麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

コンシェルジュ

2008年01月08日 | 東演
 コンシェルジュという名詞が定着して、どれくらいになるだろう。

 僕の印象では、ソムリエが隅々まで行き渡った後に登場したって感じだ。
 あれ パシティエはその前? 後? 
 …考えると眠れなくなるので辞めます。

                    
 
 当初はコンシェルジュ=ホテルだったけれど、最近はデパートや駅の「案内」もコンシェルジュ化されて、例えば僕の利用している小田急線も、昨年から、女性がロマンスカー。。。小田急の有料特急電車で、鉄道友の会選定(会員投票)のブルーリボン賞の常連でもある。。。をイメージした制服で、ホームやコンコースに立つサービスを始めています。

 横文字の、しかも聞き慣れない洒落た語呂だと「オッ!」と思ってしまうのは良くないのだが、悲しいかな、マンションの「管理人」というと、ニットの帽子に茶系のカーディガン、ズレた眼鏡の初老の人で、刑事ドラマ等でほとんど役に立たない証言をしているってイメージだ。そのすぐ脇を後に真犯人であることが解る人物が通り過ぎたりもするが、それはさておき。。。
「もし僕が不在なら、うちのマンションのコンシェルジュに預けておいてください」なんて言うとカッチョイイよな、実際

 で、ただのイメージで終わるのは困るけれど、その職能の誇りとして昇華し定着すれば、同じ仕事をしていていながらモチベーションは上がり、結果受け手も幸せになれるわけで、それは悪いことではない。

 浦和レッズの藤口社長の新年の挨拶が「ホテルマンに学べ!」だったと今日のスポーツ紙で読んだ。
 ホテルのサービスを「究極のホスピタリティ」と評価し、外部の人を“業者”と言わず、皆が仲間意識を持たないと「誰からも愛されるクラブづくりはできない」と語ったそうだ。
 なるほど、さすがアジア王者&世界3位のクラブである

 我々エンタテインメントに身を捧げる者にとって、ホスピタリティは大事であることは言うまでもない。
 劇団は、東演に限らず外部を“業者”とは言わず、仲間意識なんて越えて、家族的とも言えるつながりをスタッフさん含め、不動産に材木卸、印刷に食堂e.t.c…関わる皆様と結んでいて、いや、結んでいただいて、かつ、大いに助けていただきながら活動しているから・・・あれ? これはレッズの言ってるのとは、ちと方向性が違うわい。

 それに、コンシェルジュから話が逸れてますわナ
 でも、まあ、流れから言いたいことはお解りいただけたと思います。

 08年・・・まぁ急いてはコトを仕損じるので、あえて「これからの」と言いましょうか・・・東演のコンシェルジュぶり、その先の「究極のホスピタリティ」にご期待あれ
コメント
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