麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

オーディションしました

2006年04月25日 | 東演
 昨日『見果てぬ夢』と並行して、秋の公演『大地のカケラ』のオーディションを開催。1階の劇場、3階稽古場に劇団員が大集結した。
                              
 オーディションは、少し動くと汗ばむ暖かい陽射しの午下がり、演出家・河田園子嬢の醸し出す柔らかなオーラのせいか、終始リラックスムードで進行した。通常、配役オーディションはピリピリした中で競われるものだが…。
 まず河田嬢のRADA仕込みのインプロなどで体をほぐし、そんな中滲み出るキャラクターを演出家が拾い、「ホンの抜粋」を初見で読み合わせた。
 もちろん他にも理由はあって、その書き下ろし作品の全貌が明らかでない中、どんな人物・どんな出来事などなど知らない俳優達にとっては「戦闘モード?」が取りにくかったという点も大きかったろう。つまり“俺はあの役取りに行ったるで!”という鼻息荒い体勢ではなく、ベテランから新人まで顔を揃えて楽しくゲームに興じるの巻・・・みたいな。
 さらには意識的に戯曲のノホホ~ンとした部分をピックアップしたってこともあって、常に笑いの絶えないオーディションとなった。
    
『大地のカケラ』ご期待あれ!!!
『大地のカケラ』さわり・・・
   (作/はせひろいち  演出/河田園子)
   廃校になった高校。樹齢170年の大きなヒノキのある、今は
   公共施設として使われているが、間もなくの閉鎖が決まってい
   て、ヒノキも伐採される…。高校の同窓生で「芸総研」に籍を
   置いていた面々が、そのヒノキの根本に埋めたタイムカプセル
   を開くために15年ぶりに顔を会わせて・・・。
   上質な謎物語(リドルストーリー)をお届けします 

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