たけじいの気まぐれブログ

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爺さんの備忘録的鳥図鑑その15「ライチョウ(雷鳥)」(再)

2021年04月21日 18時00分58秒 | 爺さんの備忘録的鳥図鑑

鳥にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた スズメ、ツバメ、カラス、ハト位は、パッとみて直ぐに分かるが その他の野鳥については、実際に見ても 以前は、ことごとく「君の名は?」だった。
それが ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の鳥の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、散歩・ウオーキング途中、やたら写真を撮ってきたり、教えて貰ったり、自分で調べたりして、少しずつ分かる鳥が増えてきている。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ カテゴリー 「爺さんの備忘録的鳥図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。鳥に詳しい方からは 「なーんだ、そんな鳥も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、備忘録的鳥図鑑になる。


中高年になってからのこと、時間的余裕、精神的余裕、経済的余裕等、まるで無かった自営業を続けていた頃のことだが、敢えて、家族で、夫婦で、仲間で 1年にほんの数回だけだったが、北アルプスや南アルプス等、憧れていた山を訪れた時期が有った。もちろん夏山中心、指折り数える程の山行歴しかないが、それだけにそれぞれの思い出は深く、やたら撮った写真も 外付けHDに保管してある。そんな古い写真を整理していて、僅かな山行歴にも拘らず、幸運にも、ライチョウ(雷鳥)と、5回も出会っていることが分かった。
ライチョウ(雷鳥)は 森林限界を超える高山にのみに生息する大型の鳥で、トキ(朱鷺)やタンチョウヅル(丹頂鶴)等と同様、国の特別天然記念物に指定されている鳥である。

参照 → 環境省ホームページ「ライチョウ」

登山道から雷鳥の姿を見掛けたりすると、思わず声を抑えて、「アッ!雷鳥だ!」と言ってしまう。登山者にとって 雷鳥は特別の存在のような気がする。コンデジで撮った拙劣写真ばかりだが 写真を見ると あの日、あの場所の情景まで蘇ってくる。


雷鳥との出会い1回目、
1989年(平成1年)の夏、
白馬岳から小蓮華山に向かう途中、馬の背付近?で、親子連れの雷鳥?、

バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮った紙焼き写真を
スキャナーで取り込んだもので分かりづらい。

雷鳥との出会い2回目、
1997年(平成9年)の夏、劔岳、一服劔から前劔の途中?

雷鳥との出会い3回目、
2000年(平成12年)の夏、五竜岳から唐松岳に向かう途中、
大黒岳付近、登山路にいた番らしき雷鳥、
しばし立ち止まって観察、足元の先2m位まで近づいてきて、逃げる様子もなく。

雷鳥との出会い4回目、
2000年(平成12年)の夏、唐松岳から八方尾根を下る途中、
丸山付近、こちらも番らしき雷鳥、

雷鳥との出会い5回目、
2014年(平成26年)の夏、八方尾根上部、丸山付近、
かなり激しい雨の中だったが 
登山路から10m位離れた叢にいた番らしき雷鳥


ライチョウ(雷鳥)

キジ目、キジ科、
形態 体長 35cm~37cm程、ずんぐりした大型鳥、
   夏羽は 白、黒、茶斑模様、冬羽は 尾を除き全身白色になる。
分布 北半球北部の寒帯一帯、
   日本では 主に北アルプス、南アルプス、御嶽山、乗鞍岳等、
   本州中部の標高2,200m~2,400m以上の
   高山帯(ハイマツ帯や岩石帯)に生息している留鳥。
   亜種ニホンライチョウは 氷河期が去った後に取り残された遺存的集団、
   世界の最も南に分布している絶滅危惧種。
生態 高山植物の芽や種子、昆虫類等を食べる。
   繁殖期には オス、メス 番(つがい)で生活する。


ライチョウ(雷鳥)の鳴き声 (YouTubeから共有)




 


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