外付けHDにやたら保管している写真、
そのほとんどは、コンデジで撮った拙劣写真ばかりで
保管しておくような代物では無く、
時々は覗いて、消去、整理を繰り返しているが、
たまりたまって大量、切りがない。
たいがい 飽きがきてしまい、
「まあ、急ぐことなかんべ・・」
結局、おざなりになってしまう。
このところ、古い花の写真や鳥の写真を引っ張り出したりしていて
ふっとミツガシワが 思い浮かんだ。
もう20年以上前のこと、
2000年7月1日に、山仲間と八甲田山を訪れたことが有った。
悪天候、雨山行の中、上手無岱で花に詳しい山仲間から教えてもらい、
初めて知った花のひとつにミツガシワ(三槲)が有り、妙に印象に残ったものだったが、
その後見かけることもなく、すっかり忘れていた。
つい最近になってからのこと、国営昭和記念公園を訪れた際に、たまたま立ち寄ったトンボの湿地に ミツガシワが咲いているのに気がついて、思わず「ミツガシワだ!」と声を出してしまったことがある。ミツガシワは どうも八甲田山の思い出と繋がる花になってしまったようだ。
2000年7月1日 八甲田山上毛無岱で撮ったピンボケ写真
国営昭和記念公園、トンボの湿地に咲いていたミツガシワ(三槲)
ミツガシワ(三槲)
ミツガシワ科、ミツガシワ属、多年草、
小葉の形がカシに似ており、3枚付けることから付けられた名前。
別名 ミズハンゲ(水半夏)
分布 北半球の寒帯や北方の湖沼に生える植物、
日本では主に北海道、東北地方の湖沼、湿原、池塘、水路等で見られるが
関東以西の温暖地でも 環境により見られる。
約200万年前の氷河期から北半球に生息していた植物で
「氷河期の遺存植物」等とも呼ばれている。
草丈 15cm~40cm
花色 白色、
蕾の内はピンク色掛かっているが、白い綿毛を付けた純白の花になる。
開花期 4月~8月頃、
花言葉 「私は表現する」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます