神保町といえば、古書店から最近はカレーの町に…
「神田カレーグランプリ」2012のグランプリに輝いた
「マンダラ」でランチをした。
詳しくは語れないが、先方お勧めの三店から
私が選んで店内で落ち合う約束で、
早く着いた私を入口で迎えたのは元劇団員。
びっくり!
印度料理の店で働いていると聞いてはいたが、
神保町とは知らず。そして前述したように、
カレー屋さんがかなりの数あるところ。
いずれにしろ、美味しくいただきました。
九段下に移動して、能楽書院。
前回の舞台『京時雨濡れ羽双鳥/花子』が
能と狂言のエッセンスのある作品だったので
お世話になった書店さんに顔を出す。
明治40年創業の老舗。
専門書や月刊新聞「能楽タイムズ」を発行。
M40、西暦でいえば1907年。
中山晋平が島村抱月の書生をしていた頃だ。
翌年は大杉栄が「赤旗事件」で逮捕され獄中に。
その頃、まだ伊藤野枝は九州にいた……。
と、いきなり脇道がそれたが、
彼らは『美しきものの伝説』に登場する人々だ。
歴史を彩る面々が躍動を始めた頃にできた能楽書林。
創業者・丸岡桂は、歌人でもあり発明家でもあり……
人力ヘリコプターを製作した人でもある。
時は過ぎて百十余年。
現在の編集長と意見交換。
一週間ぶりの青空の下、茶をしばきました。
タイトル通り、本当は珈琲だけど
次回は新劇交流プロジェクトⅡ
『美しき~』について書きます。
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