劇団うつり座第二回公演
『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』
絶賛公演中。
格段かかわってはいないのたが、
演出以下スタッフは多くが旧知で、
出演者も知った役者ばかりだ。
チケットは、ほぼ完売らしく
金曜と土曜の夜のみ何とか……
というのも、2日前の情報
興味のある方は是非最新情報を
確かめてください。
チラシの通り、本は清水邦夫で
演出は劇団代表でもある篠本賢一。
うつり座のコンセプトが
〈あの昭和の時代の如く人々が
上を向いて元気に生きていた時代の
息吹を、昭和を知るオトナ世代が、
演劇活動を通じて皆様に届けていこう〉
というもので、まさに昭和の、
なかでも「熱かった季節」のモノガタリ。
それをシニア世代が熱演
初演は1971年。演出が蜷川幸雄、
青年Aに蟹江敬三、鴉婆に緑魔子、
弁護士に湯浅実、ほか石橋蓮司、鶴田忍、
山谷初男、阿藤海といった癖の強い役者が
紡いだ裁判所を舞台としたアングラ芝居。
爆弾を投じた青年二人を救おうと
鴉婆、虎婆はじめ婆の一群が侵入して……。
新宿アートシアターでの初演に劣らぬ
(と決まり文句の修飾はするけれど
わたしはそれを観てはいない)
うつり座のメンバーを主軸に、
多彩な客演を交えたアンサンブル。
私の観た回は、天も味方にして
轟く雷鳴が、激しいモノガタリの
前奏として上野ストアハウスを覆った。
そして・・・と、うつり座版の
オリジナルの魅力を語りたいが
まだ公演中ゆえ我慢する。
11日まで。
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