麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

優勝パレード

2017年06月13日 | スポーツ
昨日の「最下位」及び再会の話から
一転、おめでたいテーマで。


池袋に住んでいて、立教大学の、
とある門から四十歩ほどの距離。
その野球部が東京六大学リーグを
ほぼ半世紀ぶりに制した。

既に12日にパレードをする旨は、
近隣住宅のポストに投函された
通知文で知ってはいたのだが、
日曜の「全日本」でも優勝して、
ダブルの祝勝パレードとなった。

大学野球は各リーグの代表が、
春と秋に日本一を決するのだが、
昔は東京六大学が圧倒的に強く、
やがて〈実力の東都〉と呼ばれる
駒澤、亜細亜、東洋、青学
(春の全日本、秋の明治神宮を
合わせた優勝回数の多い順に列記)
等が台頭、時折関西勢が絡み、
さらには東海大(首都リーグ)、
東北福祉(仙台)といった
新興勢力も加わり、出場校も
徐々に増えて27にまで膨らんだ。

昨今は力の接近も顕著で、
例えば昨年は中京学院(東海リーグ)
と中央学院(千葉県リーグ)と
一文字違いが決勝で顔を合わせ、
前者が初優勝を成し遂げた。

今年の準優勝は国際武道(千葉)、
一昨年は流通経済(東京新)が準V、
2013年は関東甲信越リーグの
上武大学が頂点に立つといった中、
東京六大学、東都の代表が
早々に姿も消すことも増えた。

今回も東都優勝の、わが東洋が、
まさかまさかの初戦敗退
相手は東海大北海道(札幌リーグ)。
ひがしにさんずいと校名が似た上、
偶然、両校の監督が高橋姓。
新聞には金星の文字も踊った。

確かに甲子園組もいる洋大と
付属の東海系列に加え道内と東北の
出身者が中心という顔触だけ見れば……。

さて東都はまた「戦国リーグ」とも。

2007年春から09年春、五季連続優勝
07年から2011年、春の五連覇
その間、全日本三回、明治神宮二回と
日本一にも輝いて、
2008年においてはリーグ春秋と全国の
四冠を達成するなど黄金期にあった。

そんな常勝軍団が、2012年秋に
東都二部に初めて陥落すると、
七季に渡って二部で喘ぐことになる。

15年秋に二部優勝、入替戦も制して、
一部に返り咲き、昨年春四位、秋二位、
そして今季、初戦の中央に二連敗するも、
以後、土つかずの八連勝で春11度目
通算17度目の戴冠となった

まさに群雄割拠、下克上のリーグだ。

そうそう。
八戸、富士(ともに北東北)
東亜(中国)、九州共立(福岡)
等の選手のドラフト指名も目につく。
こんなことからも、大学野球全体の
力の差が拮抗していることは分かる。

昨日のブログで、ラグビーとバレーの
テレビ中継について触れたが。
昔は「東京六大学」をNHK教育で
レギュラー報道していたのですよ。
若い人は知らないだろうな・・・
で。
私も知らないけれど、さらに前、
プロよりも人気あったらしいからな。

話があちこち行きますね。でも、
池袋のパレードには行ってません。

池袋から東上線に乗った川越の
パレードには行きたかった……。
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さいかい

2017年06月12日 | 身辺雑記
我が東京ヤクルトスワローズが
セの最下位に沈んでいます。
交流戦も未勝利の「どべ」だったが、
ようやく片目が開き、Gを抜き11位に。

