麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

麺と向かって

2021年10月09日 | 俳優座

 

ちょうど先週の土曜日は京都にいた。

近畿演鑑連の総会に出席すべく。

その日友人と会った話は10/4付の弊ブログに書いた。

で、旧友との話は別稿で、と書いたまま、

あらら、一週間経ってしまいました

 

10月3日、彼の働く「一粒万倍」というラーメン店で

遅い昼食を食べた。彼は今、そこで商品開発に従事している。

演劇人時代も、役者に演出に美術、制作などなど。

幅広く才能を発揮していたわけだが、

WEBもお手の物で、今は麺のクリエイトにハマっていると。

 

 

麺作りの段階から、勿論スープも調合割合を幾通りも試して。

それは芝居創りとの共通点が多いと彼は言った。

確かに。

甲の台詞の言い方によって、乙の台詞は変わり、

丙の間の取り方で、丁の出方も変化する。

それを稽古場で繰り返しながら作品は固まっていき、

けれども完成の一歩手前で、大きくくずれてやり直しになる、

そういうことも多くあるのが演劇である。

 

 

劇団俳優座N0.348『面と向かって』

(作/デーヴッド・ウィリアムソン、

翻訳/佐和田敬司、演出/森一、

於/俳優座劇場、時/2021年11月5日~14日)も

ようやく秋が勝ってきた六本木で、

麺作り、スープ作りに励んでいる。

 

先週の日曜日。

いわゆる観光地がきら星のごとくある京都駅の

反対側に2019年開場した「THEATRE  E9  KYOTO」にも

足を延ばした。一演劇人として気になっていた場所。

 

 

場所という意味では、劇団俳優座にとって

俳優座劇場もまた「こだわり」の場所である。

 


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