鳥にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた スズメ、ツバメ、カラス、ハト位は、パッとみて直ぐに分かるが その他の野鳥については、実際に見ても 以前は、ことごとく「君の名は?」だった。
それが ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の鳥の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、散歩・ウオーキング途中、やたら写真を撮ってきたり、教えて貰ったり、自分で調べたりして、少しずつ分かる鳥が増えてきている。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ カテゴリー 「爺さんの備忘録的鳥図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。
毎年 春先 屋外で畑仕事、庭仕事等を始める頃になると 近くの雑木林や民家の庭先までやってきて 賑やかに(けたたましく)囀る鳥がいる。その名は「ガビチョウ(画眉鳥)」。10数年前までは その名前も知らず、かいもく見当もつかない鳥だった。日本古来の野鳥ではなく 侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているという鳥。いかにも外来種らしい風貌をしている鳥である。
10分、15分・・・、独特の美声を、「聞いて!聞いて!」と言わんばかり、息もつかさず囀り通し 次の舞台に移動していく様は なんとも 自己主張の強い 目立ちたがり屋に見えて 思わず笑ってしまうが、その囀りを 「けたたましい、騒音」として嫌う方も多いようだ。我が家では むしろ「おお 鳴いてる。鳴いてる」と ある種、楽しみにしているところがあり、近くの川原や山道を散歩・ウオーキングの途中でも、出会うたびにも、カメラを向けてしまっている。ネット等には 警戒心が強い野鳥とも記載されているが 玄関の前の庭先でごそごそ餌を探し回ったり、人間の近くで堂々と独演会?をやらかす、ずうずうしいところも有るような気がして、よくわからない。
「ガビチョウ(画眉鳥)」
スズメ目、チメドリ科、ガビチョウ属、
和名「画眉鳥」は中国名「画眉(ガビ)」をそのまま日本読みにした
鳥名。
近似種に「カオグロガビチョウ」「カオジロガビチョウ」がある。
特徴 眼の周りとその後方に眉状の白い紋様を持っている。嘴の色は黄色。
分布 中国南部、東南アジア北部、
日本国内では 南東北、関東、中部、九州北部等で観測されている留鳥。
東南アジア、特に中国で愛玩鳥として一般的に飼われていた鳥で
日本には 1970年代に飼い鳥ブームに乗って大量に輸入されたが
そのけたたましい囀りが、近所迷惑、騒音が捉えられ、人気が無くなり、
遺棄、放鳥したものが各地で繁殖。
外来生物法で「特定外来生物」に指定されている。
現在は 届け出を出している場合を除いて愛玩、鑑賞目的での飼育は
禁止されている。
生態 里山、人家に近い雑木林、川原等に生息。
地上採食性で、地面を走り回って昆虫や木の実を捕食する。
外付けHDからこれまで撮っていたガビチョウの写真を引っ張り出してみた。
近くの川原を散歩中、雑木の枝にとまって囀り出したガビチョウ、
良く見える角度でその囀りを 動画でも撮っていたが
所詮、コンデジ、手持ち撮影でブレブレ、
ものにならなかった気がする。
畑地の隣りのお宅の庭木で囀りまくっていたガビチョウ、
畑仕事中断、そっと近づいて・・、
裏のお宅の庭木で囀りまくっていたガビチョウ、下から見上げて・・、
突然、近所に響き渡ったガビチョウの鳴き声・・・そっと出てみると、
猫額の我が家の庭のキウイの枝先にとまって囀りまくっていた。
珍しく2羽でやってきていた。番(つがい)だろうか。
散歩の途中、雑木林で囀りまくっていたガビチョウ、
ちょっと遠過ぎて かなりトリミング、ピンボケ
特定外来生物「ガビチョウ(画眉鳥)」の囀り。(YouTubeから共有)
ウルサイ鳥だ!と思ってしまう派、独特な囀りに聞き惚れてしまう派・・、
果たして 皆さんは ?。
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