麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

鹿島田も、矢向も、

2007年10月12日 | 東演
 さて3日間お世話になった幸文化センターは、なかなかどーして陸の孤島(?)です。

歩きたくない方は川崎と武蔵小杉をつなぐバス路線を利用すれば、バス停から徒歩1分ちょいです。
 歩くのが好きな僕はJR矢向駅から約10分、テクテク行きます。
                                
 そんな僕は、銀にレモンとオレンジのラインの入った南武線の上りに乗る(行きはネ。帰りは当然下りです)。
 電車は、(…前略…)向河原、平間、鹿島田、矢向の順に停まるのだけれど、いやはや、「あの」鹿島田や「あの」矢向に、ボコボコ高級マンションが建ってたのには驚いた。

                

 昔とはまるで趣がちゃうねん。特に鹿島田の駅前はチラッと車窓から見た程度やけど、小洒落た商店街になっとって、おったまげましたワ。
(どこの方言?

 夏に『月光』を上演したラゾーナ、それより先に完成したミューザと、進む川崎西口の再開発は、今まで見向きもされなかった幸区方向へと“高層建築の波”を、ツナミよろしく激しく押し寄せさせているようです!

 さて数行前に「あの」と書いた、その「あの」とは・・・木造の平屋やトタン張りの○○荘に混じって、個人経営の店があり、いつも路地には子供が遊んでいて、おおむね大きくなるとツッパリになる。。。とゆう、伝統的な平間~鹿島田~矢向あたりの図を指します。
はい、偏見です。
 川崎っ子としての。

 けれど、ドリフを真似ては親に叱られ、キャンディーズよりピンクレディーにハマり、教室ではBOXY(*)でスーパーカー消しゴムを弾いていた(女子はチェーリング)世代には、割と頷いていただけるのではないでしょうか?
     *BOXY=ノック式のボールペン
 
 まあ、これは“川崎っ子”としての愛を込めた思いで、否定ではなく、100%懐古的な「そういう街であり続けて欲しいのになぁ…」という。もっといえば、その波が、さらに平間、向河原・・・と飲み込んで行くのかしら、という危惧であります。

 まあ、地元ネタはこれくらいにして、今日の劇団の動きを最後に。
『恋でいっぱいの森』GPの道具や衣裳を整理して、一部大月倉庫へ返し、また、訪中公演のもう一本の作品『臨時病室』の稽古を1階にて。
 今日から演出の鈴木完一郎氏が、ついに登場!
 いよいよ、こちらも詰めの段階です。

 そうそう。5年ぶりの中国。
 冒頭の変化の10000倍、変貌してるんだろうなぁ……。

 昨日、芝居の評価は期待と不安が半々と書いたが、こっちの方は大いに楽しみである。
 出発まで、あと6日です
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする