麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

近コレ2/漱石忌

2017年12月08日 | 制作公演関連
明日、12月9日は「漱石忌」。

文豪・夏目漱石は1867年2月9日に
江戸の牛込馬場下横町に生まれた。
現在の新宿区喜久井町である。

新宿のあらゆるカルチャーを楽しむ
「新宿フィールドミュージアム」は、
今年が漱石生誕150年ということで
テーマに「漱石」を掲げた。
音楽美術演劇映画etc.広~く網羅し、
自由が信条でもある「SFM」だから、
ノンテーマの参加もOKだ。

J-Theaterは昨年に続き今年も参戦し、
『三島由紀夫の世界vol.1』を上演。
それから二ヶ月と少し、近江楽堂から
「劇」小劇場に舞台を移して、
『近代作家コレクションvol.2』を。



12月11日、12日の本番にむけて、
追い込みに汗する時期である。
で。
漱石の影響を少なからず受けただろう
4人の作家の11作品を上演する。

さて。
『吾輩は猫である』『坊っちゃん』等
まさに代表作に枚挙いとまない漱石が
亡くなったのが1916年12月9日。
東大講師の結婚式から帰った自宅
(牛込区早稲田南町。現新宿区)にて。
『明暗』執筆半ばの49歳だった。

この晩年(9年間)を過ごした場所に、
今年9月オープンしたのが「漱石山房」。
正式名称「新宿区立漱石山房記念館」は
彼の、初めての本格的記念館、らしい。

意外だな。
でも遺族の中で色々あったりしたしな

と書くと、すったもんだ感が出ちゃうか。
主にあれしていたのは一人だったりする。

身内の確執といえば。
今日のニュースで、とある有名な神社で
凄惨な事件が起きたと知ったが……。

その町は、J-Theater主宰の小林拓生が
幼い頃を過ごした町でもあるのだ。



そこから遠くない場所で今日も稽古。
赤組、白組とあって(詳しくはHP参照)、
本日は赤の通しをメインに。

僕は月島から歩くのだが。
道すがら「コミュニティー」ではなく
コミニテールームがあったり、
と思えば、ハワイアンフード店も。

そんな下町で総仕上げである。





【J-Theater公式ブログ】
Http://j-theter.jugem.jp/
コメント
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