上げます。
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あるじゃ1

2009-01-07 17:27:42 | 津軽のいろいろ
青森県弘前市の北西、JR五能線の五所川原の手前、北津軽郡鶴田町に「道の駅つるた 鶴の里あるじゃ」がある。2001年にできたので、僕が弘前にいた頃はまだなかったとはいえ、やっと最近その存在を知り、面白そうなので訪ねてみた。

「あるじゃ」とは「鶴」と「羽・翼」を意味する2つのスペイン語からの造語であり、津軽弁で「ここにある」「見つけた」という意味もあることから付けられた愛称―というと連想するのが秋田駅東口の拠点センター「アルヴェ」。織姫彦星のアルタイルとヴェガからの合成で、秋田弁で「あるでしょ」という意味も重ね持つのとよく似たネーミング方法。

鶴田町は「鶴(かつて飛来していた)」「ハゲ頭に吸盤を付けての綱引き(ツル多はげます会)」「ブドウのスチューベン品種」が有名。道の駅に関しては「びっくりパン」「米粉・豆腐」「スチューベン」がキーワード。


弘前からJRで行く。町の中心部は五所川原の1つ手前「陸奥鶴田(町名は「つる」だが駅名は「つる」)」が最寄りだが、道の駅はさらに1つ手前「鶴泊(つるどまり)」が最寄。鶴田町鶴泊といかにも鶴がいそうな地名だ。
途中、奥羽本線から五能線に入る川部駅で長く停まるので、弘前から30分強かかる。岩木山を眺めながらリンゴ畑の中をしばらく走ると鶴泊。簡易委託駅で窓口のおばさんがホームに出て列車を迎えるが、乗車券は車掌が降りてきて確認(ワンマンの場合は前のドアからの降車になる)。最近手が加えられたと思われる駅舎で、待合室は小さいがきれいで、ストーブがよく効いていた。

道の駅は列車が駅に入る段階で見えるほど近くにある。駅からの距離では碇ケ関・秋田の岩城みなとの次くらいに近い道の駅だ。踏切を渡って300メートルほど先の交差点の角にある。
なお、踏切を渡らない逆方向にある国道の旧道? を五能線と並行して弘前-五所川原間の弘南バスが走っている。おそらく「菖蒲川」という停留所が近いようだが(未確認です)、列車が少ない五能線だけにこちらも使えそう。

踏切を渡って振り返ると小さな駅舎の向こうに岩木山がそびえるが、この日はすそ野だけ。
電話ボックスと駅舎の間に線路がある。
リンゴ畑が多い地域だが、この辺は水田らしい。ブドウも採れるし、リンゴ一辺倒ではない。

片側1車線で防雪柵が並ぶのが国道339号(のバイパス?)。正月のせいかそれほど交通量は多くない。79キロ先が竜飛との看板が出ている。有名な“階段国道”があるのもこの339号。鶴田付近では、五能線を挟んだ両側に国道339号線があり、旧道が県道に格下げされずに国道のまま(といっても3桁国道だから県管理だけど)共存する珍しい区間らしい。
壁のようなのが防雪柵があるのが国道。
道の駅には大きな建物が2つある。

国道から見て右が本体。レストラン、特産品と農産加工品(お土産)販売、農産物販売がある。左は2006年にできた大豆・米加工施設。

右の建物に入る。この時期でもスチューベンが1房150円で売られていたのに驚く。やや小粒の黒ブドウ。試食できたので食べると、評判どおりとても甘く上品な味。農産物コーナーではひょう害リンゴもあった。他の産直所同様、生産者ごとに並んでいて、どこも時期的にふじか黄色い王林しかないが、大玉が5個程度100円と格安。つぶす危険と重さのためブドウもリンゴも買えなくて残念。
(お土産と農産加工品は次の記事で紹介します)

左の大豆・米加工施設へ。要は豆腐類やパンの製造・販売所。
屋根で鶴がうつ伏せ? になっている。
地元産米のおにぎりもあったが、目玉は豆腐とパン。

まずはもめん豆腐「トドロッポ」。350g、200円。
やや縦長。
町内のモミの老木にちなんで、豆腐を食べて長生きできるようにという商品名。きぬごしとごまもあった。

がんもどき。5個入り200円。
まん丸。
ひじきやにんじんが入っている。中味は豆腐状でなく、油揚げ状のタイプ。チーズ入りと枝豆入りもあった。
いずれも鶴田産の大豆を使用しており、おいしかった。ほかにも寄せ豆腐やデザート類まで揃っていた。

そして、もう1つの名物、各種びっくりパン。その1つの「びっくりあんドーナツ」。280円。
大きさはどのくらいだと思います?

