昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。
当時の近所の雪景色
子供の頃は 珍しい光景ではなかった。
除雪車両等無かった時代、雪上、かんじきで踏み固めた一本道を
長靴でズブズブ埋まりながら 登校したものだ。
No.69 「はかいく」
「順調にいく」「捗る」「能率が上がる」という意味合いで、使われていたような気がする。
例えば
「オマンタ、テツドウテクレタソイ イネカリ ハカイッタワネ」
(あなた方が 手伝ってくれたので、稲刈りも順調に進みましたよ)
「ユキワリモ オオゼデヤリャー ハカイクノー」
(雪割り(除雪)も 大勢でやれば 捗りますね)
「シャベッテバッカリデ ハカイカンネ」
(おしゃべりばかりしていて、ちっとも捗りませんね)
「はかいく」今でも使っています(^^♪
「おめさんのおかげで、ば~か、はかどった」という感じです。
「あたなに手伝ってもらって、とっても仕事がすすみました。」という訳になるでしょうか(^^;)
御地も、今年は雪が多そうですね。雪の怖さを知っていますので、映像画像を見ると、ヒヤヒヤしてしまいます。くれぐれも、事故、ケガの無いように、お過ごし下さい。春はもうすぐです。
コメントいただき有難うございます。
「… … はかいったわいね」
母の声が聞こえてきました
故郷の方言は忘れないものですね
母は黄泉の国の住人ですが
懐かしくて 胸がジーンとしてしまいました
コメントいただき有難うございます。
ん?五七五 笑)
高崎時代のやりとりです・・・
ちゃーんと 五七五になってるコメント、
上州でも、使われていましたか。もしかしたらかなり広い地域で使われている言葉なのかも知れませんね。
コメントいただき有難うございます。