麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

巣鴨会談

2006年06月27日 | 東演
 昨夜、秋の公演『大地のカケラ』の作家、演出家と第一回打ち合わせをした。
 はせひろいちさん、河田園子さんとも東演では初めてのお仕事。
 こうして3人が顔を揃えたのも昨夜が初めて。(勿論、僕と作家、僕と演出では何度も会ってますが…)ところがお二人の人柄か、スッと入って、短い時間の中でかなり濃い話になった。第一稿が大きく膨らむことは確実だ!

 会談場所は昴稽古場に近い巣鴨だった。河田さんの稽古の終わるのを待って、21時半くらいから…。
 はせさんのホンを東演が演るのは初めてだが、個人的には世田谷区民上演グループの有志ほかを募って、はせさんの代表作のひとつ『非常怪談』をプロデュースしたことがある。そもそも彼の主宰するジャブジャブサーキットが好きだったのが先なのだけど・・・。
 会談は零時少し前に終了。
 多忙なお二人のスケジュールを縫って、第二稿、それを俎上にさらに練って……と『大地のカケラ』は着々と階段を昇っていく!

 書き下ろしの新作を僕が手掛けるのは、04年『浄瑠璃の庭』以来2度目だが、既製のホンにはない、創りあげる過程に同席できる幸せは言葉に現せない・・・。
 そうそう『浄瑠璃の庭』の作者・藤井貴里彦さんを見出したのが、誰あろうはせさんで、パンフにもそのあたりのいきさつを書いて貰ったのだった。
 以前からアプローチはしていたが、最終的にくどき落としたのは、思えば『浄瑠璃の庭』終演後の呑み会だったか・・・。
 そんな螺旋階段のような縁と縁とをつなぎあわせて・・・『大地のカケラ』は、いよいよ本年9月30日初日です

   
コメント
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