たけじいの気まぐれブログ

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民謡をたずねて・その36

2024年07月01日 20時18分50秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり覚えが無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

               

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、ページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、日本全国の「民謡をたずねて」・・・、みよう等と思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その36
「津軽じょんがら節」
(青森県)

「津軽じょんがら節」もまた、NHKの「あなたが選ぶ民謡ベスト100」等で、常に上位にランクインされる民謡のひとつである。力強い津軽三味線に合わせて、歌い上げる独特の曲調の民謡でであり、簡単には歌えない民謡だと思っているが、何故か子供の頃から、脳裏に焼き付いている気がする。
今更になってネット等で調べてみると
「津軽じょんがら節」は、津軽の代表的民謡のひとつになっているが、現在の青森県黒石が発祥の地なのだそうだ。その由来は、慶長2年(1597年)に、黒石城主千徳政氏が、後に津軽藩の藩祖となった大浦為信 に滅ぼされて落城、その戦いの際、炎上した神宗寺の常縁和尚は、本尊を背に浅瀬石川の深淵に身を投げて果て、その1年後下流で発見され部落民の手でねんごろに埋葬されたが、この事件で、村人達は、千徳政氏の悲運を嘆き、常縁和尚の名を借りて唄った口説節が始まりで、「常緑」がなまって、「じょんから節」となったと言われているのだそうだ。
「へー!、そうだったのか」、
目から鱗・・・・・である。


(参考・参照)
👇️
黒石観光協会ホーム・ページ
「津軽じょんがら節発祥の地」


(参考・参照)
👇️
HNK「名曲アルバム」
津軽じょんがら節(青森県民謡)


「津軽じょんがら節」  (YouTubeから共有)



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