答えは次の記事で! (さらにもう1つの名物「スチューベン」のお菓子も紹介します)
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レンズフード

2009-01-06 17:23:36 | デジカメ
一眼レフを使って初めて知ったものの1つが「レンズフード」。
余計な光が画像に入ってしまうのを防ぐ、大ざっぱに言えば日除けが目的だが、レンズ本体をぶつけた時の衝撃から守ってくれる場合もあり、少なくとも初心者は使った方がいいという意見が多いようだ。

メーカーや種類によってはフードが別売のものもあるが、E-520ダブルズームキットのレンズは2本とも標準で付いている(紛失や破損に備えて別売もしている)。標準ズーム(14-42mm、フイルム換算28-84mm)用は花びら型の、望遠ズーム(40-150mm、同80-300mm)用はカップ型のもので、特に望遠用は取り付けるとだいぶかさばるが、上記の理由の通り、撮影時には極力取り付けるようにしている。
望遠ズームレンズにフードをつけたところ

持ち運び時は逆向きに取り付けられるようになっているので、結構頻繁に付けたり外したりしている。そのためか使い始めて2か月ほどたった頃だろうか、取り付けの際に引っかかるような感触を感じた。もうガタが来たのかと思っていたが、ボディ掃除のついでに、レンズ周りを吹いた後、元通りの感触に戻った。
それから2か月。またきつくなってきた。レンズとフード双方の接点にゴミがこびりついていた(下の画像の○)。
 
きれいにするとまた元通り。こまめなお手入れが大事なようだ。


標準ズームではそれほどでもないが、望遠ズームでは雨・雪からレンズを守るのにもフードが役立っている。
カメラ本体が防水ではないし、湿度の高い環境下にカメラとレンズを持っていくこと自体、すすめられた行為ではないが、ビニール袋でカメラをすっぽり覆って、開けた穴からレンズフードだけを出して撮影したのが下の画像。レンズもカメラもほぼ濡れずに(水滴が付かずに)済んだ。
レンズにプロテクトフィルタを付けているので、水滴で汚れた程度で神経質にならなくてもいいのかもしれないが、安くはないレンズだから、大事に使いたい。
プログラムオート F5.6 1/200 露出+0.3
細かい濡れ雪が降る秋田市の雄物川を渡る特急「いなほ」。吹雪ではなかったものの、寒かった。雪の降り方がうまく撮れたと思う。
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感熱きっぷ

2009-01-04 20:37:59 | 秋田のいろいろ
秋田駅のみどりの窓口できっぷを買う。
窓口の端末には、乗客側を向いた金額表示装置があるが、先月は赤色LEDのデジタル数字だったのが、コンビニのレジのような液晶ディスプレイに変わっていて、機器が更新されたようだった。

以前ネットで見た情報を思い出して、もしやと思ったが、渡されたきっぷを見て確信。
感熱紙できっぷを発行するプリンタに交換されたのだった。


ここで「感熱紙」を説明すると、表面に熱に反応して発色する加工がしてある紙。パソコン登場前は(キヤノン以外の)ワープロの試し印字用紙、現在はレシート・光熱水の検針票・ATM利用明細などで使われている。インクが不要で明瞭な印字が得られるが、熱や光に弱く「保管の際は内側に折りたたんでください」と注記されたレシートもある。

上の画像は秋田市営バスの一部で使われていた整理券。バーコードを印字するのはインク式では不可能だろう。

感熱紙はJRのきっぷにも使われていて、近距離用自動券売機で買うと出てくる、地紋がオレンジ色きっぷとしてはかなり以前から。
一方で、窓口や指定席券売機のきっぷは、緑や水色の地紋に昔のワープロのようにインクリボンで印字してきた。しかし、インクリボンの経費や保守費用の削減のためだろう、最近は窓口も感熱紙のきっぷに切り替わった駅もあり、他県の駅で実際に手にしたことがあった。
それがついに秋田駅にも。来る時が来たかと思った。

