gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」=「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」と決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
先日、数年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「河は呼んでいる」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。
懐かしい映画と映画音楽・その65
映画「河は呼んでいる」と主題曲「河は呼んでいる」(再)
メロディーや歌詞の一部が脳裏に焼き付いていて、口ずさむことさえ出来る曲なのに、その曲名や歌っていた歌手名が、全く思い浮かばないまま、何年も、モヤモヤしてしている曲って、結構有るものだ。
それがひょんなところから、まず歌手名に気付いたり、その歌手名から検索して、曲名が分かったりし、カチカチでなかなか出なかったものが やっと出たような、スッキリ爽快な気分になることがよく有る。
「河は呼んでいる」も、その一つだった。
ある時、ふっと、歌手名、中原美紗緒を思い出し、その曲名「河は呼んでいる」に気がついたのだった。
さらに、「河は呼んでいる」は、映画「河は呼んでいる」の主題曲だったことも分かり、
「へー!、そうだったのか」、
目から鱗・・・、になったものだ。
今更になってネットで調べてみると
「河は呼んでいる(L'eau Vive)」は、作詞・作曲 ギイ・ベアール(Guy Beart)のシャンソン曲で、1958年(昭和33年)に、フランソワ・ヴィリエ 監督、パスカル・オードレ、シャルル・ブラヴェット等出演で製作、公開されたフランス映画「河は呼んでいる(L'eau Vive)」の主題曲だった。
当時から現在まで、映画の方は、全く観た記憶が無いが、主題曲の方は、そのメロディ、日本語歌詞まで、妙に脳裏に焼き付いているのだ。
それは、日本では、映画公開当時 シャンソン歌手として人気が高かった中原美沙緒が、音羽たかし 訳詞の「河は呼んでいる」を歌い、大ヒット。同年のNHK紅白歌合戦でも歌っていた位だったからなのだと思う。
作詞・作曲 ギイ・ベアール(Guy Beart)
日本語訳詞 音羽たかし
唄 中原美沙緒
「河は呼んでいる(L'eau Vive)」
デュランス河の 流れのように
子鹿のような その足で
駆けろよ 駆けろ
かわいいオルタンスよ
小鳥のように いつも自由に
岸辺の葦に 陽はふりそそぎ
緑なす野に オリーブ実る
駆けろよ 駆けろ
かわいいオルタンスよ
心ゆくまで 子羊たちと
やがてすべてが 流れの底に
埋もれる朝が おとずれようと
ごらんよ ごらん
かわいいオルタンスよ
新しい天地に あふれる水を
(ネットから拝借画像)
映画「河は呼んでいる」・ツィター演奏・アントン・カラス(Anton Karas)
(YouTubeから共有)
中原美沙緒の「河は呼んでいる(L'eau Vive)」 (YouTubeから共有)
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