蝶にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた モンシロチョウ、モンキチョウ位は、なんとか同定出来そうだが、その他の蝶については、実際に目にしても、ことごとく 「君の名は?」である。数年前までは、全く興味も関心も無く、蝶の写真を撮るなんてこともしていなかったような気がするが、ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の蝶の写真等を見て、無知ぶりを痛感、次第に興味関心が湧き、以後、名前を知らない蝶でもなんでも、見掛けると、やたら写真を撮ってきたりするようになっている。帰ってきてから、息子達が子供の頃に使っていた「小学館昆虫図鑑」で調べたり、ネットで確認したりして、少しずつ分かる蝶も増えてはきているが、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的昆虫図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。蝶に詳しい方からは 「なーんだ、そんな蝶も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、自分のための蝶図鑑になる。
2年前、2019年7月30日の散歩・ウオーキング途中に撮っていた蝶の写真が有り、蛾か?蝶か?の判別も出来ず、「君の名は?」だったが、どうも「ダイミョウセセリ」という名前の蝶であることが分かった。もちろん、初めて知る蝶名、またすっかり忘れてしまわない内に、改めて書き留め置くことにした。
2019年7月30日に撮っていた「ダイミョウセセリ」(関東型)
ダイミョウセセリ(大名挵)
セセリチョウ科、ダイミョウセセリ属
翅の形と模様が、家紋のついた裃(かみしも)に見立てられ、
「大名(ダイミョウ)」の付いたようだ。
「挵(せせり)」とは、突っつく、からかう等という意の言葉、
チョコマカ、落ち着き無く、飛び回ることから付けられて蝶の属名。
大半のセセリチョウの仲間は、翅を半開きにして、三角錐のような格好で
止まるが、ダイミョウセセリは、翅を水平に広げて止まることが多い。
特徴 前翅長 1.5cm~2cm、
翅は、黒色に近い褐色、前翅の表裏に大小の白斑が入っている。
関西以西のダイミョウセセリの後翅には、白帯が有るが、
関東型には、白帯が無いか、淡い。
分布 中国、台湾、朝鮮半島、ロシア南部、日本等、東南アジア、
日本各地で成虫がよく見られる時期は 4月~10月頃
生態 里山、雑木林周辺、畑地、河川敷等で生息、
いろんな花で吸密する
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