麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

巣籠生活の箇条書

2020年04月11日 | 身辺雑記
地下鉄に乗った。
想像より空いていた。
八割減か知らないが、僕の思ったよりは……。
網棚の上の広告スペースも空いていた。
出稿も当然控えめにならざるを得ない。
・・・昨日の出勤時の感想。

「緊急事態宣言」はまだ出たばかり。
これから自粛が一ヶ月ちかく、
「少なくとも」続くわけだが、
もぅ一日を長く感じちゃう駄目な僕。

   ※※※   ※※※

さて、演劇界。
公共ホールは早々に閉館を決めた。
それは劇場の性格からして仕方ないと
飲み込めた部分が大きい。
そして「緊急~宣言」という王手に、
民間劇場のほとんどが「参りました」と
カシラとともにシャッターを下ろした。

嗚呼、ついつい自分の足元が気になり、
広い視野を失う自分の小ささも恥じる。
例えば。
我々の業界と隣接すると言えるお弁当屋さんが
ロケや収録の中止縮小により打撃を受けている、
というニュースが耳に入る。
一般企業の会議も当然激減、花見もNGなわけで。
そんなことに中々思いが至らない。

新劇においては、平時の段階で
スタンダードと言われる1000円クラスの
お弁当を頼める予算がなく、その半額以下の
数にしたって30程度(しかも数ヶ月に一度)で、
力にはなってはいなかっただろう…。
それはさておいても、経済の連なりを改めて思い知る


   ※※※   ※※※

巣籠生活に一本の戯曲が届いた。
早速拝読させて貰おう。
届いたといえば。
唐突に高校時代の「連れ」からメールが来た。
ま、関東では「連れ」は余り使わないが、
旧友、悪友、親友・・・
どれも「今」使うにはフィットせず。
だが。
蝕まれつつあった、脆い僕の心には
ジャストフィットしたのだった。
4月6日、誕生日のこと。
ありがとうM。

そういえば、『雉はじめて鳴く』を、
やはり高校同窓のYが観劇。
出演者が馴染みのバーのママに宣伝し、
ママが常連のYを誘い、チケットを購入。
劇場受付に僕が立っていたという偶然なのだが。

Yは、M達のバンドに参加したことがあり、
僕はMに数篇の詞を提供していた。
壱萬参阡日ほど昔の話。

Yは一時期下北沢で店やっていた。
同時期に僕も下北沢で働いていて、
数えるほどだが、呑みに行っていた。
前の世紀にはならないくらいの話。

   ※※※   ※※※

道はつながっていて、だから前触なく交差する。
吃驚する。
そして概ねは嬉しくなる。



うつむきがちだったのできづかなかったが、
すっかり葉桜になっていた近所の公園。
晩春。
コメント
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