麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ダンス、グスタフ、アソウとバセキで四題噺

2008年09月09日 | 東演

 大変わかりずらい画像ですが、昨日行われたダンスレッスンの一場面です(舞台に座ってストレッチをしています)。
 東演俳優陣のブラッシュアップのひとつで、鹿野裕子先生の指導のもと「部活」みたいな盛り上がりをみせています・・・。
 
 「部活」といえば、日曜日の昼下がり、練習を終えたのであろう高校生が三人、山手線に乗ってきた。
【今日も文中敬称略で】
 アディダスの白のポロシャツに紺のジャージ(膝下までたくしあげ仕様)、それにバッグ。なぜかオソロな格好の三人の中の、一人は日系のイケメン。
 その彼が「グスタフ、グスタフって、うちのおじいちゃんの名前だから参ったよぉ~」
 アメリカを襲ったハリケーンが、テレビのニュースからではなく、こんなシチュエーションで聞こえてくると、よりダイレクトに伝わってくるから不思議だ。演劇と同じ“生”の力か…。

 「名前」つながりでもう一席。
 僕が長く住んでいた、そして今も両親や弟夫婦が暮らしている神奈川県川崎市の、麻生区の区役所が取材を受けていた。
 今までもろもろの書類の記入例として『麻生太郎(あさおたろう)』と表記していたものを、今回の自民党総裁選や、その先に予想される選挙を鑑み、『○○太郎』に変更したという、下らないといえばクダラナイ、サンジャポらしい企画だった。

 区の担当もあえて強調していたが麻生区は「あさおく」であって、「あそうく」ではない。

 けれどもジモティーとして言わせていただければ「上麻生」「下麻生」などの町名は「かみあそう」「しもあそう」と発音する。
 ・・・偶然だが、国会同様“ねじれ現象”を起こしているのダ。

 「一席」というと落語みたいだが、NHK『ちりとてりん』、ちょいと前になりますが『タイガー&ドラゴン』などテレビドラマでもヒット!
 最近上げ潮な落語界
 昨年は『しゃべれどもしゃべれども』、今年は『落語娘』と、映画でも話題作が続いている。
 
 前者は第11回山本周五郎賞の候補作にもなった小説が原作で、ラジオドラマ化、漫画化もされている。
 後者はただいま上映中のミムラ主演作品
 原作は永田俊也の小説で、奇しくも僕とファーストネームが一緒だが、縁はそればかりではない。

 スタッフの、落語監修三人の中に「隅田川馬石」の名前が

 昨年、四代目を襲名して真打ちになった「師匠」を、僕は今でも「佐助」とつい呼んでしまう。
 もともと俳優志望だった彼は、そのレッスンのひとつで落語に出会い、転進。93年五街道雲助師匠の門を叩いて、僕と出会った頃は二つ目の「五街道佐助」だった。

 東演に入る前、僕が制作で関わっていた作品に「役者」として出演していた頃からのつきあいで、東演の養成所に講師で来て貰ったり、地元の法人会の総会に「東演さんの役者さんの朗読やかくし芸※もいいのですが、ちょいと色合いの違うのないでしょうか?」との依頼に応えて、佐助に一席お願いしたこともあった。
(加えて若手も二人ほど来ていただきました

 つまりお世話になってばかりの「馬石師匠」が関わっている映画。
 是非、ご覧いただきたいと思います
 つか、まずは俺が観なきゃな。

 お後がよろしいようで。

 ※かくし芸=東演の芸達者な俳優たちによる「南京たますだれ」「がまの油売り」「居合抜き」「かっぽれ」等。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 130周年と50周年と。 | トップ | 空ゆく藍染めのこいのぼり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