麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

愚弟と四大人

2020年04月25日 | 身辺雑記
昨日、4月24日は愚弟・宏の誕生日。
「愚弟」はあくまで謙遜としての表記で、
実際は駄目な長男にかわり
家の諸々に献身する、偉い49才である。

宏は無名だけれど、同じく4月24日生まれの
賀茂真淵(かものまぶち)は有名だ。
教科書に出てくる学者で、とにもかくにも
「名前がへんてこ」ってことで覚えている。

少し補足すると・・・
江戸時代中期の国学者、歌人。
荷田春満、本居宣長、平田篤胤とともに
「国学の四大人」の一人。

ついでに言えば。
四大人と並び称しても、断然本居が知られ、
荷田がやや後塵を拝すイメージ(私だけ?)。
ちなみに荷田春満は「かだのあずままろ」、
他は「もとおりのりなが」「ひらたあつたね」。
念のため。
それにしても難読多し。

あ、難読と言えば
wikiでは四大人を「しうし」と読ませている。
アラフィフ世代にはそんな記憶がない。
普通に「したいじん」と習った気がする…。

いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府と
昔は覚えたが、昨今は幕府成立年に
1185年を採用しているのと同様、
変化しているのだろうか?
wikiはじめ複数のサイトで散見された。

さておき、歳嵩順では・・・
荷田、賀茂、本居、平田となり
辛うじて荷田から本居は同時代に生きた。
とはいえ、荷田没年に本居は6歳。
一番若い平田誕生の1776年、
荷田と賀茂はすでに鬼籍に入り、
本居とは46歳もの年の差があった。
ゆえに平田が本居の名や著作を知ったのは
没後二年後で、入門は長男の本居春庭に。

また平田姓は江戸在住の備中松山藩士
平田篤穏の養子になってからで、
もとは大和田姓。



日本の女優、タレント、司会者
岡江久美子さんが母親役を務め、
1991~99年の間、8シリーズにわたり
放映された大家族のドラマ
『天までとどけ』のほとんど(2以外)の
主題歌『涙くんさよなら』その一節

♪この世は悲しいことだらけ
 君なしではとても
 生きて行けそうもない
 だけど僕は恋をした
 すばらしい恋なんだ
 だからしばらくは君と
 逢わずに暮らせるだろう
 涙くんさよなら さよなら涙くん
 また逢う日まで

を思い返した人が多いことだろう。
慎んで大和田久美子さんの
ご冥福をお祈りいたします。
コメント
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