『雪の中の三人』を終えて10日以上経ち、
次回ナンバー公演『インク』の準備に入っている。
と同時に、長野を皮切りに神奈川、関越と巡る
『血のように真っ赤な夕陽』も動いていて……。
その一環で、長野県駒ヶ根市を訪れた。
駒ヶ根といえば、ソースかつ丼とローメン。
まず、千切りキャベツを敷いた上に、
秘伝のソースにくぐらせた「カツ」を載せた
ソースかつ丼。昭和初期から提供されて以来、
駒ヶ根で「カツ丼」といえば、これ。
卵でとじたカツ丼は「煮カツ丼」等、
別の名前で供されるそうだ。
次にローメンは、蒸した太めの中華麺に
マトンなどの肉と炒めた野菜を加えた、
駒ヶ根というより少しフィールドを広げた
伊那地方のソウルフードだ。
閑話休題。
通常の座席にシールドを着けた高速バスで約四時間。
めちゃくちゃ良い天気で、車窓には美しい風景……、
それに時折癒されながら、今年度のラインナップ
(戯曲)を缶コーヒー片手に読み直しつつの四時間。
文化会館の一室にて、実行委員の皆様と
第一回目の会合。自己紹介から始まり、
チケットの金額等、こまかな部分まで。
【復路へ】