麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

忘却

2017年12月07日 | 身辺雑記
数日前に見舞に行った話を書いた。


入院している男は過去に書いた
自作の舞台化にあたり用意した
松葉杖が役に立ったと軽口を叩く程
元気で少しく安心したのだが……。

その公演の重要な役割を担う彼を
欠いたことで、作品の完成度は勿論、
制作として収支に関しても、
いつも以上に心を砕いて、つまりは
かなり「周りに」泣きを入れた。

多くの友人知人が時間を割いて
仙川という駅に、恐らくは
人生でたった一度になるだろう
降車をして芝居を観てくれた。
改めて深謝したい。

その中には大学時代の悪友もいて、
久方ぶりの再会となった。

真面目な連中で、余り女っ気もなく、
確かそんな野郎ばかり十人くらいで
信州・松本に旅したことがあった。

地元の鹿児島から下宿先に
車を持ってきていた野間の車と、
レンタカーとで学都を目指した。
小澤征爾を芸術監督に迎え「楽都」、
北アルプスを臨む地勢から「岳都」
とも最近は称する城下町を訪ねたのは
かれこれ三十年も昔のこと。

だから、まずその面子が不確かだ。
グループの中心的人物の一人・高山は
「風邪ひいて行かなかったよ」と言い、
他の数人は居たと記憶する。

この混濁はモーロクが何より大きい。
が!
松本ではレンタカーのマフラーから
黒煙が出るアクシデントが起きたし、
鎌倉の時は、奥山のパジェロの自損事故
(実は奴の兄貴所有の車だった)

富士急ハイランドの際は、石田が
高速でスピード違反を犯すなどなど、
「事件」は大小何かしらあって、
面子も都度微妙に違っていたから、
混ざっても仕方ない部分もある

念のため付け加えると松本以外は
女子もいた小旅行であった。



定員が五十人程の小さな学科。
なのに九人も二浪がいた。
で、今度はそれが思い出せない。
八人は知恵を出しあって判った。
最後の一人の候補が数人いて、
帯に短しな状態だ。果たして、
その中に「真犯人」はいるのか?
まだ名前の挙がっていない者が
いるような気もするのだ……。

さて昨今、ホームカミングデー
と称して大学が卒業生を迎える
イベントが盛んなのだそーだ。
答を導きだすには有効かな~と。
だから来年は参加したい。
ちょうど現役組が天命を知る
歳になるしな~。

十月が楽しみだ。と、
それを忘れないよーにしないと。

コメント
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