毎年、冬になると、なんとなく思い浮かんでくる、子供の頃や若い頃、聴いたり歌ったりしていた懐かしい曲が、いくつかあり、これまでも、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に、繰り返し繰り返し、書き留めてきたが、童謡・唱歌「冬景色」も、その一つである。
今年もまた・・・・。
今からおよそ21年程前にもなる、2004年1月18日に、撮っていた当地の雪景色の写真10数枚が残っている。その日、当地としては珍しく積雪があったようで、「犬は、喜び、庭駆け回る・・・」ではないが、多分、北陸の山村育ちの爺さん、雪景色に浮かれて?、歩き回り、カシャ、カシャ、撮ったんだと思う。
その後も、何度か降雪、積雪したはずだか、雪景色の写真が、さっとは見当たらない。
北国では当たり前の雪景色ではあるが、何年かに数回、降雪、積雪するかどうかの当地、
写真を撮りたくもなる。
こんな写真を見ると、思い浮かんでくる曲が、童謡、唱歌の「冬景色」である。
小学校だか中学校で習ったような気もする「冬景色」。
最近の音楽、知らず分からず覚えられずの爺さんにもかかわらず、1番だけではあるが、未だにソラで歌えるから不思議なことだと思う。
今更になってネットで調べてみると
「冬景色」は、1913年(大正2年)発行の「尋常小学唱歌第五学年用」の掲載された文部省唱歌だった。4分の3拍子の曲で、歌詞は、冬の初めの頃の、1番、水辺の朝、2番、田圃の昼、3番、里の夕方を描写したものだが、作詞、作曲 共 不詳なのだそうだ。
2007年(平成19年)には、「日本の歌百選」に選ばれている。
「冬景色」
作詞・作曲 不詳、文部省唱歌
さ霧消ゆる 湊江(みなとえ)の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家
烏(からす)啼(な)きて 木に高く
人は畑(はた)に 麦を踏む
げに小春日(こはるび)の のどけしや
かへり咲(ざき)の 花も見ゆ
嵐吹きて 雲は落ち
時雨(しぐれ)降りて 日は暮れぬ
若(も)し灯火(ともしび)の 漏れ来(こ)ずば
それと分かじ 野辺(のべ)の里
「冬景色」・ひまわり (YouTubeから共有)
「冬景色」・ 宗次郎 (YouTubeから共有)