東洋大学中国哲学文学科卒業の敏腕Pです
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表題は、皆様ご存知のように『「荀子」勧学篇』の一節。その前後は。。。
学は、もって已むべからず。
青は藍より出でて藍より青く、
氷は、水これを為して、水よりも寒し
。。。であります。
「(前段略)学問は途中でやめてしまってはいけない。青は藍の葉から作られるが、その青さは原料の藍よりももっと青い。氷は水から作られるが、その冷たさは水よりもさらに強い」
。。。みたいな意味である。
このことから、弟子が先生よりすぐれていることの譬えとして用いられる言葉であることは、ここで言うまでもないだろう。
さて。確かに、藍草から精製される青は、原料の藍よりも青くなるけれど、そのためには、職人が複雑な工程を経て初めて染料になるプロセスがあったればこそ、である。
藤井さんの宮崎の工房にもお邪魔させていただいたが、本当に手間をかけて作品を作っていらっしゃった。
(工房の写真をブログのお尻に載せました)
それは『空ゆく風のこいのぼり』の戯曲にも良く顕れています。
このところ繰り返し書いているけれど、来年、東演は
創立五十周年を迎えます。創立者の故八田元夫、故下村正夫を失って三十有余年、そしてその遺志を継いだ先達が築いた伝統の上に「今」があることを噛み締めた上で、その歴史を凌駕する・・・つまり、弟子が先生を越える作品を産むために、我々は「芝居」を育て紡ぎ舞台にかける努力を続けなければならない・・・。
そんな当たり前の、と同時に行うは難しな行為に気持ちを向ける、藤井戯曲には力があります。
そんな“宝物の地図”みたいな戯曲を手に歩いていきます。
本番に向けて・・・《藍より青し》の実現に向けて!
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藤井さんのアトリエの外観です。
その表札です。
「楡の木工房」と言います。
藤井貴里彦さんが今月18日~東京・本郷のギャラリー「愚怜/グレイ」にて個展を開催します。
本郷三丁目下車、東大赤門そばです
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学は、もって已むべからず。
青は藍より出でて藍より青く、
氷は、水これを為して、水よりも寒し
。。。であります。
「(前段略)学問は途中でやめてしまってはいけない。青は藍の葉から作られるが、その青さは原料の藍よりももっと青い。氷は水から作られるが、その冷たさは水よりもさらに強い」
。。。みたいな意味である。
このことから、弟子が先生よりすぐれていることの譬えとして用いられる言葉であることは、ここで言うまでもないだろう。
さて。確かに、藍草から精製される青は、原料の藍よりも青くなるけれど、そのためには、職人が複雑な工程を経て初めて染料になるプロセスがあったればこそ、である。
藤井さんの宮崎の工房にもお邪魔させていただいたが、本当に手間をかけて作品を作っていらっしゃった。
(工房の写真をブログのお尻に載せました)
それは『空ゆく風のこいのぼり』の戯曲にも良く顕れています。
このところ繰り返し書いているけれど、来年、東演は
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そんな当たり前の、と同時に行うは難しな行為に気持ちを向ける、藤井戯曲には力があります。
そんな“宝物の地図”みたいな戯曲を手に歩いていきます。
本番に向けて・・・《藍より青し》の実現に向けて!
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藤井さんのアトリエの外観です。
その表札です。
「楡の木工房」と言います。
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本郷三丁目下車、東大赤門そばです
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