麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ビザールでござ~る仮組deびざ~る

2017年06月19日 | 制作公演関連
先週の月曜から参宮橋にある
レインボースタジオに入った
演劇集団ア・ラ・プラス『ビザール』。
16日(金)に舞台の仮組を敢行。
ほぼ本番通りの傾斜や仕掛けを
王様舞台の伊藤さん、舞監・玉城さん
とともに役者も交えて造りあげた。

レインボースタジオのオーナーは
俳優座から青年座映画放送を経て、
劇団青年座に移るという経歴。
実は新劇史上初めてのことらしい。

で。
参宮橋にて、たっぷり原寸の
稽古を重ね、芝居の濃度を高めた後
小屋入りするシアター風姿花伝の
支配人は元青年座の女優という
・・・偶然なのだが、不思議な繋がり。

繋がりといえば。
朝九時スタートの仕込を労い、
出演のチェ・ヘミと美術の加藤さんで
お昼ごはんを用意してくれた。

食パンにフレッシュな野菜、ツナ、
卵にチーズ等々の具材をお好みで
握り寿司よろしくサンドイッチにし、
それをみんなで頬張った。
半分くらい形になった八百屋舞台を
眺めながら舌鼓を打った。

そんなこんなの「イベント」が
座組をさらに強固にしていく。

あ。八百屋舞台というのは、
傾斜のあるステージのこと。
商品が見やすいように手前を低く、
奥は高く斜めに誂えた台……
そう青果店には限らない、あの形
……演劇界では、そんな形状の舞台を
「八百屋」と呼びます。
八百屋飾り、開帳場などとも。

さて昨日は最後のオフでした。
気づけば一週間後の26日には
もう劇場に入るわけである。



作/ジェーリコ・フバッチ
翻訳/高橋ブランカ
演出/杉山剛志(演劇集団ア・ラ・プラス)

出演/蔡ヘミ(演劇集団ア・ラ・プラス)、
西村清孝(リベルタ)、辻しのぶ、
服部晃大、松田崇

6月29日(木)~7月3日(月)
シアター風姿花伝

前売4000円、学生3300円

※外国人の方の無料招待あり。
(数に限りあり)
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