麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

綿を叩いて

2021年10月08日 | 俳優座

『面と向かって』は立ち稽古になって4日経った。

昨日は大道具の打ち合わせも無事に済んで、

スタッフワークもギアが入ってきている。

照明の初回打ち合わせは既に終わり、

衣裳に関しては早い段階から動いている。

 

 

アオイ科ワタ属に分類される植物は、

ハイビスカスやオクラを思わせる

黄色い花をたった1日咲かせると、

尖った丸い実になり、それが弾けて綿毛に。

だから花ではないのだが「綿花」と呼ばれる。

 

唐突に話が変わったが、大丈夫です。

そして余りここで時間を使っても、なので

少しはしょって進めると……

種を取り除いた「綿」のからまった繊維を

ほぐしてそろえる「わたうち」という作業に。

 

つまり、読み合わせから立ち稽古への過程が

ちょうど、このあたりに似ているな~と。

役者の考えてきたアイデアと、演出の構想が

ぶつかりあって、それが整理されて。

 

・・・というわけでタイトル=[めん]を叩いて。

本文中「わた」だったり「めん」だったり、

ややこしいですが、と、そうそう。

この舞台も、ややこしい話を調停人が、

ほぶしていく舞台だったりするのです。


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