たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

葉室麟著 「千鳥舞う」

2024年02月13日 22時25分56秒 | 読書記

図書館から借りていた、葉室麟著 「千鳥舞う」(徳間書店)を、読み終えた。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしている。


■目次
「比翼屏風(ひよくびょうぶ)」「濡衣夜雨(ぬれぎぬやう)」
「長橋春潮(ながはししゅんちょう)」「箱崎晴嵐(はこざきせいらん)」
「奈多落雁(なたらくがん)」「名島夕照(なじませきしょう)」
「香椎暮雪(かしいぼせつ)」「横岳晩鐘(よこたけばんしょう)」
「博多帰帆(はかたきはん)」「挙哀女図(こあいじょず)」


■主な登場人物
 里緒(りお、春香(しゅんこう)、福岡藩作事方箭内重藏(やないじゅうぞう)の三女)
 杉岡外記(すぎおかげき、狩野守英(かのうもりひで)
 衣笠春崖(きぬがさしゅんがい)、春楼(しゅんろう)、千歳、
 白水養左衛門(養禎(ようてい))、お葉、
 亀屋藤兵衛、
 お文、捨吉、おりう、弥永小四郎、
 加瀬屋加瀬茂作
 相模屋善右衛門、妙、
 与三兵衛・とみ、
 瀬川新九郎・お峰、清吉(瀬川清吉)、瀬川豊松、
 七代目市川團十郎、中山七藏、藤川勝蔵、
 湖白尼(お雪)、恵心尼(百合)、
 仙崖和尚、智照、
 福岡藩第11代藩主黒田長溥
 
■あらすじ等
 三年前に、妻子ある狩野門の絵師・杉岡外記との不義密通が公になり、師の衣笠春崖から破門
 されていた女絵師・春香(里緒)は、博多織を江戸ではやらせた豪商・亀屋藤兵衛から、
 「博多八景」の屏風絵を描く依頼を受ける。三年後に迎えにくると約束して江戸に戻った外記を
 待ち続ける春香の揺れ動く想いと、「博多八景」を描きながら出会った女性たちの人生が交錯、
 涙と感動の長編時代小説である。

 離れ離れになった人達の哀切に満ちた恋の行方は?、
   里緒は、お葉の姿をしっかり見据えて、女の悲しみを伝える「挙哀女図」を描こうと
   思い立った。

 で、物語が終わっている。
 著者の綿密な時代考証による、「博多(はかた)」「福岡(ふくおか)」の成り立ち等や、
 「博多八景」に関わる旧地名が随所に登場、当時の風景描写がされており、
 その都度、現代地図で、だいたいの位置や方向等、見当を付けながら読み進めたものだが、
 一度も訪れたことの無い「博多」「福岡」が、かなり身近に感じられるようになった気がする。

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猫額庭にクリスマスローズも咲き始めて・・・、

2024年02月13日 13時23分17秒 | 暮らしの記録

当地、今日は、最低気温 -3℃、最高気温 16℃、
寒暖の差が激しい日になっているが、
日中は、3月中旬並み?、
春陽気になっている。
放ったかしの我が家の猫額庭でも
鉢植えのクリスマスローズが咲き始めており、
「花の写真を撮るだけ係」の爺さんの出番。
今年もまた、
「花と爺さん」?の季節がやってきたようだ。


爺さんの備忘録的花図鑑 
「クリスマスローズ」
👇
こちら


振り返り記事
「花と小父さん」
👇
こちら


 

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