週末土曜、いつもは地元で飲んでいる
中学までの友人がたまには都内で、
と連絡してきて新宿で待ち合わせた。

移動中「知り合いの店でいいか」と
メールが来「別にどこでも」と返す。

歌舞伎町で落ち合ったのに
銀座に行こうとそいつは言う。
流れ的に、その知り合いの店が
花の都のど真ん中、と察した。

「銀座といえば長谷川どうしてる?」

今更だが地元とは川崎のはずれの
柿生という町で、長谷川も小中一緒。
彼は若い頃から銀座で働いていた。

「長谷川の店に行くんだよ」と
宮本は言い、あらまプチサプかぁ~、
と心中で呟きながらも、同時に
久々に会えるのは愉快だとも思う。

その日はラグビーの親善試合があり、
日本代表がルーマニアと対した
熊本のゲームは生で中継された。

バレー男子のワールドリーグ。
高崎ラウンドが金~日と毎夜七時。
試合開始なのだが中継は録画で深夜。

歴史的勝利を南アフリカから挙げ、
五郎丸をはじめスターを生んだ闘球と、
嘗ての栄光遠く、連続で五輪を逃した
排球との、それが「現実」である。

そんな男子バレーボール。
石川、柳田ら若い力が主力。
208cmの元日本代表の父と
現女子代表の姉を持つ
202cmの大竹も初の龍神*で
成果を出すなど東京五輪に向け、
決して視界は悪くない。……が、
ガイチが監督だと厳しいと思う。

*男子バレーの愛称が
「龍神NIPPON」です。

話を戻そう。
長谷川は銀座で三店舗を展開する
経営者になっていた。

日本料理「綾」銀座4-3-12-1F
懐石「福遊庵」銀座5-6-10-5F
鉄板懐石「ふく」銀座4-8-11-4F

全店、昼11~15時半、夜18~23時。
お近くにお越しの際は是非ぜひm(__)m

以上、宣伝終わり。

その夜の帰りの電車。
良い加減に出来上がった斎藤と
ばったり。彼は旗揚げ・・・
僕が独立してテアトルシアター名義で
最初に上演した舞台・・・
に出演してくれた俳優だ。

あけて昨日。
名誉副支配人を務める劇場で、
四天王寺紅姐さんとも、めっちゃ
久しぶりにお逢いできました。

「再会」の多い週末だった。
そしてスワローズには一日も早く
「最下位」を脱出して欲しい!
いや必ず抜け出して……
四位くらいは行きたいな~
(弱気すぎ?ε=ε=┏(・_・)┛)

山田、早く復調せよ!!!
故障者たちよ、帰ってこ~い!
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独りぐらしの独りごと

2017年06月11日 | 身辺雑記
かみさんが海外旅行中につき、
ぷち独りぐらし中。
てか、たったの三日だけど。

料理がまるで駄目なので、
その間、拉麺、炒飯、パスタ的な
お手軽な食事になる(>_<)
が、まあ今回は短期だからな。



演劇情報のフリーペーパー
「カンフェティプラス」に
来月、制作協力で参戦する
劇団ジャブジャブサーキット
『月読み右近の副業』
(7/28~30、駅前劇場)も
紹介されているのですが、
真隣に古巣東演を含む新劇の
五劇団合同の芝居が・・・

四頁繰ったところには、
以前ちょいちょい制作で入った
非シス人(ナルシスト)の
十周年記念公演『青ひげ公の城』。
で、隣に・・・DeGe-Produce。
こちらも奇しくも十周年!

しかもこのカンパニー同士、
交流が深い。と言っている私も
DeGeの現場にお手伝いで
何度か入っているくらいだ。



その当日のヘルプに入るのは、
中村姐さんの命令によって。

金曜に久しぶりに会ったのだが、
珍しくこちらからの声掛け。
とある人物との面通しだった。

久しぶりといえば。
昨日、今やすっかり数が増えた
「おさんぽ」系統の番組で、
江戸川橋を歩いていた……。
そう。
三月が本番だった『緑のオウム亭』
(雷ストレンジャーズ公演)の
稽古で二月後半、通っていた街。
当然、稽古場があるような場所は
繁華街ではなく、日々のルート
〈鮮やかに〉オンエア対象外(゜_゜;)

よし、もし機会があれば次は!



