麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

敷居

2012年05月25日 | 身辺雑記
宮部みゆきの時代物。
敷居を踏むくだりが出てきた。

すっかり忘れていたが、
小さい頃、確かにそれをやると
大人から怒られたものだ。

今は宜しくないらしいが、
当時は口より先に手が出て、
踏んだその足を叩かれた。

えっと
教育法や迷信について
語る気はない。

忘れたのは勿論、
年をとったからだが
「敷居」そのものを
見なくなったってことも
大きいだろう。

我が家はワンルーム。
敷居はないし、同世代で
一戸建ての日本建築に
住まう者はなかなかいない。

さて、芝居屋目線でいえば。
「どうしたって芝居辞めねぇなら
うちの敷居はまたがせねぇ!」
と勘当されるの図は、
流石に今はない。
これは演劇がまだ
社会革新運動と一緒だと
世間から捉えられていた
少しく昔の話だ。

それとは別に、チラシを渡すと
「凄いなぁ」「面白そう」
「有名な人出ないの」などの
声が発せられ、けれど結論として
「敷居が高い」って流れは
ちょくちょくある。

実際そう言うのと、
ほぼ同じ意味の言葉なのと
合算すると・・・。

家に敷居がないと書いた。
学校教育にダンスが
導入されるそうだが
敷居を下げるのは、
これに限る。

「演劇」をまたいで
「心」を叩かれる!
これが一番いい。

そんなことを考えながら
読み進めたら頭に入らず、
数頁戻って、また読み返した。
「ぼんくら」なことをした。

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