麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

近コレ2/白から赤

2017年12月10日 | 制作公演関連
J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『近代作家コレクションvol.2』は
いよいよ明日開幕する。

師走にふさわしく(?)赤と白、
二つのラインナップでお届け。



まずは白。
『野ばら』小川未明
『失敗園』太宰治
『よだかの星』宮沢賢治
『白』『桃太郎』『羅生門』
『杜子春』以上、芥川龍之介
という順で七演目。

J-Theaterとしてはお馴染みの
野ばら、失敗園、よだか、白
と並び、桃太郎からが新作
(あくまでJ-Theater的に)。

また作家も、未明、太宰、賢治、
そして後半、芥川四連発と、
龍之介の世界が広がるオーダー。

トリを飾る『杜子春』は・・・
今年のJ-Theaterに多数出演し、
その座組の中心に常にあった
薗内茜が語りを務め、
ビックスモールンのチロに、
どことなく似ている福井康平が
タイトルロールを担います。
主宰・小林拓生も白組では
本作のみ!(役はお楽しみに)

かたや赤。
『蜘蛛の糸』芥川龍之介
『失敗園』太宰治
『よだかの星』宮沢賢治
『赤いろうそくと人魚』小川未明
『走れメロス』太宰治
『羅生門』芥川龍之介
『虔十公園林』宮沢賢治
こちらも七本。

未明を真ん中に、芥川、太宰、
賢治を前後に配した並びは
バランス良く、またカラフルな
ラインナップでご覧いただきます。

メロスの大役には、オリラジの
藤森に似ていなくもない安藤明良。
創立45年という歴史を刻む劇団
芸優座の小泉みちが語りを。

赤も小林は一作のみ。
組の象徴(?)『赤い~』で、
例の役を今回も・・・

上演時間はどちらも二時間ほど。

一般2500円、学生2300円
(学生はあらゆる教育機関対象)



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