そんな6月11日は・・・

ベン・ジョンソンの誕生日。
ても、陸上じゃなくてね、
1572年生まれの劇作家・詩人。
代表作『錬金術師』で知られ、
シェイクスピアの追悼文も書いた
イングランド人(1637年没)。

それから。1903年の今日。
国王アレクサンダル一世と
王妃ドラガが暗殺される
クーデターがセルビアで起きた。



その国の戯曲『ビザール』の本邦初演!
演劇集団ア・ラ・プラスvol.14は、
明日から参宮橋に稽古場を移し、
6月29日からの公演に向け、
エンジンを切り離して大気圏突破。


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三分二十数秒

2017年06月10日 | 身辺雑記
某県警の警務部長らが約三分半、
深く頭を垂れて、謝罪。

***

『日本で一番悪い奴ら』のDVDを
観たのは上記事件の前日だった。
いわゆる「稲葉事件」と呼ばれる、
とある警察の大スキャンダルを、
その張本人が著した『恥さらし~
北海道警悪徳刑事の告白』を元に、
綾野剛主演、白石和彌のメガホンで
昨年公開された映画なのだけれど。

抜群の検挙数でエースの座にあった
一人の刑事がスパイらと組んで、
実は拳銃を買うなど不法に入手し
摘発の形を取った。その資金は
なんと薬物売買から得るという、
文字づらだけでも「日本一悪い」が
ひしひし伝わる不祥事だった。

最終的には、覚醒剤取締法および
銃刀砲類所持等取締法の違反容疑で
現職警官が逮捕され、上司は公園で
Sは刑務所内で自ら命を絶った。
そして男は有罪という事実が下敷き。

それを観た翌日聞いたニュースは、
はじめ「一家心中」が前面にあり、
その父親の仕事は意識しなかった。

7日、一転三人とも殺害と発表され、
個人的にはこの時点で職業を耳にし、
直近の映画がフィードバックされた。

勿論、二つには何の関連もない。

それよりも。
頭を下げる時間の余りの長さに驚いた。
殺人を署員が起こしたことは重大だ。
が聞けば、その県警はそれまでに
既に色々しでかしていたという。
なるほど、そういうことか。

にも関わらず、トップが出てこない?
言うまでもなくキャリアには
キャリアの事情や面子がある。

そうそう、前段の稲葉事件は、
組織としての関与が注視されたが、
結局、上層部にまで司法の手は
伸びないまま今に至っている。

***

福岡の事件の真相究明に期待したい。
警察官の多くは一生懸命我々の為に
日々戦ってくれているのだ!
プラスの部分も取り上げて欲しい。

色々述べたいことはまだあるが。
最後にひとつだけ。
首の骨が折れたことと「強い殺意」、
その連関について。
殺意は確実にあったろうけれど、
普段鍛えていると考えられる男が
「普通」に締めても折れるのではと、
医学的知識はまるでないけれど思う。

情状酌量する気は毛頭ない。
ただトッピングする必要もない。

***

ふたつの小さな命とその母であり、
ひとりの女性でもあった命に合掌。
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鍵穴と反対のくるっとやる「ヤツ」等について

2017年06月09日 | 制作公演関連
家の鍵などで、keyを差さない側、
まぁ通常は家の中の、ひねるやつ。
あれって、立った形で開いていて
倒れていたら閉まっているのが
普通と思うのですが皆様いかが?

「立つ倒れる」じゃ判らないかな。
マイナス(-)が閉、(|)が開。

それが逆でも問題はないけれど
(また実際けっこう目にするし)
胸から2~3センチ浮いたあたりが
もわもわするのである、僕は。

同じよーなパターンでは。
お風呂のシャワーとカランの
どちらかを選択するレバーの、
実際は右にシャワー、左にカラン
なのに、持ってきた機具は逆表示、
それを臆面もなくくっつける業者は
己の仕事として悔しくないのか、
と思わずにはいられない。

職人は体ひとつで来て、そこにある
部品をただ設置するだけであり、
事前に図面をチェックして、
偶数の部屋番はシャワーが左、
奇数は逆向き……と割り出し、
その数を発注して、なんて面倒は
やってねーんだよ!と言われれば
それまでなんすけどね(>_<)

嗚呼、ちんまい話になったな(T_T)

今日はロックの日なのに。
てか、ロックじゃねーしな、自分。
ブログ開設から4433日目なのに。
ん? 格段節目でもないか(((・・;)

少しはインターナショナルな話も。
今日、かみさんが韓国へ発った。
……このどこが国際的かはビミョー。
そもそも自分と関係ないし。

セルビアの戯曲。しかも本邦初演の
『ビザール』がいよいよ今日で
稽古に一つの区切をつけて、
月曜から固定のスタジオに入る。
16日には本番に近いセットも組み、
芝居をさらに押し上げる予定だ!

