麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ビザールでござ~る翻訳家同姓deびざ~る

2017年06月30日 | 制作公演関連
演劇集団ア・ラ・プラス第14回公演
日本・セルビア演劇交流プロジェクト
『ビザール~奇妙な午後』
作/ジェーリコ・フバッチ
翻訳/高橋ブランカ
演出/杉山剛志
主催/一般社団法人壁なき演劇センター
後援/セルビア共和国大使館
助成/芸術文化振興基金

無事に昨日、初日の幕を開けました。

セルビア大使館からも職員の方が、
或いは在日のセルビア人男性が
飛び込みで来るなど満席発進!



さて。タイトルにもあるように、
翻訳家も高橋姓。
ハーフではなく生粋のセルビア人。
大学で日本語を学ばれ、95年来日。
98年帰化。同年から09年の間は
ベラルーシ、ドイツ、ロシアに住み、
帰国後は東京在住という経歴。

作家・翻訳家・写真家。
ロシアで2008年『最初の37』を、
母国セルビアで15年『月の物語』、
日本では『東京まで、セルビア』を
昨年、それぞれの国の言語で出版。

そんな才媛はまたアグネス・ラム似。

ゲネプロ前に、アグネ……もとい
ブランカさんと話す時間を持つ。

安部公房を薦められた。
『砂の女』を。

セルビア語の翻訳はつまらなかったが
日本語で読んで「ハマった」と。

日本のロシア戯曲へのアプローチの過ち
などなど、彼女の機知に富んだ話は
どれもこれも、非常に面白かった!
ので稿を改めて書きたい。

さあ、息つく暇なく、
今日から一日二回公演が続きます。


そして、本日はセルビアより
この戯曲をものしたフバッチ氏が
やってきます。

アフタートークも今日昼の回、
明日の夜、日曜夜の三回ございます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする