麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

えっと、本日は韓国から御一行様来日。

2015年01月16日 | 制作公演関連
昨夜、キャパ約200のシアタートラムに
180人弱のお客様を迎えて
無事開幕した七回目の
「韓国現代戯曲ドラマリーディング」
先陣を切ったのは『五重奏』。

名家と言われた古い家柄では
男の跡継ぎが尊ばれる因習が残る。
そのせいで不幸な人生を歩んだ四姉妹と
今尚その考えに固執する
元凶たる父親との関係を描いた舞台。

今では大統領に女性が座る国の、
少~し昔、1990年代の話だ。

高度成長期の日本でも、都市部の隆興と
土着性を色濃く残す地方との対比を
彰かにする名作が沢山生まれたけれど、
韓国のそんな姿をキム・ユンミが活写。

明けて公演二日目は、残す二本、
『木蘭姉さん』『アリバイ年代記』が登場。
夜公演の『アリバイ~』の前には、
この事業を両国で交互開催する、
韓国側の中心団体「韓日演劇交流協議会」
御一行様が駆けつけ、ささやかなセレモニー。

あ、そうそう。
冒頭「無事」と書いたけれど(--;)
三本回しで、場当たりやゲネを組み込む故
『五重奏』はロビーで受付を開始した時間、
まだ舞台でゲネプロが進行中であった(><)

それは今日の二本も同じ。
少しでも良いものを届けるべく
必死にもがく三作品の競演となっている。

お陰様で今日の二公演も、初日同様の盛況。

さあ、折り返して。
明日は『五重奏』と『木蘭姉さん』、
そして千秋楽は『アリバイ年代記』のち
シンポジウムを一つ、、、疾走は続きます。

実はチケットの売れ行きが急増!
ご予約はお早めに

なお。
毎ステージ終演後にアフタートークあり。
(18日昼終演後はシンポジウム開催の為例外)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする