麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

いさりび兄弟

2006年06月29日 | 東演
小田急線の列車模型の広告。
 ロマンスカーの脇にキャビンアテンダントを模したエプロン姿の萌え系のおにんぎょうが立っているせいで、“ロマンスカー7000形「LSE」ついに登場”のコピーの、LSEにふってあるルビを「ランジェリー・スーパー・エクスプレス」と読んでしまった。勿論正確には「ラグジュアリー・スーパー・エクスプレス」ですが…。
 でもそーゆーことは、特におっちょこちょいの僕にはよくある。

 それとは別の電車。
 吊革に捕まる僕の後ろで若い女の子二人が大きな声でしゃべっていて、
「竹之内豊とオダギリジョーってダブんない?」
「えぇ、ないない。オダジョーの方が全然いい!」
 これはキャラが被っているか否か、とそれに対する評価の話だが、僕などは外国の俳優さんの顔自体の区別が苦手だし、最近では年のせいか同じ日本人でも雑誌モデルあたりは誰が誰やら……(押切もえのように露出が掛かれば別だが)。

 この“区別のつかない顔”ってのは各人の特徴をつかむリトマス紙が違うから千差万別で、それを逆手に取ったのが、週刊誌などでよくやる企画だ。
 有名スポーツ選手とイグアナ、政治家とある国の石仏ってなモノを並べて「似てませんか?」と。
 なるほど言われてみれば…と、読者はほくそ笑む。

 冒頭はそれが言葉の場合の例・・・?ン。
 で、『いちゃりば兄弟』ですが、余り聞きなれない語呂なので、いさりび兄弟とか、ちょべりば兄弟とか、様々なタイトルで問い合わせが来ます。
 さすがに「イチャイチャ兄弟」なんつー漫才のどんどん遠くなるボケみたいのはありません。
 奥ゆかしい(?)日本人に一番多いのが
「えーと、ほら沖縄の…あれ? 兄弟の話のチケット欲しいのですが…」
というニュアンス。

 繰り返しになりますが、兄弟の話ではなく、「出会えば皆兄弟」という成句からなるタイトルなんです。勿論、結果的に、劇中で兄弟の対立シーンは出てくるのですが・・・。
                          -文中敬称略-

 【余談】オダギリジョーの勢いがすごいんだなあ。文中の例で決めるつもりはないが、確かに竹之内豊に一時期の迫力はない。最近、オダギリジョーは全編英語が売りの(?)の日米合作映画『BIG RIVER』に出演するなど話題豊富だ! 『仮面ライダークウガ』から僅か6年、スピード出世? そうそう出始めの頃は、そのライダーの原作者石ノ森章太郎のご子息でドラマ『ホテル』などで活躍されている小野寺丈の方が有名だったものな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする