たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

五七五言葉を紡ぎボケ防止 2022年5月

2022年06月07日 16時11分52秒 | 川柳・俳句・五七五

数年前までは、まるで興味も関心もなかった川柳。
ユーモアセンスゼロ、頭カチカチ、クソ真面目、まるで面白みの無い、川柳とは程遠い存在の爺さんが、ひょんなきっかけで、「面白そう?・・」等と思い込んでしまい、「川柳とは?」も分からないまま、単なる「五七五言葉並べ遊び」を始め、続けていたものだが、4年前頃に、相互ブログフォロワー登録している方からのお声掛け、お誘いを受けて、恥も外聞もなく、拙句、駄句を、投句してしまうことにもなっている。結果、何も分からなかった川柳の世界をちょこっとでも覗かせていただき、多くのことを教わってきたような気がしている。

ただ 所詮 川柳の才能無しの爺さん。
スタンスは、出題されるお題に対して、締め切り日までに、錆びついた老脳をギシギシ動かし、言葉を捻り出し、五七五に紡ぐという過程が、ある種、脳トレになっているに違いない、ボケ防止に多少は役立つかも知れない等という、淡い期待感から、続けていることだと思っている。
その出来不出来に関わらず、四苦八苦して?生んだ川柳(川柳もどき)、せっかく作った句を、忘れてしまわない内にブログに書き留め置くことにしている。


2022年05月に作った川柳(川柳もどき)


お題「許す」

    嫁姑見て見ぬ振りも術(すべ)の内
    (お互いに、小さなミスやアラを探さないこと、見付けても、見なかったことに・・。
      難しい・・かな?)

    何もかも許す気になる八十路過ぎ
    (達観?、いえいえい、余生を、平穏に暮らしたい・・・だけ?)

    山里に特許許可局ホトトギス
    (ホトトギスの聞き做しは、「トッキョキャカキョク♪、トッキョキョカキョク♪」)

お題「緑」

    新緑を愛でる縁側共白髪
    (厳しく長かった今年の冬、やっと開放され、新緑の候、
      今年も見られて良かったワイ・・・、つくづくと)

    ふるさとの緑で洗う都市の垢
     (今年の大型連休、何年か振りで故郷に帰った人達も多かったのでは・・・)

    御衣黄を見上げて一句か老夫婦
     (平安貴族を連想させるような緑色の花を咲かす桜、御衣黄・・・)

    山笑う声聞きたくて腰伸ばす
    (新緑の候、高齢者が、曲がった腰を伸ばし、周辺の山並みを眺める情景)

    園児言う緑のおばさんは都知事
    (そうか、いつも緑色の衣服着てるからなあー)

お題「見る」

    近頃は見た目姉妹母娘
    (遠くから、後ろから、見る限り、姉妹?、母娘?、
      分かんない感じのが多いなあー、)

    見ないでと言われりゃ余計見たくなる
    (人間の心理・・・)

    愚痴こぼす婆の顔見る膝の猫
    (毎日、何をぶつぶつ言ってるのかなあー、不思議そうに見上げる平和猫)

    一見で百聞の夢色褪せる
    (これまで聞いてきた情報、評判に期待して、出掛けてみたけど・・・)

お題「立つ」

    昇進の噂立つけど沙汰は無し
    (今度の人事で、もしかしたら・・・)

    よっこらしょ言わなきゃ立てぬ歳になり
    (日頃、無意識に、言ってるような気がする・・)

    腹立つなああんなに試食買わぬ客
    (そう思っても、決して口には出しません、お客様は神様です。店員)

    惚れ直す着物の妻の立ち姿
    (最後に、妻の和服姿を見たのは、いつ頃だっけ?、エッ!、50年前?)

    頂に立てばその先下るだけ
    (政治、経済、スポーツ、なんでも頂点に立てば、後は・・、栄枯盛衰?の理)

    立ったけど何で立ったか忘れてる
    (私、今 何をしようとして立ったのかしら?・・・)

折句「よ・か・ど」

    良くやった勝ち負け抜きで努力賞

    よそ見して踵(かかと)踏ん付け怒鳴られた


ラララ川柳「し・し・し」

    したたかに知らぬ存ぜぬしらを切る

ラララ川柳「め・め・め」

    名人の面子(めんつ)を掛けた名勝負


コメント (6)    この記事についてブログを書く
« 6月6日、梅雨入り | トップ | ムラサキツメクサ(紫詰草) »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄いです。才能あります❕ (yamaguti2520)
2022-06-07 16:52:21
凄いです❕才能があります。オジンのと比べたら、つきとスッポン・提灯と釣鐘ぐらい差があります。尊敬してしまいます。
返信する
yamaguti2520さん、こんばんは、 (takezii)
2022-06-07 17:34:50
爺さんも木にのぼってしまいますので、そんなにおだてないで下さい。入る穴を探しているところです。脳トレのつもりの、ヘボ句、多作、自己満足している次第なんです。私も数年前から、恥も外聞も無く、投句するようになっていますが、60代?のオジンさん、もし興味がお有りでしたら、耳寄り情報お知らせしますが、いかがですか。
コメントいただき有難うございます。
返信する
おはようございます (春爺)
2022-06-08 05:31:06
てんがら折句、天と地おめでとうございます!
そういえば「天と地と」映画ありましたネ~ 
しばりの三文字に関係なく川柳としての体裁が完璧に整っていると思います。
やはり少年期からの文章能力があったからですね~
 山笑う声聞きたくて腰伸ばす
季語がしっかり生きてますね・・まさに俳句。
俳句と言えば。
小生も「俳句ポスト365」で入ったことがありました。
【作品検索】→兼題「寒蜆」俳号「春爺」で入れると出ます~笑
朝から長々すいませんですぅ~~
返信する
春爺さん、おはようございます、 (takezii)
2022-06-08 06:09:27
有難うございます。
川柳の大先輩にチェックされ、光栄の至りです。私の場合は、脳トレのための単なる言葉遊びと決め込んでいる川柳ですが、たまたま選者に選んでいただけると、爺さんもつい木にのぼってしまいます。
早速、夏井いつき選、特選俳句、「寒蜆」、拝見しました。8年前に、すでに、高みに到達されておられる春爺さん、只者ではありませんね。川柳もそうですが、俳句はもっと奥が深く、とても中に入って行く気がしませんが、入り口付近をうろうろしたいものだと思います。これからも、是非、よろしくお願いします。
返信する
Unknown (warin2020)
2022-06-09 14:22:54
わぁ\(^o^)/\(^o^)/

一杯作られて凄いですね~😊😊

とても勉強になりますね😊😊

和輪は妻の立ち姿を詠まれた句が素敵だなぁ~ルンルン🎶と思いました🙇🙇😊😊

いいな!いいなぁ~🎵🎵

また作られるのを楽しみにお待ち致しております🙇🙇😊😊
返信する
warin2020さん、こんにちは、 (takezii)
2022-06-09 15:52:21
脳トレ、ボケ防止のつもりで、続けている五七五言葉並べの類で、お恥ずかしい限りです。ユーモアがコンコンと湧き出ずるwarin2020さんのようには、いきませんが、マイペースで続けていきたいと思っています。
コメントいただき有難うございます。
返信する

川柳・俳句・五七五」カテゴリの最新記事