近距離用のきっぷは、ほとんどが1回の乗車で回収するから問題はないと思うが、自動改札に最大6か月間通される定期券、長距離の旅行を供にする乗車券・指定席券などを含む窓口のきっぷまで感熱紙にするのはどうなのだろう。磁気情報も一緒に記録されるとはいえ、うっかり熱源の近くに置いたり、強くこすって、券面が読み取れなくなることがないだろうか。
個人的には旅行の記念に手元にきっぷを残す際(本来は使用後は回収が原則だが、最近は申し出れば快くくれることが多い)も退色・変色してしまわないか気がかり。

実際のきっぷを見ると、印字が近距離券売機のように真っ黒でなく、若干紫がかっている。
そういえば、ワープロ時代末期に「長期保存用感熱紙」という製品が出て、その発色に似ているので、保存性はある程度は考慮しているようだ。
  左・従来のインクリボン、右・感熱紙
フォントは同一だが、印刷方式の違いで文字の色合いと太さが違う。
感熱紙の方が文字の線は細いが、明瞭で細かな文字もつぶれにくく見やすい気がした。これはメリットといえそう。

どうでもいいけど、従来のきっぷは下向きにそり返る(中央部が出っ張る)のに、感熱紙きっぷは逆に前向きにそり返るようだ。用紙の巻き取り方(裏表)が逆なのか?

簡易委託駅や旅行代理店は機械が違うので分からないが、他の駅のみどりの窓口も順次更新されていくのだろう。
記念に保存というのは、乗客側の勝手な要望であり、JR側のコストを考えれば感熱紙化は残念だけどやむを得ない。
ただ、早めに買った大事な指定席券、旅行中のきっぷ、領収書やクレジットカード利用明細の保管は、熱や直射日光を避けた方がよさそう。
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最後のNational

2009-01-03 16:46:57 | 機械モノ(デジカメ以外)
テーブルタップを買った。
最近は低価格のものも出ているが、僕は延長コード類はナショナルにこだわりを持っている。高いといっても1000円しないし、せめて配線器具くらいは“高級品”をという思いがあるのと、実際、同社製品は作りがしっかりしている気がする。

ところで昨年10月に松下電器グループはパナソニックに商号を変更、ナショナルのブランドも消えた。
テーブルタップはどうなっているのかと思いながら、コジマに行ってみる。
値札は「National」のまま。商品の見かけ上は1種類だが、パッケージや本体の表示は「松下電工・National」と「パナソニック電工・Panasonic」のものが混在していた。当然価格は同じ。在庫はそのまま販売し、同じ設計でブランド名だけを変えたものに順次切り替わっていくようだ。

我が家のナショナル最後の製品になるだろうと思い、記念に迷わず「National」のものを購入。「ザ・タップX」という製品。

差込口に水や埃を防ぐシャッターが付いていたり、難燃性素材使用で、事故や発火が起きにくい構造らしい。ケーブルは法律で定められた10倍の折り曲げ回数に耐えるそうだ。
最近は他社製品でもそうだし、同社では昔からだったが、プラグが180度動くため、壁際のコンセントでも使えたり、そのプラグの根元の金属部分が樹脂でコーティングされているので、埃がたまっても発火(トラッキング)しにくいのも安心。
さすがナショナル、いやパナソニック。多少高くても値段分の価値があると個人的には思っている。

公式サイトを見ると、シャッターなどが付いていなくて「ザ・タップX」でない普通のタップ(コジマにはなかった)など、ラインナップが豊富。その中で、「この商品は同じ品番でNationalブランドからPanasonicブランドに随時切り替えをさせていただきます。」とある製品と単に「ナショナルのブランドです」とあるものがある。前者は売れ筋商品に、後者は色違いとかあまり売れなさそうな商品に記載されている感じだが、どうなのだろう? Nationalブランドは完全に消えると聞いているから、後者は旧ブランドでの在庫が多数ある製品なのだろうか。在庫がなくなれば、切り替わるのか、製造中止になるのか。

