麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『忠臣蔵』かかわりの地にて(後篇)

2012年12月06日 | 制作公演関連
遊戯空間『仮名手本忠臣蔵』は
いよいよ12月12日(水)、13日(木)
浅草・木馬亭にて幕を開けます。

昨日のブログは両国に行った話。
吉良邸の写真なぞ載せたりして。
裏手にある小さな博物館と題した
「相撲写真資料館」も紹介したけど
両国といえば、やっぱ国技館。
ちゃんこ屋もた~くさんあって、
吉良邸と資料館とも程近い処には


時津風部屋がある。
外観は以下のように相撲部屋というより
ホテルみたいなたたずまいだ。

意外だな~

さて、話を現在制作で関わる
『仮名手本忠臣蔵』に戻しましょ。

本作には大石も吉良も出て来ません。
(前にも書いたけど)
江戸時代、幕府は武家社会に関わる
筋立ての上演が禁止されていたのだ。

二代目竹田出雲、三好松洛、並木千柳の
合作である本作は浅野内匠頭を塩谷判官、
吉良上野介を高師直と置き換えております。
(近松版を継承して)
そんな長~い間、多くの人々に愛されてきた
大作に、俳優と裏方はがっぷり四つに
取り組んでおります。

平日二日、たった三回の公演ですが、
是非砂かぶりで迫力の取組をご覧あれ!

そういえば、前嶋ののさんのデザインの
『仮名手本忠臣蔵』のチラシを
まだアップしてなかったなあ~。

どうですか? 素敵でしょ?
単に素敵なだけじゃなく、
全段通しリーディングであるこの舞台の
雰囲気も大いに表しています。
コメント
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