作家のフバッチ氏も招くのだが、
彼のホテルも決まった。
……ちょいとは国際チックになった?

演劇集団ア・ラ・プラス第14回公演
『ビザール~奇妙な午後~』
作/ジェーリコ・フバッチ
訳/高橋ブランカ、演出/杉山剛志
於/シアター風姿花伝
時/6月29日(木)~7月3日(月)

出演/蔡ヘミ、西村清孝、辻しのぶ、
服部晃大、松田崇

五人の俳優、十五人の登場人物、
三つの愛の物語。
紛争後のセルビアのリアルを描く
ブラックコメディー!

主催/壁なき演劇センター
hhttps://Theatrecenterwithoutwalls.jimdo.com
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微小血管狭心症

2017年06月08日 | 身辺雑記
来月、下北沢音楽祭に参加する。
初めてのことである。
まぁ芝居屋だから当然か

このブログでも随分書いてきたが、
下北沢演劇祭には長年関わった。
その中の「世田谷区民上演グループ」
それが僕の主戦場だったのだが、
区に在住在勤の学生や主婦、
リタイヤを機にチャレンジ等
老若男女のメンバーの中から
プロになった者も何人かいて。

その中の一人、高木直子が
昨夜放送されたNHKの『ドクターG』
ドラマ部分で主役を演じたのを
たまたま見ることになった。


ゲストに大好きな早見優
もう一人は某刑事ドラマの鑑識役で
ブレイクした男優だったが、
実は彼もある時期シモキタに住み、
(今でもそうかもしれないが
こちらが下北沢勤務から離れ不明)
梅が丘通りにひっそりあった
カウンターのみの料理屋の
ランチでたまに一緒になった。
言葉を交わしたことはないが。

で。高木嬢の演じた女性の
最終的な病名が、標題のもの。
「微小血管狭心症」
見つけづらい病で、まだ余り
メジャーではないことも知った。

次回予告には、谷藤太さんが!
来週、医師役で登場するようだ。

「韓国現代戯曲ドラマリーディング8」
今年一月の公演、三作の中の
『狂った劇』を演出した彼は、
自ら主宰する劇団では作・演出を、
また映像作品には役者で出演もする。

とか、うだうだ書いているうち
日本列島は次々に梅雨入り。
関東も、嫌な季節に突入したが
雨、降らないと困るしね。


手前勝手極まりたいが、
下北沢音楽祭期間中は、
野外もあるから雨少なめで……

最後に、 そのフェスの概要を。

【第27回下北沢音楽祭】
2017年7月5日(水)~9日(日)

昨年から始まったシモキタ各所で
展開する無料ライブ「フラフラ下北沢」、
地元在住のシーナ&ロケッツは
最終日に下北沢GARDENに登場。
同会場では金曜、早慶立明に日大、
成城、さらに東大からワンバンずつの
「関東七大学音楽祭」など、
盛りだくさんのイベントとなる。

制作で関わる、J-Theaterの公演は
小劇場楽園にて5日と6日。
『Dimensions Garden Live vol.2』を
水曜日に、木曜日には、
『宇井孝司 自作音楽朗読劇集〈希望〉』
を、詳しくは公式HP参照ください。
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第27回下北沢音楽祭への道0606

2017年06月07日 | 制作公演関連
J-Theater公演
『宇井孝司自作音楽朗読劇集〈希望〉』
(2017年7月6日、小劇場楽園)
その顔合わせが昨日行われた。

平和を希求した作品たちは
J-Theaterに限らず様々な主催団体が
小品からフルオーケストラまで
多様な形で全国に感動を届けていて、
下北沢でも複数回上演を重ねた。

