麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

道の上の家族から奇妙旅行へ

2012年01月19日 | 制作公演関連
昨日、あうるすぽっとホワイエにて
リーディング『道の上の家族』が
昼夜二回、公演されました。

第二回日韓演劇フェスティバル
前夜のオープニングセレモニーの
勢いそのままに、昼夜とも
用意した席がほぼ埋まる盛況。
劇場客席への階段と
扉を利用した舞台。
出演者は、扉を開き、階段を降り、
特設舞台の椅子に向かう。
椅子には「父」「長男」など
役名のプレートが置いてあり、
9人の演者が揃ってそれを掲げ、
物語は始まった……。

作/チャン・ソンヒ、
翻訳/石川樹里、演出/須藤黄英

青年座、文学座、昴等から力のある
俳優が集まり、安定感のある朗読劇だった。

そして本日、二日間の準備を終え、
劇団サンスユ『奇妙旅行』が幕を開ける。

古城十忍の戯曲を、韓国の若手注目株
リュ・ジュヨンが演出する。
彼女はこの作品を2010年ソウルで公演、
東亜演劇賞新人賞を受賞している。

本日19時、明日14時と19時。

殺された娘の父と、殺した青年の両親が
死刑が確定した青年との面会にともに向かう
二日間の旅を描く、異色の作品です。
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