開封してナショナルの旧製品と比較。

奥は僕が大学入学時に買ったものなので15年程度たっている。日に焼けて色は変わっているが、特に異常なし。新しいのはかなり細くてコンパクトになった。ただし、間違ってプラグの片方だけ差し込んで感電や発火(片刃挿入)しないように、絶妙な幅になっているようだ。

いくら安全性に配慮した製品といっても、これを使うと絶対に火災にならないというわけではないので、過信は禁物。
長い間差しっぱなしのプラグは、時々外して、プラグにゴミがたまっていないか、被覆に異常がないか確認しましょう。


旧松下電器は国内向けのテレビや録画機器などでは20年ほど前から「Panasonic」ブランドを使っていて、我々の世代にはかなり浸透しているけれど、壁のコンセントやスイッチ、シェーバー、温水洗浄便座(ビジネスホテルのユニットバスに多い)といえばやっぱり「National」だ。今後はそれらも「Panasonic」に変わっていくのだけど、なじむのに時間がかかりそう。
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正月恒例

2009-01-01 14:38:43 | 秋田のいろいろ
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、正月名物といえばいろいろあるけれど、元日に限りJR東日本エリア(とプラスアルファ)が乗り放題の「正月パス」もその1つ。昔は僕も使って旅行したことがあったが、最近はご無沙汰。
関東地方から東北地方に多くの利用客が訪れ、各ターミナル駅の土産屋や飲食店では、ちょっとした書き入れ時になるようだ。また、例えば新潟→秋田→青森→八戸などと一回りする人も多くいて、秋田-青森間の特急「かもしか」は通常の3両編成ではさばき切れなくなる。

その対処として、例年、1往復は通常の3両編成どうし2本を連結した6両で運転し、1往復は別の車両を使って運転している(残り1往復は3両のまま)。その「別の車両」というのは、現在では数少なくなった、「583系電車」という車両。むしろこの車両目当てで、正月パスで秋田に乗りに来るという人もいるはずだ。

昔の特急電車は赤と肌色の塗装だったが、それの色違いの青と薄めの肌色の塗装。この国鉄時代のままの塗装で現役なのは、秋田と仙台に1本ずつしかない(他は塗り替えられて京都にある)。秋田では、TDL行き「わくわくドリーム号」などの団体ツアー列車や修学旅行や甲子園応援団の貸切列車、今回のような多客期対応に使われている。
この電車の最大の特徴は、「昼は座席車、夜は寝台車として有効に使える」ということ。効率を優先した、高度経済成長期の国鉄らしい発想に基づいている。それだけに今では、昼は特急なのにリクライニングしない、4人掛けシート、夜は着替えもままならない3段式寝台とまったくの時代遅れ。
ただし、僕は昼も夜も乗ったことがあるが、昼はリクライニングしないとはいえ、普通列車とは違うふっくらとした座り心地と充分な足元空間、夜は中・上段は別として、下段はA寝台並みの横幅と大きな窓を独占できる、そして、静かで穏やかな走り、と現在の列車とはまた違う意味で快適で、決して「悪い車両」と決め付けたくはない電車でもある。

いつもの3両編成の「485系電車」も似たり寄ったりだけど、この583系電車は、正月のような「イベント用」として走るのが、最後の活躍の場なのかもしれない。


今日の秋田は寒くて、雨・みぞれ・雪で時々陽が差す複雑な天気。風もやや強い。いっそ雪の方が傘がいらないからいい。
ただ鉄道のダイヤを乱すほどの悪天候ではなく、青森から秋田へ来て、再び青森へ向かう583系かもしかはほぼ定刻。
シャッター優先 F6.3 1/200 トリミング
正面が明るすぎた。露出をマイナスにすればよかった。
この塗装に見覚えのある方は多いと思う。普段は楢山の車両基地でよくお休みしてます。
今日はきれいに磨かれていて、美しい。

シャッター優先 F4 1/200 トリミング
「特急」として走るのは久しぶりだが、この車両の本来の役目にふさわしい堂々とした姿!
(かつては12両や9両だったが)6両の長さは迫力もある。

団体列車としては月に1度以上走っているが、一般客が乗れる次の機会は、ゴールデンウイーク(弘前のさくらまつり対応)の「かもしか」があるかどうか、それがなければ来年の正月かもしれない。
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