そんな舞台成果を判った上で
本多劇場グループからお声掛け頂き、
文末の四作品での参戦を決めた。

そう、演劇祭ではなく「音楽祭」に



昨年の師走に下北沢と国分寺で
上演したメンバーから木下と松嶺、
そしてベテラン山田の女優陣に
主宰の小林が残り、五人を新たに
オーディションから選んだ。

また沖縄を舞台とした作品は
昨今の状況を踏まえて改訂しての
ラインナップとなった。



宇井からのプリンの差し入れを
まず皆で堪能してから読み合わせ。

船橋屋の「くず餅プリン」
文字通り、くず餅の入ったプリンは
きな粉と黒蜜をかけて食すのだけれど、
個人的には、まんまも美味だった。
或いはプリンなんで蜜だけも(^-^)v
でも、それじゃ「くず餅」から遠退く。
ε=ε=┏(・_・)┛
ちなみに、使われる「発酵小麦澱粉」に
かなりの手間が掛かった逸品なのだとか。
\(^^)/

そんなこんなで。
少し早めに稽古を終えて勝どきの街へ。
思えばオーディションもこの地だった。
(一枚目の写真は勝どきの運河)

ちょうど一ヶ月後にたった一日、
二回の本番が待っている。



アニメーション『平和交響曲第1番
第1楽章「祈り」 第3楽章「笑顔」』

音楽物語
『フォックスという名の白鳥の物語』

音楽物語
『名護の未来(ミク)の物語 2017年改訂版』

音楽物語『天使の羽根の降った街』

出演
山田栄子、
中村菜穂、竹越麻友、松嶺悠香、
木下采音、角川早織、糸瀬くるみ、
田辺朋志、小林拓生
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戸田、二十数年前

2017年06月06日 | 身辺雑記
日曜日に訪れた埼玉県戸田市。
駅を出て東の市文化会館へ、
と前回のブログに書いけれど。
遡ること二十数年前にも一度、
戸田駅に降りたことがあった。

まだ大学生だった私は、反対の西へ。
向かったのはスポーツセンター。
新体操のインカレを観に行った。

中学でも新体操部だった「ケメ子」
こと吉井は大学でも続けて、
ただ選手としては試合に出られず、
学連のスタッフの一員として
裏方に汗を流していた。

地元の駅でバッタリ再会し
お互いの近況から「近々ある大会を
よかったら観に来なよ」的な、
確かそんな流れだったよーな。
何たって遠い昔のことで定かではない。

二十数年前と書いたが、二十九か、
もしかしたら三十年前やも。

新体操界は山崎浩子というスターを
輩出したのち大塚裕子が台頭し、
二人の「ひろこ」が競技の人気を
牽引していた時代だった。

大塚は、シンクロの小谷実可子、
競泳の鈴木大地らと同学年、
いわゆる「丙午」の学年でケメ子や
私もまた同い歳なのだった。
(但し鈴木、大塚は早生れで未年)

バサロで金メダルを獲得した大地も
今や五十路、スポーツ庁長官に
昇り詰めたわけだけれど、
もしや「鈴木大地」といえば
プロ野球の千葉ロッテマリーンズ
背番号7のリードオフマンを
多くの人が先に思い浮かべるのか?

そうそう。千葉のキャプテンは、
東洋大学硬式野球部でも主将だった。
最近は、桐生の短距離に駅伝、
卒業したが荻野の水泳などが
体育会の看板になった東洋だが。
当時は野球のほか相撲、アイスホッケー、
そして男子新体操も強かった!

