国民年金頼り暮らしの老夫婦、
今冬、みかん等は、高くておいそれとは買えず、
毎年続けているメジロおもてなし?の方も
ずっとおろそかにしていたが、
先日、数個のグレープフルーツの不良品をゲット、
早速
「遅れ馳せメジロ歓迎おもてなし」
をしたところ、待ってましたとばかりやってきた。
今日も ツガイだろうか、2羽がやってきて、
「メジロ様ご予約指定席」?として設えた餌台で
代わる代わる 啄んでいた。
ただ、毎度のことながら
目ざとく見つけてやってきて餌台を占拠してしまう悪役?ヒヨドリが、
僅かなグレープフルーツ、あっという間に平らげてしまうから困ったものだ。
「なんか文句有る?」
「そこ、メジロの指定席なんですけど・・・」
判官贔屓の爺さん、つい リビングの出窓のガラス戸を ドン!、ドン!
脅かして、ヒヨドリを追い払い、メジロを優先させてしまうが、
一旦 飛び去っても近くの高枝でちゃんと様子見しているヒヨドリ、
しばらくすると またやってきて、メジロを追い払う。
周辺の野山、河原、畑等に 木の実や虫が少なくなっているはずのこの時期、
ヒヨドリだって腹ペコ、必死で 民家の庭までやってきているに違いなし。
「招かざる客にも情けおもてなし」
メジロとヒヨドリにずっとつきあっている分けにはいかない。
なるようにしかならない。
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