鳥にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた スズメ、ツバメ、カラス、ハト位は、パッとみて直ぐに分かるが その他の野鳥については、実際に見掛けても、数年前までは、ことごとく「君の名は?」だった。
それが、ブログをやるようになってからのこと、数多の方々のブログで鳥の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、散歩・ウオーキング途中等で鳥を見掛けると、やたら写真を撮ってきたりして、それまで知らなかった鳥名を教えて貰ったり、自分で調べたりして、少しずつ分かる鳥が増えてきている気がしている。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ カテゴリー 「爺さんの備忘録的鳥図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。鳥に詳しい方からは 「なーんだ、そんな鳥も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、備忘録的鳥図鑑になる。
昨日の散歩・ウオーキングの途中、肉眼では何の鳥だかも分からないまま、カルガモの群れのそばでちょこまか動き回っていた鳥を、コンデジで、カシャ、カシャ撮って帰ってきたが、調べてみると、どうも、「バン(鷭)」という鳥のようだ。初めて見掛けて、初めて撮った鳥、忘れない内に、書き留め置くことにする。
足に水かきが無い
バン(鷭)
ツル目、クイナ科、バン属、
形態 全長 約35Cm、ハト位の大きさ、
成鳥は、黒い羽毛で覆われるが、幼鳥の羽毛は、薄い褐色。
額には、くちばしが延長したような「額板」が有り、繁殖期には、
「額板」とくちばしの根もとが赤くなる。
幼鳥の内は、「額板」も小さい。
分布 オセアニアを除く全世界に分布、
生態 湖沼、川、水田、湿地、公園の池等で生息、
食性は、昆虫、甲殻類、植物の種等、雑食性、
長い足を高く上げて、水際を歩き回ることが多い。
泳ぐことも、水に潜ることも出来るが、得意ではない。
足に水かきが無いため、スイスイ泳げず、泳ぐ時は、水上で首を前後に
振リ振り、全身を使って泳ぐ、
飛ぶのも苦手で、逃げる時は、走って茂みに隠れる、
足は、他の野鳥と比べて強靭で、足場や物をがっちり掴んだり、
木の枝に登ったりも出来る。
「クルルッ、クルルッ・・・」「クエッ・・」と大きな声で鳴き、
水田を害鳥から守る「番」をしてくれる鳥として「鷭」という名が
付けられたのだそうだ。
「オオバン(大鷭)」と「バン(鷭)」の違い
同じクイナ科の野鳥で、共に湖沼、川、水田、湿地、公園の池等で見られる野鳥、「オオバン」と「バン」。大きな違い、特徴は・・・。
(1)「額板」の色、オオバンは、白色、
バンは、赤色、
(2)「羽毛」の色、オオバンは、黒一色、
バンは、淡い黒褐色、
横に白色の線、下尾筒の両端が白色、
(3)「足」、オオバンには、水かきが有る、
バンには、水かきが無い、
(4)「大きさ」、バンは、ハト位の大きさ、
オオバンは、バンより大きい、
オオバン(大鷭)
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