たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「夕日に赤い帆(Red Sails In The Sunset)」

2019年06月21日 17時38分27秒 | 懐かしいあの曲

午前中 市内のホールで映画を見た後 敢えて バス利用せず、
途中 買い物をしながら ゆっくり歩いて帰ってきた。
いつも 横目で見ながら車で通過、
なかなか寄れない、
行列の出来るラーメン店で 
昼食をとることも ひとつの目的ではあったが・・・。
約1時間、スマホの歩数計で 約7,000歩、
今日は 曇時々晴だったが、湿度が高く、
途中からは 買い物袋をぶら下げての歩き、
一汗かき、疲れてしまい、
午後は うつら、うつら・・・、
船を漕いでしまった。
今日の日没時刻は 19時頃のようだ。
日が長ーい。
18時、まだまだ 日没までには時間が有る。、
雲の多い西の空が 淡く染まってきた。

スチール・ギター演奏の 「夕日に赤い帆(Red Sails In The Sunset)」 (YouTubeから共有)

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映画鑑賞 「万引き家族」 

2019年06月21日 14時33分44秒 | 暮らしの記録

先日 市内の公共ホールで 地元の「良い映画を見る会」主催の映写会が有り 映画 「あん」を観賞したばかりだが、
同会主催の映写会、今月は2週連続して行われるとの予告をいただいており、今日の午前 その映写会に行ってきた。
映画館やホール等で映画を観ることをしなくなって久しい老夫婦、
まして2週連続して わざわざ バス、徒歩で 映画鑑賞に出掛ける等は 
日頃 映画鑑賞を趣味とされておられる方には おかしいかも知れないが
わが家にとっては 大ニュースの部類になる。

今回上映された映画は 
昨年2018年6月に公開された 是枝裕和監督、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡菜優、城桧吏、佐々木みゆ、樹木希林、池松壮亮、緒方直人、柄本明、等々出演の 
「万引き家族」。
第71回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルム・ドール賞を受賞した作品である。

新聞やテレビ等で 話題になっていた映画であることは知っていたが、
実際には 観る機会が無かった。 
丁度いい・・・ということになり、
足を運んだ。

親の死亡届も出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の実際に有った事件を元に 家族の絆や社会問題について 10年近く構想し、作り上げた作品なのだそうだ。

東京の下町の日雇い労働者柴田治とクリーニング工場で働く治の妻柴田信代は いずれもわけ有りの 亜紀祥太初枝の5人で暮していたが ある冬の夜、近所の団地の外廊下で震えていた 児童虐待の疑いの有る幼い女の子(ゆり→りん)を見かねて連れて帰った。
一家は 表向き独居老人ということになっている初枝の年金と 親子で手掛ける万引きで生計を立てていたが ついに 全てが明らかになってしまい、
最後には 柴田家の一員となっていたりん(実は北条じゅり)は 元の家族に戻され 以前と変わらない児童虐待を受けることになる。
そのいたいけな姿と 団地の外廊下で遠くを眺めるシーンには やるせないものがある。
現実に 児童虐待の報道は絶えない。
産んだ子を虐待する・・・、そんなことが起きる社会になってしまっている。
「盗んだのは 絆でした」
家族の絆について 考えさせられる映画だと思う。