「ムスターファ（Ya Mustapha）」

昨日、書き込んだ記事にいただいた春爺様のコメントに、これまで、すっかり老脳の記憶から喪失いた曲名が有り、「そうだ、そう言えば・・」、
懐かしい曲を思い出した。
「ムスターファ」だ。
せっかく思い出した曲、また、すっかり思い出せなくなってしまう前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に、書き留め置くことにする。

今更になってネットで調べてみると
「ムスターファ（Ya Mustapha）」は、元々は、中東の民謡だったようだが、諸説有り、１９６０年（昭和３５年）に、エジプトのシンガーソングライター、ボブ・アザム（Bob Azzam）が、これをカヴァーし、フランスでリリースしたところ、ヨーロッパで大ヒット。数多の歌手にカヴァーされた曲だった。
日本でも、１９６０年（昭和３５年）に、青島幸男が訳詞した、邦題「悲しき六十才」を、坂本九が歌ってリリースされ、当時、よくラジオ等から流れていたような気がする。なんとも変わった曲調と、コミックソング的歌詞で、ぼんやり聞いていただけの類ではあるが、記憶に残った曲だ。
「悲しき六十才」は、坂本九にとっては、初のヒット曲だったそうで、さらにその翌年にリリースされた「上を向いて歩こう」が、世界的に大ヒット、一躍スターの座を獲得したのだった。

「ムスターファ（Ya Mustapha）」、ボブ・アザム（Bob Azzam）　（YouTubeから共有）

「悲しき六十才」、坂本九、ダニー飯田とパラダイス・キング　（YouTubeから共有）