麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

沖縄の思ひ出。その1

2006年06月10日 | 身辺雑記
 『いちゃりば兄弟』の主な舞台は、1945年の本島です。
 さて、僕は観光で何度か沖縄を訪れている。
 そのすべてが東演に入る前、つまりまだ二十代だった10数年前になる。

 本島はかする程度・・・国際通り、首里城跡、ひめゆりの塔(及び平和祈念資料館)、平和祈念公園あたりを回ったくらいで、那覇経由石垣ルートが多かった。
 二度に分けて、八重山諸島など離島を巡った。竹富島をベースに、西表、与那国、波照間、宮古、多良間・・・懐かしい思い出を書き連ねたい。

 当時はまだ泡盛がさほど流通してない時代(?)で、竹富の民宿で噂に聞いたキツイ酒を「シークワサー割り」で呑んだのが最初。
 超ブームの芋焼酎も、昔から飲んでいる方にすれば「飲みやすくなった」「こんなのは芋じゃない!」ってな言われ方をしますし、実際そうなのでしょうが、泡盛も最近は随分ファッショナブルに呑みやすくなった気がします。
 そうそう泡盛の一番の思い出といえば、二〇年もののクースーだ。
中国へ留学していた友人との沖縄行で、彼が北京でのクラスメートの実家を訪ねた時呑んだあの・・・。(これは本島での話です)

 大阪からも一人来ているから三人で再会するというので、ノコノコ着いて行ったのはいいが、何しろ初対面の人ばかり。最初は紹介しあったりしたが、やがて三人で盛り上がるという自然の流れ。余ったのはその家のお父さんと僕。
「遠くから友達が来てくれて、とても盛り上がっているし、娘が生まれた時から開けてない古酒を今日呑もう!」
 とお父さんは言った。成人式に開けようと思ったが娘は帰って来ないし、あげく(?)中国に留学までして、すっかり機会を逃していた泡盛の封切りを賑やかにやろう!と、床の間(?)に鎮座した大きな瓶の封を切った。
 でも今思えば、そーするより間が持たなかったのかも・・・。
 とにもかくにも、二〇数年年もののクースーの旨いの旨くないのってウチナーとサシで呑んだから、そりゃかなりのハイピッチで量だったけれど、翌日スッキリ!!!
 いやあ、あの味に勝る酒は未だ呑んでいないなぁ・・・。

 いきなり一発目が泡盛の話とは情けないけど……続きます。






コメント
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