麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ののこてん

2022年01月27日 | 俳優座

 

 

本日は第56回紀伊國屋演劇賞の贈呈式。

壇上にはご覧のように、すっきり「会」と。

写真は、劇団俳優座代表の岩崎加根子が

賞状をいただくの図。

紀伊國屋書店社長高井昌史氏(右)と

岩崎(左)の間にはパーティションがあり、

書面を読み上げたのみで実際の授与はなし。

COVID-19感染拡大防止のためです。

 

 

さてブログタイトルを、紀伊國屋演劇賞贈呈式

等々、素直につけることも考えたのだけれど、

恥ずかしさが勝って平仮名五文字にしてみた。

 

『野の古典』安田登著(紀伊國屋書店発行)

 

出席者に記念品として配布されたものの中身。

下掛宝生流ワキ方能楽師であり、

元国語教員でもあった筆者による古典の面白さを

幅広く(古事記、万葉集、源氏物語に論語などなど)

説いた397ページである。

 

恐らく、福袋よろしく記念品の本は様々なんだろう。

能楽師だけに能についても触れられているが、

今日も稽古のあった『京時雨濡れ羽双鳥』は、

能の『定家』を下敷きにした戯曲だったりする。

200近くの袋のなかに何種類の本があったか知らないが

不思議なえにしを感じざるを得ない。

 

例えば手にした本が福井にまつわるものなら

「『花子』の登場人物は一人称を〈うら〉と言う。

土地を限定してはいないが福井も〈うら〉を使う地域」

と書いただろう。紐付けに幅があるのは確か。

それは承知の上でなお、縁だと言いたい。

 

 

似た写真をもう一枚。

右から岩崎、ひびのこづえ氏、松尾貴史氏、

中央の高井氏を挟み、緒川たまき氏、吉田羊氏、

上村聡史氏(岩崎以外は個人賞受賞者)。

 

では、早速いただいた本を読もう。

総勢30名ほどで参加した・・・団体賞の対象が

昨年上演した五作品すべてだったので

随分大勢に(汗)・・・記念写真などは

また別の機会に掲載いたします。

 


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