若い頃 良く聴いていた音楽でも いざ「思い出せ!」となるとなかなか出てこないものだ。
ただ 時々 何かのきっかけで、ふっと思い浮かぶ曲が有り、そんな時は、再びまた思い出せなくなってしまわない内に ブログに書き留めることにしている。
ふっと思い浮んだ曲、「思い出のグリーングラス」、
今さらになってネットで調べてみると
「思い出のグリーングラス(Green Green Grass of Home)」は カントリーミュージックの聖地とも呼ばれていたアメリカ テネシー州のナッシュヴィルを中心に活動していたカーリー・プットマンが作曲、1665年(昭和40年)に発表した曲、カントリー・ウエスタン正統派のポーター・ワゴナー(Porter Wagoner)が歌って大ヒットした曲だった。その翌年には イギリスのトム・ジョーンズがカヴァーし 更に世界中で大ヒット、日本でも 森山良子、尾崎紀世彦等、数多の歌手にカバーされ、昭和40年代、良く耳にしていたものだった。
最もよく聴いていたのは やはり、山上路夫訳詞の森山良子の「思い出のグリーングラス」だったが、都会暮らしに疲れた人が緑あふれる田舎暮らしを思う気持ち、望郷の気持ちがメルヘンチックに綴られた歌詞に共感していたように思う。
しかし オリジナルの英語詞をそのまま日本語訳すると 処刑の日を迎える朝、死刑因が見た美しい夢を綴ったもののようで、イメージが まるで違ってきてしまう。
へーっ!、そうだったの!、目から鱗・・・である。
それから私は目を覚まし、私のまわりを見る
私の四方を囲むのは、冷たい灰色の壁、
それから私は夢をみていたことに気づく
そこには刑務官と、悲しい老いた牧師がいる、
明け方には腕をとられて、私達は歩いていくことになる、
もう一度、私は故郷の緑の芝生に触れるだろう、
自分の遺体が埋葬されるシーンを思い浮かべながら・・・・、
YouTubeから共有させていただいた。
ポーター・ワゴナー(Porter Wagoner )の「Green Green Grass of Home」
森山良子の「思い出のグリーングラス」
コメントいただき有難うございます。