随分遠回りになったが1980年代後半、
まだマイナーだった男子新体操を
見ることがケメ子の誘いに乗った
理由のまず第一であり、加えて、
第二外国語の独語のクラスに
スポーツ推薦の新体操部の男が
いたことも後押ししていた。
・・・名前は忘れた。

で。男子新体操の団体が凄かった。
個人は正直、わりと地味だったが、
前転する一人の上を飛込前転が越え、
さらにそれを越えて回る・・・
で伝わるだろうか?
要は縦に重層的な回転があれば、
完全にシンクロした動きが
力強く、かつしなやかに展開した。

あの頃よりは少し認知度が上がった
気がしないでもないけれど・・・
「ケメ子」は今どうしているだろう、
と書きながら思ったりしている。
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戸田、十二夜

2017年06月05日 | 鑑賞
戸田といえばJ-Theater不動のセンター
戸田梨恵がすぐ思い浮かぶけれど、
昨日私が訪れたのは埼玉県戸田市。
駅を出て東、市文化会館。



広い敷地内に、一階920、二階290、
計1200キャパで『十二夜』を観た。
TODA CITY THEATER 劇団ONE
第五回公演(演出/犬石隆)

ロビーには出演者たちの写真がずらり。
小屋のサイズともマッチする
豪華な展示に期待が高まります。



その中の一葉。高田さんが知人。
ほかにも過去に此処の舞台に立った
プロのアーティストらのサインが。





そうそう、八月には松竹製作の
『牡丹燈籠』が来るようで、
旧知の一色采子さんの妖艶な和装姿が
目を引くポスターと今日の演目の
チラシが並んでもいました。
(左下が一色さん。上段に主演の
山本陽子さん、相手役・佐藤B作さん)

で『十二夜』。
シンプルな舞台装置に役者達が
それぞれ工夫を凝らした衣裳で、
賑やかに展開していく。
なんと喪に服すオリヴィアが
女子高生という大胆な設定だった。

恐らく最年少の彼女から上は六〇代まで、
文化推進プロジェクトの一環として
2012年結成された市民劇団だそう。

達者な役者が多く、驚いたが、
全編全力なので見る側は少々疲れる。
そこは「プロ」の演出にメリハリを
つけて欲しかったな~と(@_@)

倉庫を改装したフットサル場や



教習所などを横に見ながら、
行政と演劇との関係などに
思いを馳せながら帰りました。
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小士高麗化

2017年06月04日 | スポーツ
若きプレイヤー(小士)が
続々と好成績を挙げている。

リオ五輪を境に超ブレイクした
平野ハリケーン美宇は、16歳。
48年ぶりの世界選手権メダル確定に
「AKBみたい」とコメント。
それが〈貫禄〉にさえ感じられる。

蛇足ながら「ハリケーン」は
彼女のミドルネームではなく、
最近メディアに命名された代名詞。

そんな美宇の好敵手・伊藤美誠は
早田ひなと組み、こちらも快進撃!
「みまひな」はダブルスでベスト4。
三人揃って、2000年生まれ。

世界と戦う高二に吃驚していたら、
張本智和にいたっては中学生って
ε=ε=┏(・_・)┛

史上最年少プロ棋士・藤井聡太は
《14歳2カ月》という快挙を
忘れさせるかのように連勝記録を
積み上げて、ついにその星を
20の大台に乗せ、歴代6位タイ。

ちなみにデビューからの連勝11は
遥かかなたに更新している。

そんな彼もまたバリバリの(?!)
ジュニアハイスクーラー。
はい、そんな言葉はありません
正しくは、junior high school student。

とにもかくにも。
〈少子高齢化〉の時代に若い躍動は
いと麗し
現代訳「大変壮大で美しく立派だ」。

さて。
世界選手権2017での日本勢は、
前述の若手以外も皆が好調で
混合複の吉村真晴・石川佳純組が
大逆転で金メダルに輝き、
大島祐哉・森薗政崇組も
てっぺんに王手を掛けている。

福原愛におんぶにだっこだった
「イメージ」も強かったけれど、
「層」として厚く強い!!

そうそう、愛ちゃんは国際結婚し、
新婚生活を満喫しつつ充電中ですが、
張本の両親が中国人、新大関の高安は
母がフィリピン人と〈国際化〉も
すっかり当たり前だのクラッカー。

バレーボールの宮部藍梨、
庭球の大坂なおみ、バスケの八村塁、
陸上競技部のケンブリッジ飛鳥と
枚挙にいとま、なしだ。


これまた蛇足になりますが、
9秒台を狙うプロの短距離走者は、
ケンブリッジ飛鳥アントニオが
フルネームであります。
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