ちょうど先週の土曜日は京都にいた。
近畿演鑑連の総会に出席すべく。
その日友人と会った話は10/4付の弊ブログに書いた。
で、旧友との話は別稿で、と書いたまま、
あらら、一週間経ってしまいました
10月3日、彼の働く「一粒万倍」というラーメン店で
遅い昼食を食べた。彼は今、そこで商品開発に従事している。
演劇人時代も、役者に演出に美術、制作などなど。
幅広く才能を発揮していたわけだが、
WEBもお手の物で、今は麺のクリエイトにハマっていると。
麺作りの段階から、勿論スープも調合割合を幾通りも試して。
それは芝居創りとの共通点が多いと彼は言った。
確かに。
甲の台詞の言い方によって、乙の台詞は変わり、
丙の間の取り方で、丁の出方も変化する。
それを稽古場で繰り返しながら作品は固まっていき、
けれども完成の一歩手前で、大きくくずれてやり直しになる、
そういうことも多くあるのが演劇である。
劇団俳優座N0.348『面と向かって』
(作/デーヴッド・ウィリアムソン、
翻訳/佐和田敬司、演出/森一、
於/俳優座劇場、時/2021年11月5日~14日)も
ようやく秋が勝ってきた六本木で、
麺作り、スープ作りに励んでいる。
先週の日曜日。
いわゆる観光地がきら星のごとくある京都駅の
反対側に2019年開場した「THEATRE E9 KYOTO」にも
足を延ばした。一演劇人として気になっていた場所。
場所という意味では、劇団俳優座にとって
俳優座劇場もまた「こだわり」の場所である。
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